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イギリス空港入国審査 2020新情報:eGate(電子ゲート)注意点や英語表現

Passport control

海外旅行に行く際、最初の難関である空港での入国審査が心配だという人の声を聞きました。旅慣れている人ならともかく、初めての人で個人旅行の場合は緊張するかもしれませんね。外国の空港到着時に入国審査をスムーズに通過するためにはどうしたらいいのかを、必要な英語を交えて説明します。また、イギリスに入国する場合の入国審査プロセスが2019年5月に新しくなったので、最新情報をお知らせします。

Contents

イギリス旅行空港入国審査

「eGate」についての最新情報はこの記事の下記項目をご覧ください。

『イギリスの入国審査:2019年5月からeGateが使える』


入国審査とは:飛行機到着時の流れ

外国に空港に到着したら荷物(スーツケース)を受け取る前にまず入国審査を通過する必要があります。

通常空港で飛行機を降りてからの流れは下記の順番になります。

  1. 飛行機が到着して降りる
  2. 入国審査(パスポートのチェック)
  3. 荷物(スーツケース)を受け取る
  4. 税関審査(荷物のチェック)
  5. 空港を出る

入国審査では、入国審査官が入国する人のパスポートやヴィザ(査証)を一人ずつ確認します。

さらに、入国審査官から滞在期間や滞在予定地、帰国日や帰国便の情報などについて質問を受けることが普通です。

その際、渡航目的にあった適切な答えを返す必要があります。

入国審査官との応答はその国の言葉、または英語でする必要があるので、外国語がわからない人はあらかじめ必要な言葉を覚えておくかメモしておくとスムーズです。

英語が話せない人向け:入国審査用英単語

immigration(イミグレイション): 入国審査

passport control(パスポート・コントロール):  入国審査(パスポート審査)

landing card(ランディング・カード): 入国カード

eGate(イー・ゲート):電子ゲート

Biometric Passport(バイオメトリック・パスポート):IC旅券

入国のことを英語でimmigration(イミグレイション)といいます。入国審査場にはImmigrationまたはPassport Control(パスポート・コントロール)というサインがあるのが普通です。

たいていの空港ではその国の人専用のカウンターと外国人用のカウンターが分かれているので外国人用(Foreign National)の列に並ぶ必要があります。

ヒースロー空港での入国審査待ち時間は長い

イギリス入国の際、ロンドンのヒースロー空港(LHR)に到着する人が多いと思います。

ヒースロー空港はとにかく混雑する空港で、入国審査の場合も外国人は「Non EU」と書かれている外国人用の入国審査のため、長い時間行列に並ばなければならないこともありました。

2018年の夏には入国審査の待ち時間が2時間半にも達したそうです。

ヒースロー空港に到着するEU以外の外国人の数は多く、夏場は特に増えます。

その上最近は不法移民や不法滞在などの取り締まりが厳しいため入国審査の質問も長引き、このようなことになってしまうのです。

ヒースロー空港ファストトラック

イギリスの空港にはFast Track(ファストトラック)と呼ばれる有料の優先レーンがあります。

ヒースロー空港でも専用のファストトラック・リンクで、あらかじめ予約をしておくことでビジネスクラス客などが使える優先レーンを利用することができます。

出発の1日以上前に予約しなければならず、12.5ポンド(約1,800円)かかりますが、急いでいるときなどはこれを利用した方が無難だと言われていました。

けれども、2019年5月からはファストトラックを利用しなくても入国審査が早くなるという朗報が入ってきました。

Landing Card/入国カード

外国に入国する際、通常はLanding Cardと呼ばれる入国カードに名前や住所、パスポート番号など必要事項を記入して入国審査の時に提出する必要があります。

イギリスに入国する場合もその都度Landing Cardと呼ばれる入国カードに必要事項を記入してパスポートと一緒に提出しなければなりませんでした。

飛行機内で入国カードが配られることもあり、事前に記入しておくこともありましたが、飛行機から降りてからカードを探して入国審査の列に並びながら書いたりすることもありました。

ペンがなかったり、立ったまま書かなくてはならなかったりでひと手間かかるんですよね、これが。

けれども、イギリス旅行をする人に朗報です。

この入国カードが2019年5月20日から廃止になったのです。

イギリス入国新情報:eGate(電子ゲート)

2019年5月からeGateが使える

イギリスの入国審査についてのうれしい知らせですが、入国カードが廃止になっただけではなく、もう一つあります。

これまではイギリス人を含むEU市民はeGateと呼ばれる電子ゲートを通ることができたので入国審査が早くできていたのですが、それ以外の人たちはNonEUという行列に並ぶ必要がありました。

日本人もEU市民以外のすべての旅行者と同じ列に並ばなければならなかったので時間がかかったのです。

けれども、2019年5月20日以降、日本や米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどの国民はeGateと呼ばれる電子ゲートを通ることができるようになったのです。

なお、日本人の場合イギリスへの短期滞在にVisa(ヴィザ)は必要ないので日本のパスポートだけあればOKです。

Biometric Passport(IC旅券)を持っている人ということになっていますが、日本で現在発行されているパスポートは2006年以降すべてIC旅券になっているので問題ありません。

先日トルコ旅行に行った帰りに英国永久在住者である私も日本のパスポートを使ってeGateを通りましたが、さっと通過できて待ち時間ゼロになりました。

以前はランディングカードに記入してから外国人用の長い列に並び、いちいち入国審査官の質問を受けなければならなかったので、とても楽になりました。

なお、知り合いなどの情報によると、eGateはロンドンのヒースロー空港だけでなくマンチェスター空港などの地方空港にもできています。

ちなみにイギリスの北部に行く予定があるときはマンチェスター空港などの地方空港を使う方が便利だし、入出国や税関などの手続きも早い傾向があります。


eGate(電子ゲート)利用には適用外もあるので注意

このeGate利用については、適用外もあるので注意が必要です。

例えば、18歳以下の子どもで親と同伴していない場合や同伴者と子供の名字が異なる場合は入国審査官の質問を受けなければならないかもしれません。

他にも自動ゲートでなく入国審査官による確認が必要となるケースもあり、下記のとおりです。

  1. 滞在予定が6か月未満の留学生
  2. 滞在予定が3か月未満のTier 5(Creative and Sporting)の滞在資格を持つ人
  3. 滞在予定が1か月未満の専門的職業(Permitted Paid Engagement)の滞在資格を持つ人
  4. EEA(欧州経済領域)国籍者の家族で永住目的で入国する人

自動ゲートを利用する際はイギリス入国の入国印をパスポートに押してもらうことができません。

海外渡航証明など何らかの手続きでこの入国印が必要になる可能性がある人はこれまで通り入国審査官に入国スタンプをもらった方がいいでしょう。

入国審査官の質問を受ける場合に必要な英語についてなど、下記の記事に説明していますので参考にしてください。

海外個人旅行空港入国審査:英語がわからない人用質問と模範解答集

eGateの通過方法

eGateを通過するには、パスポートの写真が載っているページを開いて下に向けて機械にかざし、顔認識用のカメラを目を向けることでゲートが開きます。その際、帽子などを取り、眼鏡もはずす必要があるかもしれません。

この決定はイギリスがBrexitに備える中、これからイギリスが独自に友好関係(というより貿易関係)を深めたいとする国々へのラブコールともいえる処置なのでしょうか。

私たち日本人にとっては、Brexitによってもたらされた数少ないメリットの一つとなるでしょう。

これでイギリス旅行のハードルが一つなくなりましたね。

春から夏にかけて日も長く過ごしやすいイギリスにぜひ出かけてみてはいかがでしょうか。

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