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Twitterリプライを非表示にする新機能:スパムやクソリプ対策に

Twitterをやっていると、いわゆる「クソリプ」と言われるわけのわからない返信や、自分のツイートには関係のないスパムや宣伝めいたリプライが寄せられて困ることがありませんか。これまでは無視するか、あまりにひどい誹謗中傷の場合は通報したりブロックしたりする方法が使われていました。けれども、このほどツイッターはユーザーが不適切なリプライを非表示にする新サービスを日米に導入しました。

Contents

Twitter 新機能

Twitterではユーザーが快適なツイート・コミニュニケーションを重ねるために様々な機能やサービスを提供しています。

その中でも、かなり革新的な「リプライ非表示」機能が2019年7月からカナダを対象に試行されていましたが、9月19日から米国と日本でもこの機能が使えるようになったと発表されました。

この機能はかなり賛否両論あったようですが、Twitter社ではテストの結果が良好だったと判断したようです。

リプライ非表示機能とは

ツイートをするといわゆる「クソリプ」と呼ばれるような誹謗中傷やヘイトじみたリプライ、Tweeetに関係のない宣伝じみたスパムコメントが付くことがあります。

もちろん、明らかに攻撃的なリプライはTwitterに通報してもいいのですが、その対応には時間もかかります。

すぐにリプを消したい場合、また通報するまではいかないけれど内容が不適切で自分のフォロワーの目にさらしたくないもの、明らかに間違っていたり意味がわからないとか誤解を生みそうなものなど、自分自身で非表示にすることができるのです。

リプライを非表示にする方法

リプライを非表示にする機能はPCでもスマホでも使えるようになっています。

リプライ非表示の方法は簡単で、2回クリックするだけ。

  1. リプライの右上の下矢印でドロップダウンアイコンをクリック
  2. 「返信を非表示にする」をクリック(「この会話をミュート」の下)

これで、該当するリプライが非表示になります。

リプライを非表示にしたことはリプライをした相手にもわかるようになっています。

非表示にしたリプを見る方法

リプライを非表示にしてもメッセージが完全に削除されるわけではありません。

ツイートの右下にある下矢印をクリックすると、非表示になったリプライを見ることができます。

さらに、非表示を取り消してまた表示させることもできます。

その場合は、非表示にしたツイートの右上にある下矢印ドロップアイコンをクリックして「返信の非表示を解除」をクリックするとリプライがまた表示されます。

Twitter非表示機能紹介動画

詳しくはTwitterから紹介動画が用意されているので下記を参考にしてください。

リプライ非表示機能のメリット、デメリット

Facebookやインスタグラムなど他のSNSではユーザーが自分の投稿に対する返信を削除できる自由があります。

けれども、ツイッターはすべての人に開かれたコミュニケーション広場であり、最低のマナーを守る限りは誰でも自由に発言する権利があるとしてきました。

ただ、このようなオープン性のために一部の心ない人がツイッターのリプライ機能を使ってネット上でのいじめや誹謗中傷をすることもあったとして、Twitter社はこのテストにふみきったのです。

リプライ非表示機能のメリット

リプライをユーザー自身が選択して非表示できるようにすることで、様々なメリットがあります。

リプライ非表示機能のデメリット

アカウントブロック・オプションも

ツイッターではリプライを非表示にするときに「アカウントをブロックする」というオプションも合わせて表示されます。

これは「リプライを非表示にする」という行為が「アカウントをブロックす」とは違う機能だということをユーザーに示すためだということです。

なので、不適切なリプライを受け取ったユーザーはどちらのオプションを取るか選択することができるのです。

まとめ

リプライを非表示にするオプションはまだ世界中で使えるわけではなく、あくまでテスト中の段階ということです。

これからもユーザーのフィードバックを集めて、この機能を全世界に広めるかどうかが検討されるようです。

個人的な意見を言うと、私はTwitterのフォロワーも少ないし、幸いなことにこれまでそれほど嫌なリプライを受け取ったことがありません。自分の意見と異なるリプは参考になるし、根拠もなく批判する意見、意味不明のリプがあったら「何これ?」と思うだけですぐ忘れてしまう方なので、特に非表示にしたいと思ったことはない気がします。

あなたはどう思いますか?

この新機能はまだテスト段階だということなので、Twitterユーザーの一人として意見がある人はツイッター社にメッセージを送ることをおすすめします。

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