ハリー(ヘンリー)王子と婚約者メーガン・マークルの結婚式の予定が発表されました。挙式は2018年5月19日土曜日、会場はウィンザー城のセントジョージ礼拝堂で執り行われると発表されていましたが、その詳細が明らかに。
Contents
ハリー王子とメーガンの結婚式日程
挙式の詳細は2月12日にケンジントン宮殿のツイッターで発表されました。
They are looking forward to the day and to being able to share their celebrations with the public and wanted to share the following details about their wedding on May 19th with you: pic.twitter.com/hZbn7reYCc
— Kensington Palace (@KensingtonRoyal) 2018年2月12日
結婚式は5月19日正午からエリザベス女王の居城の一つであるウィンザー城のセントジョージ礼拝堂で行われます。
The wedding service will begin at 12noon at St George’s Chapel. The Dean of Windsor will conduct the service and The Archbishop of Canterbury will officiate as the couple make their vows. pic.twitter.com/dTS56fy22c
— Kensington Palace (@KensingtonRoyal) 2018年2月12日
挙式後2人は午後1時に馬車に乗ってセントジョージ礼拝堂を出発。ウィンザーの街を一巡してウィンザー城にパレード。
2人はこのパレードを多くの人に見てもらって祝福してもらいたいと思っています。
At 1pm the couple, now married, will undertake a Carriage Procession from St George’s Chapel through Windsor Town returning to Windsor Castle along the Long Walk. pic.twitter.com/Lw6RaqY0p5
— Kensington Palace (@KensingtonRoyal) 2018年2月12日
パレードのあと、セントジョージホールで披露宴が催され、その夜はハリー(ヘンリー)王子の父チャールズ皇太子の主催で家族や友人を招いてプライベートな披露宴が行われる予定です。
Following the service, there will be a reception at St George’s Hall for the couple and the guests from the congregation. pic.twitter.com/t6P95lJyZC
— Kensington Palace (@KensingtonRoyal) 2018年2月12日
招待客にはトランプやオバマも?
この日の発表では結婚式や披露宴への招待客は明らかになっていません。800人を収容できるといわれるセントジョージ礼拝堂に何人を招くのかもまだ発表されていません。エリザベス女王、チャールズ皇太子、ウィリアム王子やキャサリン妃といった王室メンバーは列席するでしょう。キャサリン妃の第3子出産予定は4月と言われているので、出産後回復してスマートになったキャサリン妃の姿を見ることができそうです。
ほかには、ウィリアム王子やキャサリン妃の結婚式にも参列したデヴィッド・ベッカムとヴィクトリア夫妻やエルトン・ジョンなどが招待されると言われています。
かねてから話題に上っていたのは、米トランプ大統領やオバマ前大統領が結婚式に招待されるかどうかです。というのも、メーガン・マークルは過去にトランプ大統領を「女性蔑視している。」と批判していたからです。メーガンはヒラリー・クリントンを支持していたのです。
先日イギリスの民放テレビ番組ITVのインタビューに答えたトランプ大統領は2人の結婚式に招待されているかと質問されたとき、「私の知る限り招待されていない。」と答えました。トランプ大統領は2016年に就任してから一度もイギリスに来ていません。イギリス人の多くがトランプ大統領に対して好意を持っていないのを知っているからかもしれません。
そこで注目されるのがオバマ前大統領とミシェル夫人が招待されるかどうかです。去年の12月BBCのラジオ4朝のニュース番組でハリー王子はオバマ氏と対談をしていて、意気投合している様子が報道されています。その後、結婚式にオバマ氏を招待するかと聞かれた王子ははっきりとした返事をしませんでした。
トランプ現大統領を招待せずにオバマ氏を招待するのは英米の外交関係上まずいのではないかと懸念されるため、オバマ夫妻は招待されないのではないかと噂されています。
追記
ハリーとメーガンは結婚式には政治家を招待しないことにしました。トランプやオバマどころか、イギリスの首相も招かないのだとか。これはイギリス政府とも相談した結果決まったことのようです。
王室メンバーの結婚式ともなると各国の政治家が出席するのが普通ですが、今回はトランプ大統領を招待するのを避けるための苦肉の策ともいえそうです。もちろんそれが理由だとは公式には言っていませんが。
結婚祝いよりチャリティーに寄付を
ハリー王子とメーガンは2人ともチャリティー活動に熱心。結婚祝いの代わりにチャリティーへの寄付を呼び掛けるとしています。
ウィリアム王子とキャサリン妃が結婚した時も2人はチャリティー基金を設立しました。婚約発表のあと、世界中からお祝いが集まり始めたため、2人は「これからはお祝いの代わりにこのチャリティーに寄付してください。」と頼んだのです。その時に集まった寄付金は100万ポンド(約1億5千万円)に上りました。
ロイヤルウエディングのお値段は?
ハリー王子とメーガンの結婚式、予算はどれくらいなのでしょう。招待客が何人になるのかなどはまだ未定なのではっきりとはしませんが、高額になることは確かです。
ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式はバッキンガム宮殿で行われ披露宴にはおよそ600人が招待されました。その後のイブニングパーティーにも約300人が参加。その費用はトータルでおよそ2000万ポンド(約30億円)と言われています。この費用は王室が持ちましたが、キャサリン妃の家族もかなりの部分を負担したそうです。
ハリー王子とメーガンの結婚式費用はすべて王室が負担すると発表されています。キャサリン妃の家族ミドルトン家はお金持ちですが、メーガン・マークルの両親は裕福でないため、英王室が婚礼費用を全額出すことになったようです。
ロイヤルウエディングともなると、費用も馬鹿になりません。けれども結婚式を見ようとする観光客が増えることから経済活動に寄与するのではないかという見方もあります。今回は特にアメリカ人のプリンセスを一目見ようとアメリカ人訪問客が増えるのだはないかと期待されています。
トランプは来ないかもしれないけど。
関連記事
【イギリス王室】ハリー(ヘンリー)王子、米女優メーガン・マークルと婚約、2018年春に結婚
【イギリス王室】メーガンマークル、ハリー王子の恋人は母が黒人で離婚暦ありのアメリカ人
メーガン・マークルが守るべきイギリス王室の15のルール:5つはすでに破っている?