Last Updated on 2018-05-12 by ラヴリー
【速報をその都度追記しています】キャサリン妃が第3子を出産といううれしいニュースが入ってきました。4月23日の早朝陣痛が始まったため、予定されていたロンドンの病院に朝6時前に入院。11時1分に元気な男の子が生まれました。同夕方日キャサリン妃とウィリアム王子はおくるみに包まれた男の子を病院の玄関でご披露。
4月27日金曜日に名前が発表されました。それは。。。
「ルイ・アーサー・チャールズ」Louis Arthur Charles
実は「ルイ」はお兄ちゃんのジョージ王子のミドル・ネームでもあります。
ミドル・ネームに使った「アーサー」は女王の父であるジョージ6世のミドル・ネームで、候補のナンバーワンでした。
「チャールズ」はもちろん、ウィリアム王子の父の名前ですね。
The Duke and Duchess of Cambridge are delighted to announce that they have named their son Louis Arthur Charles.
The baby will be known as His Royal Highness Prince Louis of Cambridge. pic.twitter.com/4DUwsLv5JQ
— Kensington Palace (@KensingtonRoyal) 2018年4月27日
Contents
第三子の性別は?
ウィリアム王子とキャサリン妃は生まれてくる赤ちゃんの性別を発表していなかったので、最後までどちらかわかりませんでした。2人はどの子供の時も性別は生まれるまでサプライズにしておきたいという方針で、自分たちも知らなかったのです。
そして、第三子は男の子だったそうです。
母子ともに健康だといううれしい報告です。
ウィリアム王子は陣痛が始まったキャサリン妃と共に6時前にセント・メアリー病院に行き、出産時にはキャサリン妃に付き添っていたということです。
第三子の誕生日、ホロスコープ、体重は?
出産は4月23日の11時01分でした。
ちょうどその前日に妹ピッパの妊娠のニュースが公表されたばかりでした。
4月23日生まれということで星座はシャーロット王女と同じ、おうし座ということになります。ジョージ王子はかに座の最後の日。
ちなみに、4月23日と言えばイングランドの聖人であるセント・ジョージの日というのですから、偶然とはいえロイヤルベビーらしい日に生まれたものです。
また、この日はウィリアム・シェークスピアの誕生日でもあります。
赤ちゃんの体重は8ポンド7オンス(3.8キロ)ということです。
ジョージ王子の時は8ポンド6オンス、シャーロット王女のときは8ポンド3オンスという発表だったので、3人兄弟のうちで一番大きい赤ちゃんになります。
父親のウィリアム王子が1982年に生まれたときは7ポンド1.5オンスでした。
ちなみにイギリスの赤ちゃんの平均体重は7ポンド7オンス(3.5キロ)です。
Her Royal Highness The Duchess of Cambridge was safely delivered of a son at 1101hrs.
The baby weighs 8lbs 7oz.
The Duke of Cambridge was present for the birth.
Her Royal Highness and her child are both doing well.
— Kensington Palace (@KensingtonRoyal) 23 April 2018
キャサリン妃が出産した病院
キャサリン妃が利用するのはロンドン中心部にあるセント・メアリー病院、この病院の中にあるリンドー・ウィング(Lindo Wing) と呼ばれる参加病棟です。
この病棟の前にはロイヤルファンがここ数日間外でキャンプをしてこの日を待ち望んでいました。
セント・メアリーは王室御用達のおなじみ病院となっています。
キャサリン妃は2013年7月に長男のジョージ王子、2015年5月に長女のシャーロット王女をこの病院で出産しました。
また、ウィリアム王子とハリー王子もダイアナ妃がここで出産しています。
The world’s media are gathered outside the Lindo Wing at St Mary’s Hospital ahead of the birth of The Duke and Duchess of Cambridge’s third child. pic.twitter.com/FLr1lL2AyT
— Kensington Palace (@KensingtonRoyal) 23 April 2018
イギリスは通常のNHS(国民健康サービス)の病院に行けば医療費が無料なので、一般の人が出産するときには入院費も含め、お金は一切かかりません。自然分娩なら問題がない限りその日のうちに退院できますが、帝王切開などで入院しなければならない場合でも手術費、入院費、食費を含めすべてただです。
けれども、セント・メアリー病院は私立なのでお金がかかります。ここで出産すると一日で5900ポンド(約89万円)かかるそうです。ロイヤルベビーともなれば多少の費用がかかっても仕方がないのかもしれません。
ウィリアム王子、ジョージ王子、シャーロット王女が訪問
ウィリアム王子はジョージ王子とシャーロット王女を弟である赤ちゃんに対面させるため、午後5時頃病院に連れて行きました。
ウィリアム王子に手を引かれて車から降りて病院へ向かう2人。
制服姿で学校から帰ったばかりと思われるジョージ王子は少しはにかんでいましたが、シャーロット王女は報道陣に向かって手を振って笑顔を見せていました。
ロイヤルファミリーはおめでたいニュースに大喜び。
The Queen, The Duke of Edinburgh, The Prince of Wales, The Duchess of Cornwall, Prince Harry and members of both families have been informed and are delighted with the news.
— Kensington Palace (@KensingtonRoyal) 23 April 2018
第3子の名前は?
第3子は公式には 「HRH Prince of Cambridge」 と呼ばれます。
赤ちゃんの名前はまだ発表されていません。ジョージ王子やシャーロット王女の時は誕生の2日後くらいに名前が発表されたので、今回もそうなるのではないかと言われています。
ロイヤルプロトコールによると、名前が決まったら一番先に女王に知らせることになっているそうで、公表はそのあとになります。実はもうすでに名前は決まっていて公表を待つばかりなのではないかともいわれています。
ブックメーカーの予想では男の子の場合はこのようになっていました。
- アーサー Arthur
- アルバート Albert
- フレデリック Federick
- ジェームズ James
- フィリップ Philip
- ジャック Jack
赤ちゃんのお披露目
夕方6時、出産の約7時間後、キャサリン妃はウィリアム王子と共に赤ちゃんを抱いてリンドー病棟の玄関に登場。
キャサリン妃はお気に入りデザイナー、ジェニー・パッカムの赤いドレスを着てあらわれました。
赤ちゃんは白いレースのおくるみに包まれお行儀よくしていました。このおくるみはロイヤルファミリー御用達ブランドのものでで、ジョージ王子、シャーロット王女の時に使われていたものと同じです。
その後、ウィリアム王子はベビーシートに乗せた赤ちゃんとキャサリン妃を車に乗せ、自ら運転して自宅であるケンジントン宮殿に向かいました。
英王位継承順位
92歳になったエリザベス女王にとっては6人目のひ孫となる赤ちゃんですが、王位継承順位としてはどうなるのでしょうか。
イギリスの王位継承順位は1位がチャールズ皇太子、2位がウィリアム王子、3位がジョージ王子、4位がシャーロット王女、そして5位がハリー(ヘンリー)王子でした。
このたびウィリアム王子とキャサリン妃に第3子が生まれたことで、この第3子がハリーの継承順位を追い抜いて5位となり、ハリー王子が6位になります。
ちなみに王位継承順位についてはついこの間2013年に変更があり、年少の男子が年長の女子に優先して王位を継承すると原則を改めました。それまで何百年も続いていた伝統では男子がいたら年長の女子がいても男子のに王位の優先権があったのです。他に男子がいないときだけ女子が王位を継承するということになっていて、エリザベス女王の場合は弟がいなかったので、その規則が当てはまったわけです。
男子優位の王位継承の法律は今の男女平等のご時世に合っていないということでこの法律を変更することになりました。このためには300年前にさかのぼって法律を変える必要がありました。
イギリスという国は、そしてイギリス王室は、一方では伝統を重んじるけれども、必要だと判断したときには結構フレキシブルなところがありますね。
この変更のため、シャーロット王女の継承順位は第3子が男の子であっても変わりません。
まとめ
キャサリン妃、ウィリアム王子、第三子の誕生、おめでとうございます。
ジョージ王子、シャーロット王女と共に楽しい家族を築いていってください。
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