まもなくハリー王子と結婚してプリンセスとなるメーガン・マークルは、すでに公務にも積極的に参加してイギリス中でその人気が高まるばかり。さらに、36歳の女優ということで大人の着こなしが魅力のファッションセンスに注目が集まり、すでにインフルエンサーに。キャサリン妃や故ダイアナ妃などとも一味違う、彼女のファッションは一般女性がお手本にするのにぴったり。そして日本の仕事を持つオトナ女性にも学ぶところがあるのですが、その理由は?
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メーガンの身長
ハリー王子より3歳年上のメーガンは離婚歴もあるアメリカ人女優でフェミニスト、国連のUNウィメンはじめ、さまざまな社会活動にも取り組んできた大人の女性。
そして、アフリカ系黒人の母とアイルランド・オランダ系白人の父を持つバイレイシャル。
メーガンの身長は171㎝で186㎝のハリー王子とちょうどよく釣り合っていますね。
ちなみにキャサリン妃は身長175㎝、ウィリアム王子は191㎝、故ダイアナ妃はチャールズ皇太子と同じで178㎝と長身でした。
ヨガやピラティスなどに励む
メーガンの母親ドリアがソーシャルワーカーであるとともにヨガのインストラクターであることもあり、メーガンもヨガやピラティスなどフィットネスに励んでいて、スタイルも完璧です。
ほっそりした足
特筆すべきは脚線美で、そのほっそりとした足はロイヤルファンに「細すぎる」と言われているほど。
若い時はミニスカートやショーツ姿の写真があってきれいな足を披露していましたが、王室行事には膝を覆う丈のものばかり。それでも膝からすっと伸びた足はほっそり。
普段は隠れている膝から上の脚線美を見たい方はこちらをどうぞ。
メーガンのピラティスのインストラクターでもあり友人でもあるヘザーと一緒の写真です。
メーガンの肌の色
彼女は黒人と白人の混血ですが、どちらかというと白人の血を強く受け継いでいるようです。肌の色は白人ほど白くはないけれど、よく日に焼けた白人ならこれくらいの色にはなりそう。
髪の毛も小さいころはくるくる巻き毛でしたが、今は黒髪ストレートのようですし。
女優として仕事を探していた時、彼女は(詳しくはこちらの記事を参考に)ラテン系、白人、黒人のオーディションをすべて受けたと言っています。それぞれの役に応じた外見に見えるようにカメレオンのように服を選んでいたということです。でも彼女は「白人の役をするには黒すぎて、黒人の役をするには白すぎた。」と言っています。
彼女が役以外で自分の服を選ぶときはシンプルで機能的、カットがきれいでモダンなデザインを好んでいるようです。色もブラックやブラウン、ホワイトなど。ソフトトーンやパステルカラーはあまり着ないのは自分の肌や髪、目の色をよく知っているからでしょう。色が白く目の色が薄く髪がブロンドだったりする白人にはソフトなパステルカラーが似合いますが、メーガンはそうではないということを自分でよくわかっているんですね。
そして、これが日本人女性がメーガン・マークルのファッションから学べる点でもあります。肌や目、髪の色を考えたらキャサリン妃がよく着ているソフトな花柄の服などより、メーガン風のはっきりとした色のファッションの方がしっくりくるのです。
そして、彼女が身につけるものはいかにもロイヤルといった手の届きにくいファッションではなく、普通の働く女性が職場に着て行ってもそのまま通用するような等身大なものが多いので、一般女性のお手本になりそうなんです。
そんな彼女のファッションを見ていきましょう。
メーガン・マークルのファッション
ネイビーのシンプルドレス
キャサリン妃と一緒に参加したチャリティーイベントではネイビーのクリーンでモダンなワンピースを着用。
同じブルー系でもキャサリン妃は明るいブルーを選んでいるのにメーガンはダークなネイビーを選んでいます。
シンプルなデザインですが、胸元がアシンメトリーになっていてさりげなくモード感を取り入れているのがメーガンらしいですね。
ブラックのロングコート
テーラードスタイルのロングコートをウエストリボンできゅっと締めて。
シンプルシックな冬の装い。
パンツスーツ
パンツスーツスタイルはロイヤルメンバーらしからぬ装い。
たとえばキャサリン妃がフォーマルな場でパンツスタイルで現れることはほとんどありません。カジュアルなスポーツイベントなどではスリムパンツなどを着用することもありますが。
アレクサンダー・マックィーンの仕立てのいいシンプルなパンツスーツに白いシャツブラウスを合わせた装いは仕事ができそうなイメージ。
パンツを短めにして足首を見せ、マノロ・ブラニクのヒールパンプスを合わせてフェミニンさもプラスするところがツボ。
冬のスコットランド訪問
スコットランドを訪問した時は、訪問地に敬意を表してブラックウォッチ柄タータンチェックのバーバリーのコートを着用。
コートの下に来たワイドレッグパンツのお似合いでした。
バッグはストラスベリー
この日に持っていたバッグもスコットランドの小さな会社ストラスベリーの物。メーガンはほかにもこのブランドのバッグを愛用しています。
ストラスべりーはマイナーなブランドだったのですが、メーガンがそのバッグを使ったことで大ブレークして、メーガンが持っていたバッグはすぐに売り切れてしまいました。
バッグをクロスボディにして持つのもこれまでのロイヤルにはなかった習慣です。
ロイヤルメンバーの女性はクラッチバッグや小さめのハンドバッグを手に持つのが普通なのです。これは、両手でバッグを持つことで握手をしたくない場合に自然にそれを避けることができるためと言われています。
でも、普通の生活をする女性には手があくショルダーバッグやクロスボディバッグが必須ですよね。メーガンもここは譲れないようです。
ネイビーにホワイトボーダーのコート
ネイビーにコントラストカラーのホワイトのボーダーが入ったコートがシンプルモダン。こちらはJ.Crewのコートですが、メーガン人気ですぐ売り切れてしまいました。
コートの下はホワイトのゆったりセーター
コートの下には真っ白なセーター。ビッグシルエットがこなれ感を演出。
ハリー王子ともファッションがしっくり合っていてすてきですね。
フォーマルな席での白いコート
教会でのフォーマルなオケージョンでは真っ白のコートにおそろいのベレー帽。
こちらのコートは王室御用達のアマンダ・ウエイクリ―(Amanda Wakeley)のもの。その下に着ているのも同ブランドの袖なしドレスです。
ネイビーのバッグはイギリス老舗ブランドのマルベリーをチョイス。
袖なしドレスにブレザーを羽織って
4月18日のこの日、イギリスは珍しく25度を超す暑さでした。この日のメーガンは肩が出る袖なしのドレスにブレザーを羽織って現れました。
アルトゥザラ(Altuzarra)のエプロンドレスは白にネイビーのピンストライプ。
カラーコーディネイトしたバッグはオーストラリアブランド、オロトン(Oroton)のもの。
LBDはジャッキーOドレス
この日のレセプションでメーガンが着たリトル・ブラック・ドレスは「Jackie O ベルトドレス」と呼ばれる有名なもの。
ローレル・バーマンがデザインしたBlack Haloというブランドの人気の定番ドレスで、体の線を美しく演出してくれると評判。
これまでもスカーレット・ヨハンソンやキム・カーダシアンなど多数のセレブが着ている物なんです。
特別なコンサートの装い
ロイヤル・アルバートホールで行われたエリザベス女王のバースディコンサートにはステラ・マッカートニーのケープドレスで。
シンプルな袖なしドレス
この日はハリー王子と共にスティーブン・ローレンスという25年前に殺人事件で亡くなった黒人少年の追悼サービスに出席したメーガン。
シンプルな袖なしドレスはヒューゴ・ボス(Hugo Boss)の今シーズンの新作。教会でのサービスということで、シックな色合い、アクセサリーもほとんどなしの控えめな装いです。
セルフ・ポートレイトの花柄ドレス
いつもは無地の服が多いメーガンですが、この日は珍しく花柄ドレス。フェミニンデザインに個性的な要素を取り入れることで定評があるセルフ・ポートレイトのアイテム。
こういうドレスにパステルなピンクなどでなくグリーンを選ぶのが彼女らしいチョイス。
袖なしで胸元もあいているワンピースですが、ブレザーを上に着てきちんと感を出しています。このまま仕事にも着て行け、アフターファイブにはブレザーを脱いで変身できる装い。
まとめ
メーガンの装いの数々、いかがだったでしょうか。着こなしのヒントになりそうなものもあったのでは?
等身大でセンス抜群のファッションで、すでにインフルエンサーとして世界中で注目されているメーガン。
これからいよいよ英王室の一員として活躍してくれるでしょう。これからも目が離せませんね。