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ハリーポッター・イギリス旅行スポット:スタジオ、ロケ地全ガイド20選

ハリー・ポッターファンなら、原作や映画にまつわる場所を訪れてみたいと思うのでないでしょうか。ファンならWBスタジオツアーはマストですが、その他にもおすすめポイントがたくさんあります。それを目的にイギリスを旅するのもいいし、イギリス旅行の合間に気軽に訪れることのできる観光地もあります。場所的には英国全土に散らばっていますが、この中から行けるところだけ選ぶことができるように、わかりやすく地域別に分けてみました。




Contents

ロンドン市内

ロンドンにしか行けないという人、ロンドンの中心部だけでもハリー・ポッターの主要ロケ地や観光スポットがいろいろあります。ロンドン観光の傍らぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

キングス・クロス駅 9と3/4番線 Kings Cross Station Platform 9 3/4

ハリー・ポッターのすべての映画に出て来るホグワーツ校行きの列車が出発するプラットフォーム。ロケでは、実際のプラットホーム4番線と5番線を9番線と10番線として撮影されました。

このロケを記念して作られた9と3/4番線は実際のプラットフォームではなく、改札の手前ハリー・ポッターショップのそばにあります。カートが壁の中に半分埋まっているモニュメントは格好の記念写真スポットとなっています。

私が行ったときはスタッフが記念写真撮影を手伝っていました。スクール・マフラーをなびかせてこうやって撮ったらいいよとアドバイスもあってサービス満点。あなたもこんな記念写真が撮れますよ。

入場 無料(切符を買う必要はありません)

会場時間 24時間

住所 Euston Road, King’s Cross London N1 9AP

最寄り駅 King’s Cross

ここはアクセスがいい人気スポットなので混雑することもあります。ゆっくり記念写真を撮りたい人は早い時間に行くことをおすすめします。

このすぐそばにある公式ハリー・ショップではグリフィンドール校のマフラーやローブ、杖などが手に入るのでそれを着用して記念撮影してはどうでしょうか。

このお店にはマフラーだけでなく、ハリー・ポッターにまつわるありとあらゆるものが手に入ります。

ハリー・ポッターファンにはマストと言ってもいいお店ですが、お土産を買うのにもいいですね。小物からお菓子、衣類、おもちゃやギフト・トランクまで手ごろな価格の物から本格的なマニアがねらうものまで実にいろいろなものが置いてあります。

日曜日も含め毎日夜の10時まで開いているのも便利です。月~土曜日は朝8時から開いているので、他のお店や観光地が閉まっている時間帯を利用して行けるのもうれしいですね。

店名 The Harry Potter Shop at Platform 9 3/4

開店時間 月~土 8:00AM~10:00PM  日  9:00AM~10:00PM

住所 Euston Road, King’s Cross London N1 9AP

最寄り駅 King’s Cross

セント・パンクラス駅 St.Pancras Station

ハリー・ポッターではホグワーツ校行きの列車が出発するプラットフォーム9と3/4番線はキングスクロス駅から出ているという設定です。けれどもキングスクロス駅の外観は実はおとなりにあるセント・パンクラス駅のものなのです。重厚なネオゴシックのデザインが「ハリー・ポッター」の舞台にピッタリだから。この建物は最近ルネッサンスホテルとして改装され、当時の美しい外観が復元されています。

「ハリー・ポッターと秘密の部屋」でハリーとロンがプラットフォーム9と3/4番線の壁をくくりぬけることができず、空を飛んでホグワーツ・エクスプレスに乗るシーンを覚えていますか?あの時2人はこの建物のクロック・タワー(時計塔)の上空を飛んだのです。

この建物はほかにも「ハリー・ポッターと死の秘宝」の最後、19年後のシーンに登場しました。

入場 無料

住所 Euston Road, King’s Cross London NW1 2AR

最寄り駅 King’s Cross

セント・パンクラス駅はキングスクロス駅のすぐお隣なので標識に従っていけば、すぐわかります。ここからパリに行くユーロスターが出るのです。



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バラ・マーケット Borough Market

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」で「漏れ鍋」の撮影に使われたマーケットです。実際の撮影地はこのマーケット横のStoney Street。Stoney Street 8番地にあるお店は映画で古本屋として撮影されました。

このマーケットは国際色豊かな食材やテイクアウトのストールが立ち並んでいるので観光地としても有名です。果物や、お菓子、チーズなど味見しながらひやかすのも楽しいことうけあい。

ロンドンの外食は高いので、ここでベンチに座って気軽にテイクアウトランチを食べるのは安上がりですむし、いい思い出になると思います。

入場 無料

住所 8 Southwark Street, London SE1 1TL

最寄りの地下鉄駅 London Bridge駅下車すぐ

レドンホール・マーケット Leadenhall Market

ハリーとハグリッドが居酒屋「濡れ鍋」に行くときに使われたところです。

レドンホール・マーケットは14世紀にできたロンドンでも一番古いマーケット。建築や装飾が凝っていて豪華な市場です。

中にはファッション、雑貨、花屋、肉屋、食料品店など様々なお店が入っていて、カフェもあるのでゆっくりお茶を楽しむこともできます。お買い物がてら、ぜひ一度のぞいてみたいマーケットです。

入場 無料

住所 Whittington Avenue, London EC3V 1LR

最寄りの地下鉄駅 Bank駅 徒歩7分

ロンドン動物園爬虫類館 London Zoo Reptile House

「ハリー・ポッターと賢者の石」の一番最初にハリーがダーズリー一家と共に動物園に行った時、爬虫類館でヘビが逃げ出してしまったシーンがありましたね、それがこの動物園です。

ロンドン・ズーは1828年にできた世界初の古い動物園なのです。今でもロンドン市民に愛される動物園で、休日などは子供連れでにぎわいます。

チケットはオンラインサイトで予約できるので利用してみてはいかがでしょうか。

開園時間 月~日 10:00AM~18:00PM

入園料 大人£26.60 子供£17.30 学生£23.90

住所 Outer Cir, London NW1 4RY

最寄り駅 Camden Town(徒歩5分)

クレアモント・スクエア Claremont Square

「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」でシリウス・ブラックが住んでいた家。このスクエアの23-29番地の建物が不死鳥の騎士団の本部があったところです。ジョージアン風の高級住宅街にある落ち着いたところで、観光地とはまた違った趣を見ることができます。

入場 一般公開なし

住所 Claremont Square, Clerkenwell, Islington, London N1

最寄りの地下鉄駅 Angelより徒歩6分

オーストラリア大使館 High Comission of Australia

映画「ハリー・ポッターと賢者の石」に出て来るグリンゴッツ銀行はこの建物の中で撮影されました。

建物は現在一般公開されていませんが、外から眺めることはできます。

オーストラリア・ハウスは1918年にオープンした建物で、今ではオーストラリア大使館として使われています。

入場 一般公開なし

住所 Strand, London WC2B 4LA

最寄りの地下鉄駅 Templeより徒歩5分




ロンドン郊外

ワーナーブラザーズ・スタジオツアー

ロンドン郊外リーブスデン(Leavesden)にあるワーナーブラザーズのスタジオでは、ハリーポッター全作品で撮影されたスタジオを見ることができます。このツアーはWarner Bros. Studio Tour London – The Making of Harry Potterと呼ばれています。

ハリー・ポッターファンならマストともいえるスタジオツアーは実際に映画で使われたセットや衣装、小道具を見ることができるもの。本物のホグワーツ・エクスプレスやホグワーツ魔法魔術学校、ダイアゴン横丁、禁じられた森などのセットが並びます。

実際にハリーポッターの映画で使われたシーンで記念撮影をしたり、ホグワーツエクスプレスの中に入ることができるのでハリポタファンにはたまらない経験。

屋内だけでなく屋外の展示もあり、夜の騎士バスやホグワーツの橋、ハリーが住んでいた「プリベット通り4番地」などを見ることができます。

ガイド付きのツアーを申し込むこともできるし、セルフツアーの場合はデジタルガイド(£5くらい)を借りることができます。ハリーポッター映画がどのように撮影されたのかとか詳しい説明を聞くことができるのでおすすめ。

ショップもあって、百味ビーンズなどのお菓子から魔法の杖などハリーポッターに関する雑貨、服などいろいろなものが置いてあり、お土産ショッピングにぴったり。また、パブカウンターも完備していて、名物のバタービールを試すことができます。

ロンドン、ユーストン駅から電車で20分、そこからシャトルバスで15分ほどかかります。スタジオでの所要時間は3時間は見ておいた方がいいでしょう。

【注意】このスタジオツアーには当日券はなく、事前予約が必須注意してください。

たいへん人気があるツアーで、事前予約も日程がかなり埋まっているので早めにチケットを確保してください。

詳しくはオフィシャルサイトを参考にして、チケットを予約してください。

営業時間 月~日 10:00AM~20:00PM

入場料 大人£39 子供£31 (グループやファミリー割引あり)

住所 Warner Drive, Watford WD25 7LR

アクセス London Euston駅からWatford Junction駅まで電車で20分。駅から専用シャトルバスで所要15分。

オフィシャルサイト https://www.wbstudiotour.co.uk/

自分で予約するのが難しかったり、行き方が不安な方は、ロンドン市内からのバスとスタジオ入場チケット、日本語アシスタントがセットになった現地ツアーもあるので、それを利用してもいいかもしれません。たとえばこちらなど:
ハリー・ポッター・スタジオツアー・オフィシャルバス利用/ロンドン発

ハーロー校 Harrow School

ホグワーツのフリットウィック先生の授業で撮影に使われたのがここです。ハーロー校は私立の名門として有名な男子校で、卒業生はオックスフォード大学やケンブリッジ大学などの一流大学に進むエリートを多く輩出するパブリック・スクールです。

今でも実際に使われている学校なので普通は見学できないのですが、年に3回ツアーが行われるので、タイミングが合ったら見ることができるかもしれません。

人気のツアーなので早めの予約が必要かもしれません。オンラインで予約ができるので、詳細は下記を参考にしてください。

住所:5 High Street, Harrow HA1 3HP

オンラインサイト:Harrow School

パブリックツアー情報:Harrow School Public Tours

ブラックパーク Black Park

ハグリッドの小屋がある「禁じられた森」などのロケ地となったパーク。

「カントリーパーク」と呼ばれるように、公園と言っても広大な森のようなところで、大きな湖や樹木が茂る自然あふれる世界が広がります。ロンドンから電車で30分とは思えないような静けさで、地元の人が散歩やジョギングを楽しんでいます。

カフェやトイレなども完備しているので、都会の喧騒から逃れてきれいな空気をゆっくり吸いたいときにもおすすめです。

開園時間:8時~20時

料金:無料

住所:Black Park Rd, Slough SL3 6DS

オンラインサイト:https://countryparks.buckscc.gov.uk/black-park/



南西イングランド地方

ロンドンの西部から南部に掛けての地方で、ロケ地の多いオックスフォードがあるところです。その他にもコッツウォルズなど、数々のところにロケ地が点在します。

オックスフォード大学クライストチャーチ ホール Christchurch Hall

有名なオックスフォード大学にはハリー・ポッターのロケ地になった場所がいくつかあります。オックスフォード大学は数ある名門カレッジの総称なのですが、その一つクライスト・チャーチ・カレッジはハリー・ポッターのホグワーツの舞台になりました。中でもそのグレートホールがホグワーツの食堂のシーンとして使われたので、思い出す人も多いのではないでしょうか。

このグレートホールに続く階段も映画のシーンに使われています。ハリーがホグワーツに初めて着いたアーチがあるエントランスシーンもここで撮影されました。

開館時間:9時から17時(日曜日は13時まで)

住所 Christ Church College St.Aldate’s Street Oxford OX1 1DP

アクセス:ロンドンのパディントン駅から電車でオックスフォード駅(1時間15分)下車徒歩約15分

クライストチャーチ学生寮に宿泊

夏休みなど大学の休み中オックスフォードに滞在するのなら、オックスフォード大学クライストチャーチの学生寮に宿泊できるかもしれません。普段学生が滞在する寮の空き室に一般人が宿泊できるシステムがあるのです。学生寮なのでシンプルなシングルルームですが、宿泊料も安く70ポンドくらいです。

こちらで空き室を検索することができます。

オックスフォード大学ボドリアン図書館 Bodleian Library

ボドリアン図書館は400年の歴史を誇る由緒ある図書館。ここはホグワーツ医務室としても使われたし、マクゴナガル先生が生徒にダンスを教えたシーンの舞台にもなりました。

ボドリアン図書館の中のデユーク・ハンフリー図書館はホグワーツ図書館として使われました。ハリーが図書館の本を盗んだシーンがありましたね。

図書館には一般向けのガイドツアーやオーディオツアーがあります。

開館時間:月~土 9時~17時 日 11時~17時

休館日:12月25日、1月1日、イースター

住所:Bodleian Library Broad Street Oxford OX1 3BG

(入口はCattle StreetからGreat Gateを使用するとわかりやすく、ゲートの右にチケットオフィスがある)

オンラインサイト:Bodleian Libraries

グロスター大聖堂 Gloucester Cathedral

グロスターはコッツウォルズ地方にある街。グロスター大聖堂はロマネスクとゴシック様式の美しい教会で必見なのですが、ハリー・ポッターの舞台にも使われています。

「ハリー・ポッターと賢者の石」のほとんどのシーンがここで撮影されています。たとえば、グロスター大聖堂の美しい回廊はホグワーツの廊下として使われました。また、トロールのシーンや壁に描かれた地文字のシーン、トム・リドルの日記が発見されたシーンもここで撮影されたのです。

開館時間:7時30分~18時

料金:無料

住所:12 College Green, Gloucester GL1 2LX

アクセス:ロンドンパディントン駅からグロスター駅まで電車で約2時間

レイコック寺院 Lacock Abbey

レイコック村(Lacock Village)はコッツウォルズにある小さな村。中世からある木造の建物が並ぶ古い村で、ハリーポッター・シリーズの様々なシーンの撮影が行われたところです。スラグホーン教授の家も、ハリーの両親がヴォルデモートに殺された家もここにあります。

この村にあるレイコック寺院は1232年に建てられた古い教会で現在はナショナル・トラストによって管理されています。中世の回廊が残る趣のある建物はハリー・ポッターシリーズの様々な場面に登場します。「ハリーポッターと賢者の石」では、ハリーが雪景色の中庭でフクロウを飛ばすシーンに使われたので覚えている人もいるのでは?

同じく「ハリーポッターと賢者の石」でクィレル先生の闇の魔術の防衛術の授業に使われたのはここにある「Warming Room」と呼ばれる部屋です。

開館時間:11時~17時半

料金:大人 16ポンド 子供 8ポンド(ナショナルトラスト会員は無料)

住所:Lacock, near Chippenham, Wiltshire SN15 2LG

アクセス:ロンドン、パディントン駅からチッペンハム駅まで電車(2時間弱)、そこからFrome行きX34番バスかタクシー(5キロ弱)

セントシリアク教会(St Cyriac Church)

レイコック寺院に行くのなら、ぜひ共に訪れてほしい教会です。レイコック村にある15世紀から続く中世の教会で、レイコック村Church Streetの端にあるのですぐ見つかります。

この教会はハリー・ポッターゴドリックの谷の教会として登場しました。ハリーポッターの両親のお墓もこの教会の墓地にあるのです。

開館時間:9時~17時半

住所:Lacock, near Chippenham, Wiltshire SN15 2LB



イングランド北部地方

ヨークシャーなどをはじめ、イングランドの美しい田舎が広がる地方です。ロンドンからは電車で2~3時間はかかりますが、ぜひ足を伸ばしてみてください。

マラム・コーブ(Malham Cove)

マラムはヨークシャー・デイルズ国立公園にある石灰岩の断崖で有名なスポットです。高さ80メートルの断崖を上ると石灰岩が広がる風景を眺めることができます。ここは「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part1」でハリーとマイオニーが分霊箱を探すシーンに使われました。

石灰岩が広がる一種神秘的なシーンが独特の雰囲気を醸し出していたのを覚えている人もいるのではないでしょうか。

ここはウォーキングが好きなイギリス人に人気のあるスポットで、スキプトン(Skipton)からアクセスすることができます。スキプトンはヨークシャーを代表する魅力的な街なので観光についでに立ち寄ってみては?

住所:Malham, Skipton BD23 4DJ

アクセス:Skiptonからバスで約1時間

参考サイト:Malham Cove

ゴースランド駅 Goathland Station

ノース・ヨークシャー国立公園の美しい自然を背景にして建つゴースランド駅はノースヨークシャー・ムーア(NYMR)保存鉄道の駅。NYMRでは、ウィットビーからピカリングまで観光用の蒸気機関車が運行されています。

この駅はホグワーツ特急のホグスミード駅として撮影に使われました。昔の趣がそのまま残る駅はハリーポッターの背景にぴったり。近くにあるウィットビー(Whitby)は趣のある海辺の街なのでぜひ訪れてもらいたいところです。蒸気機関車の運行は期間限定で本数も限られているのでオフィシャルサイトの情報を確認してください。

住所:Cow Wath Bank, Goathland, Whitby YO22 5NF

NYMR 保存鉄道:North Yorkshire Moors Railway

ダラム大聖堂  Durham Cathedral

イングランド北部にあるダラムはユネスコ世界遺産にも登録されている美しい古都で必見です。1903年に建てられたノルマン様式のダラム大聖堂とダラム城が世界遺産となっています。また、由緒あるダラム大学がある街としても知られており、しっとりと落ち着いた街並みが学徒の趣を醸し出しています。

ダラム大聖堂にあるクロイスター(回廊)で囲まれた中庭は「ハリー・ポッターと賢者の石」でハリーがフクロウを放つシーンや「ハリー・ポッターと秘密の部屋」でロンがナメクジを吐いたシーンに登場しました。

また、ダラム大聖堂のチャプターハウスはマクゴナガル先生の教室として使われ、動物をゴブレットに変える魔法の授業のシーンもここで撮影されたのです。

開館時間:11時~17時半

住所:The College, Durnham DH1 3EH

アクセス:ロンドン、キングスクロス駅から約3時間



スコットランド

グレンフィナン高架橋 Glenfinnan Viaduct

グレンフィナン・バイアダクト(高架橋)はスコットランドの中でも「ハイランド」と呼ばれる野趣あふれた地方に位置します。蒸気機関車を運航するウエストハイランド鉄道のフォートウィリアムとマレイグを結ぶ路線からは、山や湖が多い美しい風景が広がります。

この辺りは「ハリーポッターと秘密の部屋」でホグワーツ特急が登場するシーンに使われたロケ地です。ハリーたちがホグワーツ魔法学校に向かう途中で空飛ぶフォード・アングリアが着陸したシーンを覚えている人もいるのでは?

さらに「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」でもハリーたちがディメンターに襲われるシーンに登場しています。

フォートウィリアムからは普通の列車も走っていますが、夏には観光客用の蒸気機関車を1日1本運航しています。鉄道ファンならぜひ乗ってみたいルートです。

住所:A830 Road, Glenfinnan PH37 4LT

West Highland 鉄道:West Highland Line

ハイランドの景色はほかにもハリーポッターシリーズで何度も登場しています。たとえば、フォートウィリアムの近くにあるイギリス最高峰ベン・ネビス山の景色はホグワーツ城の景色として撮影されています。クイディッチのシーンで出てくる風景を思い出す人もいるのではないでしょうか。

またベン・ネビス山のスティール滝は「ハリーポッターと炎のゴブレット」で3大魔法学校対抗試合の第1の課題のロケ地として使われました。グレナフィン高架橋の下流にあるシエイ湖は同じく第2の課題の背景となっています。

まとめ

こうしてみると、ハリー・ポッターシリーズの撮影はイギリス全土のあちこちで行われたことがわかります。このすべてを訪れることは難しいかもしれませんが、イギリス旅行のついでにアクセスできる場所だけでも訪れてみてはどうでしょうか。

できるだけ多くのロケ地を訪れたい、でも個人であちこち回るのは大変という人は、様々な行程のハリー・ポッターロケ地巡りツアーもあります。こういうツアーを利用すれば効率よくたくさんのハリポタ・スポットを回ることができそうです。

ファンなら、ハリポタ・ワールドに浸ることができる格好の思い出となること間違いなしです。



関連記事

第1巻:ハリー・ポッターと賢者の石  Harry Potter and the Philosopher’s Stone(1997年)
第2巻:ハリー・ポッターと秘密の部屋 Harry Potter and the Chamber of Secrets(1998年)
第3巻:ハリー・ポッターとアズカバンの囚人  Harry Potter and the Prisoner of Azkaban(1999年)
第4巻:ハリー・ポッターと炎のゴブレット Harry Potter and the Goblet of Fire(2000年)
第5巻:ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 Harry Potter and the Order of the Phoenix(2003年)
第6巻:ハリー・ポッターと謎のプリンス Harry Potter and the Half-Blood Prince(2005年)
第7巻:ハリー・ポッターと死の秘宝  Harry Potter and the Deathly Hallows(2007年)
第8巻:ハリー・ポッターと呪いの子 Harry Potter and the Cursed Child(2016年)
ハリー・ポッター シリーズの登場人物 一覧:名前・画像・特徴・関係性 (一部ネタバレ注意

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