米シェフ、オランダ王妃妹、ケイトスペード自殺多発の理由は

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米有名シェフのアンソニー・ボーデイン、オランダのマキシマ王妃の妹が自殺というニュースが立て続けに報道されました。数日前にはケイト・スペードの自殺が知らされたばかりなのに。それぞれ異なる境遇や状況ですが、最近著名人の自殺が報道される機会が増えている気がします。どうしてなのでしょうか。


アンソニー・ボーデイン

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名前:アンソニー・ボーデイン(Anthony Michael Bourdain)
生年月日:1956年6月25日生まれ(61歳)
出身地:ニューヨーク
職業:シェフ、作家、番組司会者
身長:190㎝
妻:Ottavia Busia
子供:一人娘Ariane

アンソニー・ボーデインはシェフですが、フードライターとしても活躍。フード・ネットワークショーでグルメレポーターをしたことから有名になり、世界を舞台にグルメ旅を繰り広げるドキュメンタリー番組で人気を博しました。

彼はバラク・オバマとベトナムの食堂でブンチャー麵とビールを楽しんだことがあります。

「大統領におごったよ。勘定は全部で6ドルだった。」と言っていました。

オバマはこの時の思い出を語り、追悼の辞を送っています。

ボーデインは日本好きでもあり、東京の築地市場の大ファンでした。

「もし生涯で一つの都市でしか食事ができないとしたら東京を選ぶ。
僕の知っているシェフのほとんどは同意するよ。」と言っていました。

それなのに、再び日本に足を運ぶことなく逝ってしまったのです。

ボーデインは番組収録のために滞在していたフランスのホテルで遺体となり発見されました。
アルザス地域オーラン(Haut-Rhin)県のカイザスベルク(Kaysersberg)村にある高級ホテルで首をつった状態で見つかりました。

ボーデインは以前からアルコールや薬物依存、またうつ病に悩まされていたということです。

オランダマクシマ王妃末妹

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名前:イネス・ソレギエタ(Ines Zorreguieta)
生年月日:1984年生まれ(33歳)
出身地:アルゼンチン、ブエノスアイレス

イネス・ソレギエタはアルゼンチン大学で心理学を専攻したのち、パナマの国連機関や政府機関で働いていました。
音楽の才能があり、歌やギターが趣味だったということです。

イネス・ソレギエタはマクシマ王妃の13歳年下。2人は仲のいい姉妹でした。

彼女は王と王妃が結婚したときブライズメイドを務めました。
また、2人の第3女アリアーネ王女のゴッドマザーとなっていて、2007年の洗礼式に出席しています。

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2007年10月20日アリアンヌ王女の洗礼式にて

イネス・ソレギエタの遺体は6月7日午前0時、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスのアルマグロ地区西部の自宅アパートで発見されました。まだ33歳でした。

彼女は過去にうつ病を患っており、2012年にはブエノスアイレスの精神科病院に入院したことがあると報じられています。

マクシマ王妃は今後数日間にわたって計画されていた公式行事への出席をキャンセルしてブエノスアイレスに向かうと報告されています。

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オランダウィレム=アレクサンダー王、マクシマ王妃と3人の王女たち

相次ぐ著名人の自殺

数日前にはケイト・スペードの悲報が報じられたばかりなのに、また続けて自殺による死亡というニュースを受けて戸惑いを感じます。

しばらく前にはスウェーデン出身の若いDJアヴィーチーの自殺も報じられました。
それ以外にも、ロビン・ウイリアムなど著名な人が自殺で亡くなっています。

日本は自殺が比較的多い国として知られていて、特に最近は若者の自殺が多いと報道されています。
それに比べて欧米では自殺は比較的少ないとされてきましたが、最近は増えてきているようです。

例えば米国の疫病対策センター(CDC)の調べによると、2016年の自殺者は1999年に比べ約30%増加したと発表しています。

その理由としては、経済的なものもありますが、人間関係や精神的なものも多いようです。

薬物依存の蔓延も背景にあるようでCDCは社会全体を襲う国家的な問題であると懸念しています。
米国では鎮痛作用のある医療用麻酔オピオイド中毒患者が急増し社会問題となっています。
正規の処方薬であることから入手が比較的簡単なため、ヘロインなどの違法薬物よりも深刻な問題となっているのです。

まとめ

自殺に至る理由は人さまざまですが、その多くの人は実際に命を絶つ前にうつ病など精神的な病に悩んでいる人が少なくありません。

けれども、精神的な病というものは他人にはわかりにくく、本人も人に相談するのをためらうことが多いため徐々に悪化していくことも多いのです。

日頃、人がうらやむような華やかな生活を送っていたり、周りの視線を浴びている人たちは、よけいにそのイメージを壊すことがプレッシャーになってしまうこともあるでしょう。

また、気分が落ち込んでいるのを紛らわすために飲酒や薬物に依存することもあり、それがひどくなり中毒になってしまうこともあります。

精神的な病も体の病と同じように、治療せずに放っておくと徐々に悪化して手遅れになることもあるので、症状が軽いうちに治療を始めることが大切です。

 

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