社会生活 Society & Life

ローラのインスタ辺野古基地反対署名の政治的発言に批判、仕事がなくなる?

Okinawa

モデルでタレントのローラが12月18日にインスタグラムで沖縄の辺野古(へのこ)基地埋め立て工事中止の嘆願書への署名を呼び掛けたことが波紋を呼んでいます。この嘆願書は誰に対して何をお願いするものなのでしょうか?「沖縄のきれいな海を守ろう」というローラの呼びかけなのに、どうして「そんな政治的発言をしたら仕事がこなくなる」と言われてしまうのでしょうか。この問題についてこれまでの経過や背景をわかりやすく説明し、ローラの発言に対するさまざまな反応についてご紹介します。

 

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ジャパン・タイムズが徴用工・慰安婦の定義変更【国内外の反応】

国内英字新聞大手『ジャパン・タイムズ』 (The Japan Times) が、「徴用工」(forced labor)を「戦時労働者」(wartime laborers) と言い換え、「慰安婦」という語は使わない、と11月30日に紙上で表明した件が国内外で波紋を広げています。英米などのメディアで右派政権や活動家に屈した歴史修正主義的な決定であると批判の声が上がっています。どんな記事だったのでしょうか。また、この記事の背景にはどういうものがあるのでしょうか。海外からの反応と共にご紹介します。

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世界AIDSデーにHIV感染を告白した国会議員HIV検査や治療を勧める

Freddy Mercury

12月1日の世界エイズデー「World Aids Day」に先駆けてイギリス国会でエイズにちなんだスピーチをした国会議員が自らのHIV感染を国会で告白するという思いがけない展開になりました。この議員はどうしてこのような発言にふみきったのでしょうか、そして彼はエイズにかかっているのでしょうか。AIDSとHIVの違いや感染と症状の情報など未だに誤解している人も多いので、簡単な説明とこれまでの取り組みも紹介します。また、エイズで亡くなった人々のリストも加えました。

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入管落書き「難民解放」東京入国管理局「止めて」とツイート

Free Refugees

東京入国管理局が11月20日、道路などに英語で「FREE REFUGEES」などと書かれた落書きの写真と共に「落書きは止めましょう」「少しひどくはないですか」などの固定ツイートを載せたことで反響を呼んでいます。入管に拘束されている収容者の問題についてずっと抗議を続けてきた支援者から批判の声が上がっている上、拡散されたツイッターはこれまで関心のなかった一般市民にまで広まり、ついには外国メディアが取り上げるまでになりました。これを機会に入管での収容者問題に焦点を当てていきたいと思います。

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ゴーン日産会長逮捕の真相は陰謀か?仏ルノーと海外メディアの反応

Ghosn

11月19日に日産代表取締役会長のカルロス・ゴーンが金融商品取引法逮捕の疑いで逮捕され、日産会長の解任が発表されました。逮捕理由や背景はどういうものなのでしょうか。日産、三菱だけでなくフランスルノーのトップも兼任しているゴーンに対し、ルノーやフランス政府の対応はどういうものなのか、陰謀論も渦巻く海外メディアの報道や反応と合わせてご紹介します。

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国際男性デー11月19日 International Men’s Day

11月19日は「国際男性デー」、英語で「International Men’s Day」 です。3月8日の国際女性デーに比べると知名度が今一つですが、どういう意味があるのでしょうか。女性にとっては男性は一般的に女性よりも地位や力があり女性を差別する側であり、わざわざこのような特別な日を定めてその権利をさらに強めるようなことをしなくてもいいのではないかという声も上がってきそうですが、実際はどうなのでしょう。

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サイバーセキュリティ大臣パソコン使わず世界で話題:日本人のPC離れ

PC

サイバーセキュリテイを担当する桜田義孝大臣がこれまで自分でPCを使ったことがないと認めたことを世界中の主要メディアが報じています。桜田大臣はUSBについての知識もないようですが、本当なのでしょうか。海外の反応と合わせてご紹介します。また、日本はITなどの最新技術が進んでいると思われがちですが、実際は国民、特に若い世代のパソコン離れが進んでいることも問題となっています。この点を世界の諸外国に比較してみましょう。

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性差別問題(英語でセクシズム)日本での具体例とイギリスの法規制

先日家族3人で日本に一時帰国しテレビ見ていた時、イギリス人の連れ合いが「日本のテレビ番組はとてもセクシストだ」と言います。具体的にどういうところかと聞くと「男性はみんな外で働くサラリーマンで、女性が子供の世話とか家事とかしているシーンばかり」。そういえばそうだけど、現実が概ねそうだから仕方ないし、見ている人もそれが当然だと思ってるのではと日本人の私は思います。でもそれってイギリス人から見たら変なのだということ、それがどうして問題なのかについて書いてみたいと思います。

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セックスロボットと小児性愛好者(英語でペドフィリア)BBC番組動画

イギリスBBCで「セックスロボットと私たち」という番組が報道されたのですが、その番組中に日本のセックスロボット工場が出てきました。ここでは子供サイズのセックスロボットを製造していて、それを取材するイギリス人男性が涙ながらに「これはひどい」というシーンがあり、それをイギリスメディアが「ショッキング」と報じていました。このBBC番組の動画をあわせてご紹介します。

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日本の消費税10%軽減税率8%は高いのか?英国では20%だが生活必需品はゼロ%

日本では2019年10月に消費税が10%に上がりました。10%という税率は高く感じますが、ヨーロッパ諸国などは20%以上というところも少なくありません。とはいえ、すべての商品に高い税金がかかるわけでもないのです。多くの国で軽減税率が導入されているし、イギリスでは食品や子供服などの生活必需品や教育医療文化など社会的に重要だとされる分野の消費税はゼロです。ここでは、例としてイギリスの消費税の仕組みをご紹介します。


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