Last Updated on 2022-10-18 by ラヴリー
イギリスに留学や長期滞在する方におすすめの現地SIMカード、私も家族も愛用しているおすすめスマホSIMプロバイダーのgiffgaff(ギフギャフ)を紹介します。安く、通信状態もよく、サービスも素早く、EU圏内でもイギリス国内と同じ条件で使えるということで、イギリスではたくさんの人が愛用しています。SIMカードを日本まででも無料で送ってもらえ、チャージなどすべてオンラインで可能なのも魅力。
Contents
イギリスのスマホ事情:キャリア比較
イギリスに留学やワーキングホリデー、仕事などで長期に滞在する場合、スマホをどうするかが問題になりますね。
なお、短期の旅行の場合は海外WiFiルーターレンタルがおすすめです。
けれども、1か月以上滞在する場合でSIMフリーのスマホを持っているのなら、現地SIMを入手するのが一番コスパがいいはずです。
それではイギリスにはどんなプロバイダーがあるのでしょうか。
イギリスには様々なスマホキャリア会社があります。代表的なものは下記の通り。
- 3(Three)
- O2
- Voodafone
- EE
街を歩くとこのような会社の店舗が至る所にあります。以前はスマホを使いたいとなると、その一つに飛び込んでスマホを買うついでに通常2年縛りの契約をすることが多かったのですが、最近はSIMフリーのスマホを買って自分の使用方法に合わせてプロバイダーやプランを選ぶ人が多くなってきました。
そのほうが安くつくし、自分の使用方法に合わせて柔軟にプランを選んだり変えたりことができます。
人によって通話ばかり使う人、テキストをたくさん使う人、それよりはデータ容量を重視する人など、違いますよね。
なので自分に合ったプランから選ぶことができる方がいいし、結果的にコスパもよくなります。
そして、このようなプロバイダーの中で最近人気が急上昇してきているのがgiffgaff(ギフギャフ)という名前の会社です。
私も数年前に日本でSIMフリーのiPhoneを買ってからこちらを使っています。調べてみるとレビューがよかったのでそうしたのですが、結果的に満足しています。
いろいろなプランが選べる、giffgaffどうしだと通話もテキストも無料、SIMをあらかじめ自宅に送ってもらえる、など便利なサービスも多いのが魅力。
giffgaff(ギフギャフ)とは
giffgaffは他の多くのキャリアのように家賃の高い街中に店舗を持っておらず、ほとんどがインターネット上での取引です。
使用方法によってさまざまなプランがありますが、いずれも他のプロバイダーに比べ料金が安いのは店舗などのコストがかからないという理由もあるのでしょう。
安いけれども通信は大手キャリアのO2の回線を使っているためつながりやすく、イギリスだけでなくEU圏内でも安心して使うことができます。
giffgaffが使える国
オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、キプロス(南)、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス(コルシカ島も含む)ドイツ、ジブラルタル、ギリシャ(島も含む)、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、イタリア(サルディニアやシチリアなどの島、サンマリノ、ヴァチカンも含む)、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル(マデイラも含む)、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スペイン(バレアレス諸島やカナリア諸島も含む)、スウェーデン
giffgaffは上記の国では、イギリスにいるときと同じように使えます。特別な海外料金もかからないし、面倒な設定もありません。
イギリスから外国に行くとgiffgaffのSIMが入っているスマホを持っていると、こちらで何もしなくてもgiffgaffからメッセージが来ます。
たとえばフランスなら空港に着くと「フランスにようこそ。通話、テキスト、データはイギリスでの通常プランと同様に使うことができます。」というメッセージが来ます。
giffgaffプラン価格
月決めプラン
giffgaffには下記のように様々なプラン(goodybagと呼ばれる)が用意されていて、自分の使用方法に合わせていろいろなものを選ぶことができます。
月に6ポンド(800円台)という安さから使用できるのです。
それで足りなければ途中で高いプランに変更することもできるし、月ごとに違うプランを試してみることもできます。
私はあまり外出しないし通話もテキストもあまり使わないので、一番安い6ポンドプランで大丈夫です。
家族にはよく電話するのですが、giffgaffどうしなので無料なのです。
6ポンドならコーヒー代2回分なのでそう惜しくはないのですが、それでも日本に一時帰国するときなど長くEU圏内を留守にするときはもったいない気もするので、そういう時は使った分だけ支払うプランにしています。
’Pay as you go’(都度払い)プラン
この料金表にはのっていませんが、giffgaffではこのほかに’Pay as you go’(都度払い)プランを選ぶことができます。
これは10ポンドとかのクレジット支払いを事前にしておいて、使った分だけそれから引かれるというプランです。
このクレジットには期限がないのでその月に使わなければ翌月以降にそのまま繰り越されます。
‘Pay as you go’プランの場合、使用料金は下記のとおりです。
-
- 通話:15 pence(約20円)/分
- テキスト:5 pence(約7円)/回
- データ:5 pence(約7円)/MB
自宅のインターネットがありスマホでの通信をほとんど使わないという人、日本に帰国中でイギリスでスマホを使わない期間などは、このプランにしておくと一番安くつきます。
使用するたびにクレジットがどれくらい残っているか教えてくれるので、少なくなったら自分で追加課金できます。
または、’auto top-up’という機能を選ぶとクレジットが3ポンド以下になったら自動的に課金してくれます。
思ったより使用量が多く、月決めプランにした方がいいと思えばその時から月決めに変更できます。
giffgaffは毎月自分が使った使用量をメールで教えてくれ、それに基づいてどのプランが一番おすすめかをすすめてくれます。
giffgaff SIMカードが使えるスマホは?
iPhoneでもアンドロイドでもSIMフリー端末であればgiffgaffのSIMカードが使えます。
日本でも格安SIMが出回っている昨今、最初からSIMフリースマホを買った方が便利だし、安くつきますよね。
また、SIMロックされドコモやauでしか使えなかったスマホでもSIMロックが解除してあれば、giffgaffのSIMカードを差して利用することが可能です。
さらに確認したいのはSIMカードのサイズです。
SIMカードにはいろいろなサイズがあり、スマホによっては使用できるSIMカードのサイズが決まっています。
giffgaffのSIMカードはマルチサイズになっていて、小さい順にNano、Micro、Standardの3サイズに対応しています。
各スマホの適合SIMサイズに合わせて、あらかじめ入っている切込みを使って自分でカットできるようになっているのです。
なので、どの端末にも利用できます。
giffgaffのSIMカード購入方法
giffgaffのSIMカードはTesco(テスコ)などのスーパーマーケットでも買うことができますが、ネットで買うのが便利です。
こちらの紹介リンクからgiffgaff SIMカードを注文すると £5クレジット付きの SIMカードを無料で送ってもらえるようになっています。
(紹介者にも£5クレジットが入る仕組みです。)
下記に名前、メールアドレス、住所を入力し、Order your free SIMをクリックすればSIMカードを無料で送ってもらえます。
giffgaffのSIMカードは日本にも送ってもらえます
イギリスに到着する前にgiffgaffのSIMカードを用意しておきたい人は、宛先を日本の住所にしておくとSIMカードを日本に送ってもらう事もできます。
SIMカードはイギリスやヨーロッパだと3〜5営業日で届きますが、日本だと1週間以上かかるかもしれません。
giffgaffのSIMカードが送られてきたら
SIMをオーダーすると、このようなSIMカードがプラン料金表と使用方法と共に送られてきます。
(英語ですが、シンプルなので分かりやすいと思います。念のため、日本語で説明しておきますので下記を参照してください。)
- giffgaffのアクティベーションページ:https://www.giffgaff.com/activateをクリック
- Activation Code(SIMカードに印刷されている’5K9MYR’などのコード)を入力
- 名前、メールアドレスなどの情報を入力
- 自分が使いたいプランを選択
- クレジットカード、デビットカードまたはトップアップ・バウチャーで支払う(日本のクレジットカードも使用できます)
- 自分のスマホに合う大きさのSIMカードを切り離してスマホに挿入する。
このあと数分すると、通信ができるようになります。
まとめ
毎日の生活に欠かせなくなってきたスマホ、イギリスでは安い通信料で使えるので本当に便利です。
日本でもやっとSIMフリーのスマホが出回るようになり便利になったとはいえ、まだキャリアの契約料金を支払い続けている人が多いのに驚きます。
少しでも安い料金でスマホを使いたいのなら、LINEモバイルなどの格安SIMを試して見てください。
大手キャリアと比較すると年間数万円お得になるはずです。
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