参院選が行われるので在外選挙の手続きをすすめる連絡が日本大使館から来ました。海外在住の有権者の中には、投票したくても投票できない人がいたり、一票を投じるために多額の費用や手間がかかった人がいます。その上、最高裁裁判官の国民審査については投票そのものができません。日本人として投票する権利やそれを行使する制度があるのに実際に行うことが不可能に近いほど煩雑な手続きを要するのはなぜなのでしょうか。
海外 Abroad
ゼノフォビア(外国人嫌悪)移民問題・コロナ鎖国で世界から見放される日本
近頃、日本で排他的な風潮が見られて気になっていたのですが、それがコロナ水際対策でさらに勢いを増したようです。これまでは一部の国民や保守思想を持つ政治家などに限られていた傾向が一般国民の間でも普通になってきたように感じられます。そう思うのは私だけではないようで、米国ブルームバーグが日本についての記事見出しに「ゼノフォビア(外国人嫌悪、排外思想)」という言葉を使うまでになっています。
アテネ観光おすすめ:アクロポリス遺跡の劇場でオペラ鑑賞を
ギリシャ旅行というとアテネを訪れる人は多いでしょう。その中でも、観光名所の目玉である世界遺産アクロポリスの遺跡群は外せませんね。ここには、有名なパルテノン神殿をはじめとする様々な古代遺跡があるのですが、その中にあるヘロディス・アッティコス劇場では今でも実際にオペラなどのイベントが行われています。アテネ・エピダウロスフェスティバルの一環として上演されたオペラ「カルメン」を鑑賞した時の様子をご紹介します。ただ遺跡を鑑賞するだけでは到底味わえない特別な思い出となるので、日程が合うようならぜひ素敵な夜をお過ごしください。
セントパトリックデー(英語でSt Patrick’s Day)とは3月17日アイルランドの緑のお祭り
3月17日はセントパトリックデー、アイルランドの守護聖人セントパトリックを祝って世界中のアイルランド人がお祝いをするお祭りです。本場アイルランドだけでなく、イギリス、アメリカをはじめアイルランド人が移住していった各地でお祝いされる日。世界中で、何か緑色のものを身につけてお祝いする人がいます。
水際対策緩和の遅れが国際問題に「鎖国日本」を見限る留学生やビジネス
ワクチン接種が進んだ各国でコロナによる入国規制が緩和されつつある中、厳しい水際対策を続ける日本政府の政策に、国内外のビジネスや日本への留学を待ち続けている学生、在日外国人やその家族などから批判や苦悩の声が増しています。
春節休みで中国人の爆買い?「ダイゴウ」転売事業が減る理由
春節(中華圏の旧正月)の大型連休が始まり、中国人は一斉に里帰りや旅行に繰り出しています。毎年この時期になるとヨーロッパに旅行に来る中国人も多く、ハロッズなどの有名デパートやルイ・ヴィトン、シャネル、エルメスなどのブランド店舗で「爆買い」する人の行列ができるようになるのです。けれども今年はその勢いも落ち込んでいるそうです。その理由として中国での景気にブレーキがかかっているだけでなく、転売に関する法律が変わったことも影響しているということです。
プリンセス・マコの結婚【海外の報道まとめ】
秋篠宮家の眞子内親王が10月26日に夫・小室圭と正式に結婚したのち、記者会見を行いました。このニュースは日本ではもちろん、海外でも幅広く報道されています。この結婚に関する様々ないきさつだけでなく、その陰に潜む日本の皇室の問題や日本における家制度や女性の扱いなど幅広い問題に言及しているものも多くあり、それらをまとめて紹介します。
グレタ・トゥーンベリ、スウェーデンの環境運動家を支える家族
スウェーデンの若い環境活動家グレタ・トゥーンベリがニューヨークの気候行動サミットで講演を行ったことで話題に。15歳のときから地球温暖化への対応のためにたった一人でスウェーデン議会の前に座り込むことから始まった活動が今は地球的な運動となっています。アスペルガーという障害があるからこそこういう運動ができたという彼女とそれを支えて来た家族はどういう人たちなのでしょうか。さらに気になる彼女に対する批判についても紹介します。
デルタ後はwithワクチンでもwithコロナで共存する道へ
新型コロナウイルスによる被害、ワクチン接種、アルファやデルタ株流行でも「先進国」といえるイギリスで、これからはコロナとずっと共生していかなければならないということが語られるようになりました。救いの星と期待されていたワクチンをもってしても、ゼロコロナを目指すのはもう無理なのでしょうか。
コロナワクチン①日本の接種遅れの理由は政府の作戦?
新型コロナウィルスワクチンの接種が世界中で進んできました。日本の接種状況は諸外国に比べ遅れていますが、その理由は何なのでしょうか。ワクチン接種に関する記事①で日本の状況、②でイギリスの状況を見ていきます。