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【海外旅行】持ち物、バッグ、服装のおすすめや注意点:チェックリスト付

Holiday packing

海外旅行に行く時に何を持って行きますか?もちろんパスポートやお金など絶対に必要なものはありますが、いざ荷造りとなるとあれもいるかも、これもいるかもと詰め込みすぎてしまいスーツケースがぎゅうぎゅうに。逆に最低限の荷物にしようとして旅先で「しまった、持ってくればよかった」と後悔することもあります。そういうことがないように海外旅行に持って行くべきもののリスト、バッグや服装について注意点と共にお話しします。旅行好きの私自身の経験から実際に使っているチェック・リストもご紹介。

Contents

海外旅行持ち物リスト

何事も準備が大事なのは海外旅行も同様。あらかじめパッキングリスト(荷物リスト)を作っておくと漏れがなく安心です。このリストは一度でなく何度でも修正しながら使えるので、旅行のたびに見直してずっと使っていきましょう。旅行のたびに1から考えるよりも時間がずっと短縮できます。旅行好きな私もそういうチェックリストを用意していて、いつもそれを見ながら準備します。

旅行用荷物リストはなくならないようにパスポートなどと一緒に保管してもいいし、旅行の時に必ず使うスーツケースがある人はそれに入れておいてもいいでしょう。ついでに、旅行でしか使わないものはそのスーツケースに入れておいたらいいですね。たまにしか旅行しない人だと、他のところに収納したせいで忘れてしまい(または見つからず)また新しいものを買う羽目になったりしますので。(←経験済み)

パスポート・ビザなどの必要書類

パスポート

命の次に必要なのがパスポート。まあ、これは忘れる人はないでしょうが、気を許さず期限も必ずチェックしておきましょう。

期限が短い(半年以下)の場合、入国できない場合もあり、パスポートの更新が必要になります。更新には時間がかかるので、パスポートのチェックは早めにしておきましょう。

ビザ

行き先によってはビザ(査証)が必要になるので、それも早めにチェックしましょう。中にはパスポートとビザの違いを知らないという人もいますが、パスポートはあくまで国籍や身分証明であり、ビザは入国許可証です。

実は日本のパスポートは世界一強くて、たいていの国にはビザなしで短期滞在できるのですが、中には今でもビザが必要な国があります。例えばインド、ネパール、サウジアラビア、エジプト、ロシア、ブラジルなどです。

米国に行く場合ビザは不要ですが、ESTAと略される電子渡航認証が必要になります。同様にオーストラリアもETASと呼ばれる電子ビザが義務付けられています。

詳しくは外務省の海外渡航・滞在ページを参考にしてください。

航空券などの必要書類

最近は航空券をe-ticketにしてスマホで持ち歩くこともできますが、いざというときのために(スマホが故障したり、紛失したりなど)印刷したコピーもあると安心です。

海外でレンターカーなどを借りて運転する人は海外運転免許証が必要です。

また、旅行先で予約した列車やホテルのチケットや書類、必要なら海外旅行用保険書類も忘れずに用意しましょう。

万が一のために

万が一パスポートをなくしてしまった場合のためにパスポートのコピーを用意しておくと安心です。顔写真や名前などが載っているページと一番最後の住所欄のページのコピーをとってください。このコピーはパスポートとは別の場所に保管して持ち歩きましょう。

旅先でパスポート番号などが必要な場合、このコピーを見て情報を記入したり、コピーを見せたりすることで実際のパスポートを取り出さなくてもいい場合があるのでそのためにも便利です。スマホで写真を撮っておくのもいいのですが、紙のコピーもあるとより安心。

なお、パスポートを作るときにとった証明写真の余りもこのコピーと一緒に持って行くと再発行の時などに助かります。

【必要書類ポイント】

  • パスポートの期限やビザを確認
  • 航空券や列車、ホテルなどの予約、海外旅行保険書類を用意
  • パスポートの顔写真、住所欄のコピーをとっておく
  • パスポート用の証明写真の控えを用意する

お金関係

パスポートの次に大事なのはお金です。まず頭においてほしいのは海外のいわゆる先進国と呼ばれるような国はほとんどカード社会だということです。ほとんどの場所でカード払いができるのでキャッシュを使うことはあまりないといっていいです。

クレジットカード

今時クレジットカードを持ってない人はいないと思いますが、持っている人でも1枚だけでは心もとないです。いざ使おうとしたときに使えない場合があるので、できたら種類の違うカードを数枚用意したほうが安心です。使用限度額もチェックしておいて、どのカードでどれだけ使えるのか現地価格に換算してメモしておくと役立ちます。

クレジットカードの種類としてはMaster、Visaはどこでも広く使え、American Expressはヨーロッパ諸国ではたまに使えないときがあります。JCBは外国では使えないことが多い印象なので、それ以外のカードを用意した方がいいでしょう。



クレジットカードも紛失や不正利用など万が一のためにカード情報をメモしたり、コピーをとっておいてカードと別に保管しておいた方がいいでしょう。その際、カード会社の海外旅行用カスタマーサービス連絡先なども持って行きましょう。カード会社によっては海外旅行に行く際は事前に連絡しておくことを推奨するところもあるので、自分のカード会社の情報を調べておいた方が無難です。

外国でのクレジットカード決済は円と現地通貨どちらが得か?

キャッシュ

外国ではなるべく現金を持ち歩かず、カード支払いをするのをおすすめしますが、小さなカフェとかマーケットなどで買い物をする場合、外貨のキャッシュが必要なこともあるでしょう。外国に到着してすぐATMで外貨をキャッシングしてもいいのですが、あらかじめ少額の現金がないと困る場合もあります。

そのような場合は出発時の空港で両替するよりは、その前に両替率や手数料を比較してお得な方法で両替するのがおすすめです。その時、現地であまり使われないような大きい額の紙幣(イギリスで言うと50ポンド紙幣など)でなく、少額の紙幣を用意する方がいいでしょう。

プリペイドカード

ここ最近私がよく使っているのがプリペイドカードです。これは事前にお金をチャージ(カードに入金)しておいてそのお金を海外で使えるカードです。ショッピングのとき、クレジットカードやデビットカードと同じように海外の店舗でお買い物に利用したり、海外のATMで現地通貨を引き出すこともできて便利です。

クレジットカードが持てない人、限度額が少ない人でもプリペイドカードがあれば旅先でお金が足りなくなって困るという問題を解決できます。

プリペイドカードの中でも特におすすめで私が使っているマネパカードについて下記に詳しく説明していますので興味ある人はご覧ください。

マネパカード:おすすめ海外プリペイドカードのメリットとお得な使い方

【お金関係ポイント】

  • クレジットカードは数種類用意
  • 外貨のキャッシュは少量だけ、少額単位で用意
  • プリペイドカードも検討する
  • カード類のコピーや情報を準備する

電気製品など

海外旅行に日本から電気製品を持っていることがありますね。スマホやカメラは必需品でしょうが、人によってはタブレットやPC、ドライヤーなども持って行きたいという人もいるかもしれません。

スマホ・カメラとアクセサリー

最近は誰でもスマホなしではどこにも行けませんね。また、せっかく海外旅行に行くのだからカメラも持って行って思い出の写真を撮りたいものです。

スマホやカメラ本体を忘れる人は少ないでしょうが、意外に忘れがちなのが付属アクセサリーです。イヤホンやヘッドホン、ケーブルや充電器、モバイルバッテリーなど必要なものをチェックしておきましょう。

PCやタブレット

旅行先にもPCやタブレットを持って行く人も多いと思います。こちらも充電用のケーブルを忘れないでくださいね。

注意事項としてPCやタブレットは空港での荷物検査の際、カバーから取り出してチェックされるので出しやすいようにしておきましょう。

海外WiFiレンタル




スマホ、PC、タブレットなどWiFiが必要なものについては海外レンタルWiFiを利用することも検討しましょう。

海外ポケットWiFiとかモバイルWiFiと言われるもので、スマホの海外データ通信を使うより安くつくことがほとんどです。また、レンタルWiFiが1台あると一緒に行動する人たち全員で使え、スマホ、タブレット、PCなど複数につなぐことができます。

レンタルWiFiについては下記の記事で詳しく説明しています。

イギリス旅行でWiFiレンタルは必要?無料WiFi事情やレンタルWiFiおすすめ

充電プラグと変圧器

いうまでもありませんが、電気製品は充電が必要です。電気事情は国によって異なるので、旅行先の電圧とプラグの形状は必ず調べておきましょう。電圧については日本と同様100Vの国が多いのですが、イギリスなどは240Vであり日本の電気製品を使うのに変圧器が必要なことがあります。特にヘアドライヤーなど熱の出る電化製品は注意が必要です。

最近のパソコン、デジタルカメラ、スマホ、iPhone、iPad、iPodなどのApple製品などはほとんど240Vの電圧に対応するので変圧器が必要になることはあまりないと思います。

たいていの場合は変換プラグ(コンセント)だけあれば事足ります。この電気プラグも国によって使えるものが違うのであらかじめ調べてから必要なものを用意しましょう。

日本のプラグは「Aタイプ」ですが、フランスやイタリアなど大陸ヨーロッパ、韓国などで使われているものは「Cタイプ」なので「A→C」の変換プラグが必要になります。

イギリス、香港、マレーシアでは「BFタイプ」または「Gタイプ」と呼ばれている3つ穴のものが使われており、「A→BF」の変換プラグが必要になります。

オーストラリア、ニュージーランドなどでは「Oタイプ」は使われています。

コンセント変換プラグは日本で準備しておいた方がいいでしょう。OやCタイプはダイソーでも売っていますが、AF(G)タイプは見当たりませんでした。

あちこちの国に行く予定がある場合はマルチタイプの変換プラグも便利です。

なお、イギリスでの電気製品についてはこちらの記事に詳しく書いています。

イギリスの電気事情:スマホ充電、プラグ、コンセント、変圧器【完全ガイド】

【電気製品ポイント】

  • スマホやカメラとアクセサリー
  • PCやタブレットとアクセサリー
  • 海外レンタルWiFiを検討する
  • 旅行先の電圧やプラグをチェックして必要なものを用意

生活雑貨・小物

海外のホテルにあるもの、ないもの

海外のたいていのホテルに常備してあるものにはタオル、シャンプー、ボディソープ、トイレットペーパーがあります。ホテルによってはバスローブやスリッパも用意されています。

ホテルの部屋にある備品としては湯沸かしケトルがティーバッグ、インスタントコーヒーなどと共に置いてあるところもあります。カップ・オブ・ティーがないと始まらないイギリスならほとんどありますが、他の国ではないことも。

TVやヘアドライヤーはだいたいありますが、アイロンはないところが多いです。頼めば貸してくれるところはあるでしょう。

日本のホテルにはあるので、つい忘れてしまう物が歯磨きセットなど使い切りのアメニティのたぐいです。

海外のホテルでは自然保護の観点から使い捨てアメニティ類はないのが普通なので、持参する必要があります。たとえば、歯ブラシと歯磨き、くしやヘアブラシ、ひげ剃り、シャワーキャップなど。シャンプーやボディソープもディスペンサーから出すタイプが多いです。

現地調達できるもの

あとは人それぞれ、必要なものを持っていけばいいのですが、迷ったら現地購入できるものも多いです。

私は旅先のスーパーなどをのぞくのが好きなので現地調達派です。でも購入の手間や値段を考えると日本で買った方がお得で便利な物が多いのは確かです。100円ショップなどで安いものを使い切るつもりでそろえるのもいいですね。

現地調達できない必需品

日ごろ使用している常備薬、メガネ、コンタクトレンズなどがあげられます。友人と旅行した時に、旅先で友人のメガネが割れてしまい、替えがなくて困ったという経験があります。このため私も替えのメガネ(古いものでも)を一応忍ばせていきます。

洗面アメニティや医薬品

歯磨きセット、化粧品、日焼け止めなど。マスクを使う人は、外国では手に入りにくいので持って行った方がいいです。

液体を機内持ち込み荷物に入れる場合はそれぞれ100ml 以下の容器に小分けし、それをジップ付きのビニール袋に入れる必要があります。

人によってはシャワーキャップ、ひげやムダ毛処理用具も忘れずに。

小物

バスタオルやハンドタオルはホテルにあるし、トイレにはハンドドライヤーがあることが多いのでタオルは必要ありませんが、私はいつも日本手ぬぐいを数枚持っていきます。壊れ物をくるんだり、ハンカチ代わりにしたりもできるからです。

手ぬぐいは色柄を考慮して選ぶと防寒スカーフ代わりにも、ヘアバンド代わりにもなる優れものです。100円ショップで買える新品を忍ばせておけば、使用しなかった場合、誰かにあげてもいいので無駄にはならないと思います。

日差しが強い季節の旅行ならサングラスや帽子も必要になるかもしれません。

あったら便利なもの

圧縮袋、ジップ付きビニール袋、アイマスク、耳栓、裁縫セット

【生活雑貨のポイント】

  • 現地調達できるものもあるが、軽くて小さいものなら持って行く方が割安
  • 常備薬など現地で買えない必需品を忘れずに
  • 飛行機持ち込みの液体は100mlの容器に入れる

服装は?

海外旅行先で何を着たらいいのか悩むこともありますね。行き先や時期、旅行の目的などあるので一概には言えませんが、おもに女性むきに私なりのアドバイスを書きます。

旅のスタイル

旅行となると私はシビアなほどミニマリストなので、服はとにかく必要最低限。軽くしわにならず、いざとなったら洗えてすぐ乾くものを選びます。

ブランドファッションなど高価なものではなく、汚れたり破れたりしてもあまり惜しくないもので、清潔感があるカジュアルスマートを心がけます。

旅先の天候は予想ができないこともあるので、分厚いものではなく、薄く軽く重ね着ができるものを。

季節や行き先にもよりますが、傘よりはフード付きの軽いジャケットを選びます。防水だけでなく、防寒、防風にも使えるから。ちなみに、イギリスをはじめとするヨーロッパ諸国では地中海沿岸でもない限り、夏でも薄手のジャケットは必要です。

寝巻・下着など

パジャマなどの寝巻は持っていかず、そのまま普段着になるワンピースなどで代用します。

下着やソックス、シャツなどの小物はシャワーの時についでに洗うので2~3枚あれば十分です。

季節もの

夏の旅行には水着と軽くて薄いショールを持っていきます。

ショールは涼しいサンドレスの上に羽織って日焼け対策になるし、水着の上の羽織物にもなります。

逆に急に寒くなった時にもマフラー、ショール、ひざ掛けとして防寒用に使えます。さらに、教会やモスクに入るときに肌の露出を避けるためにも使えて便利です。

秋から春にかけての旅行で防寒が必要なら重いコートやセーターよりは、タイツ、ソックス、手袋、ニット帽、ダウンベストなどできるだけ小物で防寒できるように。こういうものは荷造りの隙間に入れることができます。あとは重ね着で乗り切るか、どうしても必要なら現地調達です。

【海外旅行用服装のポイント】

  • 軽くしわにならず、すぐ乾き、重ね着ができる物を
  • 傘よりはフード付きジャケット
  • 下着類は旅行中に洗えば2~3枚ですむ
  • 季節やTPOによって必要なものを用意

バッグ

スーツケース

スーツケースについては旅行の期間やタイプ、お土産の有無によるのでサイズは人によって違いますね。

最近ヨーロッパ間などの格安航空(Easy Jet、Ryan Airなど)はチェックインする荷物に別途料金を払うシステムになっています。なので、そういう時は機内持ち込みのキャリーケースだけで旅行することが多いです。

日本に一時帰国するときはスーツケースにイギリスのお土産を詰めていき、帰りは日本の食品などをぎゅうぎゅうにして持って帰るので一番大きいサイズ(縦横高さ合計158㎝)で重量も23キロぎりぎりにしますが。

スーツケースはサイズだけでなく種類もハードケースかソフトケースか、車輪は4つか2つか、ファスナーあきか、金具あきかなどさまざまですね。これはもう個人の好みによると思います。

最近は黒やグレイなど似たようなスーツケースが多いので、ターンテーブルから出てくる荷物から自分の物を探すのが難しいことがあります。思い切って変わった色にしてみたり、ベルトやリボンなどの目印をつけておくことをおすすめします。

日常のバッグ

観光用の日常バッグはななめがけやウエストポーチなど両手があくものが便利です。

重いもの、かさばるものはバックパックに入れると移動が楽ですが、バッグパックには貴重品は入れない方がベスト。

ルイ・ヴィトンやシャネルなどブランドファンの人でも海外旅行ではブランドバッグは持たない方がいいです。スリやひったくりに狙われる可能性が高くなるからです。

観光用のバッグの中に軽く折りたためるエコバッグも1枚忍ばせておくといざというときに便利です。最近は環境保護のためにお店でショップ袋をもらえないところもあるので。

エコバッグはイギリスやフランスなどではスーパーマーケットでも安価で売られているので、現地調達するのも楽しいかも。

貴重品のためのバッグ

パスポートやお財布などの貴重品を入れるバッグは体に寄り添うタイプがベスト。服の下につけるセキュリティーポーチもありますが、パスポートなどをさっと取り出せないのが不便で結局使わないということもありました。

そういう意味では、すくなくとも空港からホテルに着くまでの間はウエストポーチや小さめのバッグを体に密着させるスタイルでななめがけするのがいいでしょう。その場合、バッグをいつも体の前側にかける、人混みではバッグに手をかけておくなど注意するといいです。

また万が一のことを考え、お金類は分散して持つのもおすすめ。少額の小銭だけ別にとか、クレジットカードが複数あるのなら別々に持つとか。

【海外旅行用バッグのポイント】

  • スーツケースはソフトケースでも
  • 日常バッグは両手があくものを
  • バックパックには貴重品を入れない
  • ブランドバッグは持たない
  • 貴重品バッグは体に寄り添うタイプを

まとめ

最後になりますが、安全安心に海外旅行をするための情報として、外務省の「たびレジ」についてご存じでしょうか。

このサイトに登録しておくと、海外旅行のための安全情報などを日本語で受信できます。

また、旅行先の安全情報を入手したり、旅行中に突発的な事件などが起きた場合に情報をいち早く知ることができます。

さらに、盗難などの被害に遭った場合も支援を受けることができるので旅行前に登録しておくことをおすすめします。

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