2020年東京オリンピック・パラリンピックの誘致をめぐり、贈賄疑惑があるとしてフランス司法当局が日本のJOC(日本オリンピック委員会)竹田恒和会長を捜査の対象としていることが話題になっています。日本国内でもこの件については取り上げられていますが、この不正疑惑に大きな関係を持っているであろう会社の名前が上がらないようです。海外メディアではこの件に関する「電通」の役割について報道しているので、それをご紹介します。
東京オリンピック
サマータイム日本で導入検討:世界の状況はーEUでは廃止へ
2020年東京五輪・パラリンピックの猛暑対策として、サマータイム(夏時間)の導入が検討されるという話を聞きました。夏の時間を2時間繰り上げる案が検討されるというのです。サマータイムというと昔日本で導入されたもの不人気ですぐ取りやめになりました。欧米諸国などでは取り入れられていますが、日本とは理由も条件も違い、現在使用している国でも廃止案がよく出てくるデメリットの多い政策です。本当に導入するつもりなのでしょうか、するとしたらどのようなものでいつ?そのメリットとデメリットにはどのようなものがあるのかを簡単に説明します。
二重国籍はどうしていけないのか:東京五輪と大坂なおみ、ノーベル賞とカズオ・イシグロ
大坂なおみが2020年東京オリンピックに米国人ではなく日本人として出場することにしました。彼女は米国と日本の二重国籍を持ち、22歳の誕生日までにどちらかの国籍を選ばなければならなかったのです。いっぽう、2017年にノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロは日本生まれで両親が日本人なのにかかわらず、イギリス国籍を選びました。世界の多くの国同様、日本が二重国籍を許していれば、彼らは悩まなくてよかったのですが。