ジャーナリスト伊藤詩織のレイプ疑惑事件をイギリスBBCが取り上げ「日本の秘められた恥」(英題:Japan’s Secret Shame)として6月28日にイギリスBBCテレビで放送しました。日本の性暴力、司法や警察、日本政府の対応などに深く切り込んだドキュメンタリー番組は話題をよび、新聞などの各メディアが取り上げました。番組の説明や動画と共に、イギリスでどういう反響があったのかをご紹介します。
#Me Too
ノーベル文学賞2018発表見送り理由のセクハラ問題とは?
2017年にカズオ・イシグロが受賞したノーベル文学賞の発表が2018年度は見送りになると決まりました。スウェーデンのノーベル財団はその理由としてスキャンダルで傷ついた選考団体スウェーデン・アカデミーの信頼の回復のためとしています。同アカデミーはセクハラや情報漏洩問題で渦中にあるのですが、どういうスキャンダルなのでしょうか。
伊藤詩織さん事件 New York Times 記事翻訳 「彼女はレイプについて日本の沈黙を破った」
伊藤詩織さんのレイプ告発については、海外メディアでもあちこちで取り上げられていますが、2017年12月30日New York Times紙がこの事件について“She Broke Japan’s Silence on Rape”「彼女はレイプについて日本の沈黙を破った」というタイトルで第一面に取り上げました。この英文の翻訳を掲載します。
テレビ朝日女性記者セクハラ被害記者会見 福田次官辞任+海外の報道
海外でも昨年から告発が続いているセクハラ問題、日本では財務省の福田淳一事務次官がセクハラ疑惑で辞意を表明ということで話題に上っていましたが、その被害者がテレビ朝日の女性社員だったということがわかり、テレ朝緊急記者会見が開かれました。夜中の12時に開かれた理由、女性記者とその上司、新潮へのリークの理由、福田次官の対応、また一連のセクハラ問題を海外のメディアがどう取り上げているのかご紹介します。
イギリスアカデミー賞BAFTA授賞式:キャサリン妃のドレスは黒?
イギリスロンドンで2月18日にBAFTA 英国アカデミー賞の授賞式が行われました。セクハラ抗議キャンペーン#Me Too #Times Upに賛同する出席者が、グラミー賞やゴールデン・グローブ賞授賞式と同様に黒いドレスでせいぞろい。今年も出席したキャサリン妃の装いが気になるところです。
#Me Tooとはセクハラや性暴力被害を告発する運動:ゴールデングローブ賞は黒いドレス、グラミー賞は白いバラで#Times Up
#Me Tooとは「私も」という意味で、2017年に世界中に広まったセクハラや性暴力被害を告発する運動です。その後広まった#Times Up 「これで終わり」はセクハラ被害者を支援するキャンペーンで、ゴールデングローブ賞の黒いドレスやグラミー賞の白いバラといったシンボルに象徴されています。