ハリー王子とメーガン・マークルのロイヤルウエディングのブライズメイド6人とページボーイ4人のリストが発表されました。ジョージ王子とシャーロット王女の名前も入っています。ブライズメイドとページボーイはイギリスの結婚式ではお決まりとなっていますが、日本ではおなじみが薄いかもしれませんね。その意味、由来や役目、そしてこれまでのロイヤルウエディングでの子供たちの様子をかわいさ満載の画像と共に紹介します。
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ブライズメイドの由来
ブライズメイド(Bridesmaid)は一言でいうと、花嫁の付き添い人という意味です。
イギリスではこれには中世の頃からの古い由来があります。当時若くして結婚するカップルを悪霊や汚れから守るためにできたのです。新郎新婦の幸せをねたむ悪魔から花嫁を守るために、ブライズメイドは花嫁と同じような衣装を着て付き添い、悪魔の目を惑わすという由来があります。悪魔信仰がなくなった今でもブライズメイドは花嫁の心強いサポート役として一役買っています。
ブライズメイドを大人が担当する場合は、結婚式の時花嫁の付添人となってヴェールの裾を持ったり、挙式の信仰をサポートするのです。
このような場合のブライズメイドは普通5人くらい、花嫁の姉妹や友人、親戚から若い女性たちが選ばれます。
普通はおそろいのドレスを着ますが、色は花嫁とはかぶらないように、白以外の服を着るようになっています。
全く同じドレスでなくても、色合いだけそろえたりすることもあります。
ブライズメイドの中でも最も親しい代表的な立場の女性を「メイドオブオナー」(Maid of Honour)と呼びます。
ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式のときはキャサリン妃の妹であるピッパ・ミドルトンがメイドオブオナーとなってキャサリン妃のドレスの裾をもっていましたね。
ブライズメイドとページボーイ
ブライズメイドは子供が受け持つこともあり、ロイヤルウエディングの場合はそちらが主流です。この場合のブライズメイドはフラワーガールとも呼ばれます。
花嫁花婿の姪っこや友人、親戚の子供などが行うのが一般的で、その名の通り、花びらをまく役目を受け持ちます。
そして、一緒にそのお役目をする男の子をページボーイと言うのです。
ロイヤルウエディングでのブライズメイドとページボーイ
イギリスの代々のロイヤルウエディングでも子供たちが活躍してきました。
エリザベス王女の結婚式(1947年)
こちらは、1947年に行われた今のエリザベス女王とフィリップ殿下の結婚式。
まだ、エリザベスの父ジョージ6世が国王だったので「エリザベス王女」でした。
この時は8人のブライズメイドと2人のページボーイがいました。
ウィリアム王子やハリー王子も子供の時にページボーイとしての役目を果たしたことがあります。
ウィリアム王子(1986年)右端
ウィリアム王子(1988 年)
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OCTOBER 08: Prince William, Pageboy At The Society Wedding Of Miss Camilla Dunne To The Honourable Rupert Soames At Hereford Cathedral.
ハリー王子(1989年)
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SEPTEMBER 16: Prince Harry As Pageboy At His Uncle’s Wedding With His Cousins Eleanor And Alexander Fellowes.
ウィリアム王子とキャサリン妃結婚式
ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式のときはブライズメイド4人、ページボーイ2人でした。
キャサリン妃のすぐ前でしかめっ面をして耳をふさいでいた女の子が印象的でしたね。
この女の子はグレースという3歳の子で、ウィリアム王子とキャサリン妃の共通の友人である Hugh van Cutsem の子ども、ウィリアム王子の名づけ子でもあるのです。
ピッパ・ミドルトンの結婚式
キャサリン妃の妹ピッパ・ミドルトンの結婚式にはジョージ王子とシャーロット王女がブライズメイドとページボーイの大役を仰せつかりました。
ハリー王子とメーガンの結婚式
ハリー王子とメーガン・マークルの結婚式では、ジョージ王子とシャーロット王女をはじめとする4人のページボーイ(4~7歳)と6人のブライズメイド(2~7歳)が活躍しました。
ハリー王子とメーガンそれぞれ2人の名づけ子、メーガンの親友ベニタとジェシカの子どもたちなどを選んでいます。
メーガンが礼拝堂に現れたときに長いヴェールを持つ役目をしたのはメーガンの親友の双子の子どもたち、7歳のジョンとブライアンです。
ジョージ王子もおそろいの服を着て登場。
男の子の服は新郎であるハリー王子やウィリアム王子が着ているブルーズ・アンド・ロイヤルズと呼ばれるイギリス騎兵連隊の制服とおそろいのミニチュア版です。
かたや、ブライズメイドのドレスは花嫁メーガンのウエディングドレスと同じくジバンシィのデザイン。
シャーロット王女もおそろいの白いドレスにお花のティアラを付けてかわいらしく手を振っています。
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