ずっと外から日本を見ていて思うことですが、東京五輪とコロナのせいで、これまで隠れていた日本の病巣がパンドラの箱を開けたように外国に暴露されているようです。日本政府のコロナ対策や東京五輪についての不手際や問題だけでなく、広く日本社会の人権問題(人種やジェンダーなどの差別、排外主義、格差と弱者切り捨て、同調圧力、いじめやヘイトなど)、政治やメディアをはじめとする民主主義上の欠陥など。どれも前からあった問題ですが、これまで解決されてこないまま先送りにされていたものが、海外メディアが報道することで国際社会の目にさらされてしまったのです。
海外の反応
日本学術会議会員候補任命拒否について海外からも懸念の意
日本学術会議の会員候補6人を菅首相が任命しなかった件について、日本では疑問や批判の声が上がっていますが、この件については欧米でも報道されており「政治と学問の自由についての関係」に懸念の声が報じられています。
新旧天皇と皇后について海外の反応:日本の皇室に期待すること
天皇退位による平成時代の終わりと新天皇即位による令和時代の始まりという節目でイギリスメディアをはじめ、海外では久しぶりに日本の皇室のことが話題に上がっています。新天皇皇后について海外ではどのように紹介し、日本のこれからの皇室についてどのようなことが報道され期待されているのでしょうか。
「令和」新元号は日本の右傾化を象徴している?海外の反応(英米メディア)
4月1日に日本の新元号が「令和」に決まったと発表されました。日本にしか関係のないことのように思っていましたが、これについては英米など海外メディアも続々と報道しています。海外の反応には「日本の右傾化」とか「安倍政権の国粋的な傾向を示唆」とかいうようなものが見られますが、どうしてそういう反応になるのでしょうか。
日本の死刑執行へ賛否:死刑制度世界の現状と考え方【海外の反応】
オウム真理教の事件で死刑が確定していた教団代表の麻原彰晃(本名・松本智津夫)ら7人に7月6日、残りの6人に7月26日、死刑執行が行われました。今回の死刑執行については海外の主要メディアも一斉に報じ、日本の死刑制度を非難する声があいつぎました。ヨーロッパをはじめとする国々では死刑廃止の傾向にあり、先進国で死刑があるのは日本とアメリカだけと言われていますが、現状はどうなのでしょうか。また、死刑制度に関する賛否両論の考え方やその根拠にはどんなものがあるのでしょうか。
【海外の反応】イギリス BBC ニュース:日本は素晴らしい、それとも野蛮?
イギリスのBBCラジオ4で、朝6時から9時まで ‘Today’ というニュース番組があり、朝ごはんを用意したり後片付けをしているときに何となく聞き流しています。NHKの朝のニュースといったところでしょうか。とはいえ、3時間にわたって、多岐にわたる国内・国際ニュース、またそれについて詳しく掘り下げる現場取材やインタビューを交えた番組です。