2021年1月米国の第46代大統領に米ジョー・バイデン、副大統領としてカマラ・ハリス上院議員が就任しました。女性としても、アフリカ系、アジア系の候補としても米国としては初の副大統領誕生ということで注目されていますが、カマラ・ハリスとはどんな人なのでしょうか。
インフルエンザ薬タミフルの効果はなく服用は日本だけ?副作用も
寒くなり、風邪やインフルエンザが流行る季節ですね。私の周りでも誰かが風邪をひいたとかいう話を聞くようになりました。ここイギリスでは風邪やインフルエンザでは普通は医者にもかからないし薬もあまり飲みません。とにかく安静にして外出せず休むことが一番だと言われます。日本ではこのような場合、医者に行ったか、薬は飲んだかとか言われるのとずいぶん違います。特にタミフルなどの薬について日本の常識は欧米の非常識みたいなこともあるので、それについてお話します。
イギリスの新聞:一般紙/大衆紙、階級によって購読者層が違う
イギリスの新聞はさまざま、同じニュースでも読む新聞によって扱われ方が全く違います。確固とした事実だけを伝えるものもあれば、ゴシップ中心のものもあり、どこまで信頼していいのかということもその背景を知らないとわかりません。また、読む新聞によってその人の階級や思想も大体わかってしまうので、知らないで選んだ新聞を見て変に格付けされたりもするので注意が必要です。
サフラジェットの闘い:イギリスの女性参政権獲得から100年
イギリスで女性が参政権(選挙権)を勝ち取った1918年2月6日から今年で100年になります。イギリスでは20世紀のはじめ、サフラジェット(Suffragette)と呼ばれた婦人参政権運動家がこの目的のために過激な運動を繰り広げていました。
レイプ被害で下着が性行為への同意を意味する? アイルランドのケース
アイルランドで起きたレイプ事件で、被害者である17歳の女性が事件にあった時に着ていた下着を理由に加害者が無罪放免になりました。これについて大きな抗議の声が上がり、女性たちが自分の下着の写真をSNS上にあげたり下着を見せてデモをする様子に注目が集まっています。どういう成り行きでこうなったのでしょうか。女性が着ているものが性暴行被害の理由になり得るのか、性行為への同意ということについても掘り下げてみたいと思います。
マンUマーカス・ラッシュフォードMBE「子供を空腹にさせないため」給食を無料に
イギリスでは貧困家庭の子供は学校給食が無料となりますが、学校が長期休暇になると昼食を満足に食べられない子供が出てきます。そんな子供をなくすために立ち上がったのがマンUの若手選手マーカス・ラッシュフォード。政府を相手に始めた運動が実を結び、MBE勲章を授与されることになりました。けれども彼の闘いは続きます。
大坂なおみ7枚のマスクでUSオープン優勝:日本と海外の反応
2020年全米オープンで大坂なおみが見事2度目の優勝を勝ち取りました。全米オープンの7試合で、人種差別への抗議の意を示すためのマスクを着用して現れた彼女への反応は米国では歓迎されましたが、日本では肯定的なものばかりではなかったようです。
イギリスの大学授業料が無料から学生ローン制度に変わった経緯
イギリスの大学は日本のように国立か私立かという区分がありません。すべてが国立なのですが、経営は大学ごとに独立しているので、その点からいうと私立です。特に最近は各大学が授業料を徴収して経営しているので私立と言ってもいいかもしれません。ほかのヨーロッパ諸国では大学の学費が無料であったり、有料でもかなり安い国が多いのですが、イギリスでは年間9250ポンド(約130万円)とかなりお高いのです。けれども、これは最近のことで1997年までは大学は無料でした。
愛子さまイギリス留学イートン校で寮生活7月22日~8月9日
皇太子ご夫妻の長女愛子さまが7月22日からイギリスのイートン校に留学する予定だということです。イートン・カレッジと言えばイギリス王室メンバーや貴族の子息が行く名門男子校。どうして愛子さまがイートンに?と不思議だったので調べてみました。
イギリス・ヨーロッパ海外旅行は治安に注意:スリやひったくり事例と対策
イギリスはパリやローマなどに比べるとスリなどの犯罪が少ないと言われていました。けれども最近はイギリス、特にロンドンでスリ,置き引き,ひったくり,偽警官による詐欺といった犯罪被害の報告が増えているそうです。日本は治安がいいことから、日本人はこういう犯罪に対して無知であるがために特に狙われると聞きます。ここではヨーロッパに限らず、海外旅行をするときの注意点や実際の犯罪の事例とその対策を紹介します。