グラミー賞2018 エド・シーランポップ部門で2賞を獲得するが欠席：どこで何してたの？

Last Updated on 2020-09-20 by ラヴリー

2018年の第60回グラミー賞の結果発表。主要3部門を独占したブルーノ・マーズをはじめとする黒人アーティストが活躍する中、イギリス人のエド・シーランがポップソロパフォーマンスとポップボーカルアルバムで最優秀賞を受賞するも、授賞式には欠席。その時、彼がどこで何をしていたのかをつきとめました。

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2018年第60回グラミー賞

今年のグラミー賞は黒人男性アーティストが躍進しました。ブルーノ・マーズはアルバム賞、レコード賞、楽曲賞の主要部門を独占し、合計6部門を受賞。

この他、ケンドリック・ラマーがラップ部門の楽曲賞、パフォーマンス賞など合計5部門を獲得。ジェイ・Zも最多8部門にノミネートされるなどブラック・アーティストの活躍が目立ちます。

最近アメリカではラップやヒップポップ、R&Bがミュージック・シーンの主流になりつつあり、もはやロックの売上を上回る勢い。ファンク、ダンス、ラテンなどの影響を受けたミュージシャンも活躍していて、多様化するミュージックシーンがグラミー賞にも反映されているといえます。

エド・シーランは主要部門ノミネートで落選

エド・シーランの人気曲「Shape of You」はイギリスで14週連続1位、アメリカでも12週連続1位、ビルボード史上初めて33週連続でトップ10入りを果たすという大成功を収めました。

アルバム「÷」(divide）デバイドも大人気を博し、商業的な成功だけでなく、その音楽性も評価されています。

大方の予想では、それぞれの作品が主要部門の最優秀レコードや最優秀アルバムでノミネートされると思われていたので、どちらもノミネートからはずれたことについては驚きの声が上がっていました。

エド・シーランの作品がなぜグラミー賞の主要部門にノミネートされなかったのかについては、今回初めて導入されたオンライン投票がノミネート者の多様化につながったためではないかという意見もあります。

また、近年有力候補とされていた黒人アーティストが受賞を逃し白人が賞を獲得することがあったため、非白人が差別を受けているのではないかという批判が一部に上がっていたことがあり、グラミー側が人種差別的なイメージを払拭するためにこういう結果になったのかもという声も上がっています。

エド・シーラン自身はグラミー賞主要部門にノミネートされなかったことについて、淡々と「今年は僕の年じゃなかったんだってことだと思う。」と言っていました。

そして、「それよりも実際にみんなが僕の曲を楽しんでくれることの方がうれしいんだ。」とも。

エド・シーランは2018年グラミー授賞式欠席

さて、当のグラミー賞受賞の日、エド・シーランは受賞式に姿を見せませんでした。

いくらイギリスとアメリカは遠いといっても、自分が賞を取ることが確実だったのに欠席とは何か理由があったのでしょうか。

婚約したばかりだからというのが理由でもないでしょう。

また、自転車に乗って事故でもしたんでしょうか。

グラミー賞の司会者エレン・デジェネレスはツイッターでその理由を披露し、エドをジョーク交じりにフォローしています。

I wish everyone in that category could have won. Congratulations, @EdSheeran! So sorry I asked you to pet sit tonight. #GRAMMYs

— Ellen DeGeneres (@TheEllenShow) 29 January 2018

「全員に受賞してほしかったわ。でも、おめでとう、エド・シーラン！

今夜はペットのお守りをお願いしちゃってごめんなさい。」

エレンがエドにペットシッターを頼んだというのは名司会者らしいジョークですが、本当のところは？

「エドはどこ？」とみんながあやぶむ中、当の本人はインスタグラムで答えを発表。

自身のインスタに愛猫の写真を載せてこう言っています。

Woke up to the news I won two grammys last night. Thank you ! This little fluff-ball is doing a bit of a celebratory dance, lots of love to everyone xx

A post shared by Ed Sheeran (@teddysphotos) on Jan 28, 2018 at 11:12pm PST