ハリー・ポッターと賢者の石:第1巻Harry Potter and the Philosopher’s Stone あらすじ

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Harry Potter and the Philosopher's Stone

Last Updated on 2019-06-21 by ラヴリー

「ハリー・ポッター」シリーズの第1巻「ハリー・ポッターと賢者の石」のあらすじをまとめました。まだ読んでない/観ていない人にとってはネタバレになってしまうところもあるので注意してください。

Contents

第1巻:ハリー・ポッターと賢者の石  Harry Potter and the Philosopher’s Stone(1997年)J.K.Rowling

  

幼いころに両親を亡くしたハリー・ポッターは親戚のダーズリー家に引き取られていましたが、そこでは意地悪な伯母のペチュニア、叔父のバーノンに疎まれ、同い年の従兄弟のダドリーにいじめられるという孤独な毎日を送っていました。11歳になる少し前、ホグワーツ魔法魔術学校から手紙が届きますが、ペチュニアとバーノンはそれを隠してしまいます。

そのうち、ハグリッドという巨人があらわれ、ハリーの生い立ちに秘密を告げます。ハリーは魔法使いとなるべく生まれ、高名高い魔法使いであった両親は闇の魔法使いヴォルデモートによって殺されたのだとうことを。ヴォルデモートはハリーをも殺そうとしたのですが、失敗に終わり、唯一死を免れたハリーは魔法界では「生き残った男の子」として有名だというのです。

ホグワーツ魔法魔術学校に入学したハリーはのちに親友となるロンやハーマイオニーと共にグリフィンドール寮に所属して楽しい学校生活が始まりました。これまで厄介者として不幸な生活を送ってきたハリーにとっては学校生活は新鮮で充実したものでしたが、クィディッチの試合中に呪いがかけられたり、校内に怪物のトロールが入り込むなど不可解な事件が続出。

そのうち、ハリーは自分の両親を殺したヴォルデモートとの不思議な因縁を知り、学校に隠されているとされる「賢者の石」をヴォルデモートが手下を使って狙っていることをつきとめます。賢者の石はどんな金属でも黄金に変え、不老不死になる「命の水」を作り出すことができるのです。 怪しげな言動を見せるスネイプ先生が犯人だと考え、ハリーはロンとハーマイオニーと共に真相に迫っていきます。

進級試験の最終日に、ハグリッドが賢者の石が隠された場所を守る3頭犬の秘密を漏らしてしまったことを知ったハリーたちはダンブルドアが緊急に魔法省に呼び出されて不在だということを聞きました。スネイプがそのすきに賢者の石を盗みに来ると推察したハリーたちは、石が隠された部屋に守りに行きます。数々の悪魔の罠や仕掛けを突破してたどり着いた部屋にいたのはスネイプではなくクィレルでした。ヴォルデモートがクィレルの体の一部に自身を憑依させていたのです。

クィレルは部屋にあった「みぞの鏡」から賢者の石を取り出そうとしますが、できません。けれども、ハリーが鏡を覗くと石はものの見事にハリーのポケットに入りました。また、クィレルはハリーの体に触っただけで火傷を負って死んでしまい、ヴォルデモートは憑依した人間が死んだため、体を持たないままの姿で逃げ去るを得ませんでした。クィレルがハリーを殺すことができなかったのは、ハリーの母親リリーの守りの魔法のおかげであったことを、ハリーはあとでダンブルドアに知らされます。

学年度末の寮対抗杯では、ロンのチェスの試合での活躍、ハーマイオニーの才能と共に、ハリーが勇気と精神力を発揮したことで点をもらい、グリフィンドールには寮杯がもたらされました。

 

ハリー・ポッターシリーズ(本)のタイトル・順番・発行年度

ハリー・ポッターは英国でも大人気のシリーズで本はずっとベストセラーになっています。英国作家J. K. ローリングによる児童文学ですが、子供だけでなく、大人にも愛読されています。各国の言語にも翻訳され、世界累計発行数からみても史上最も売れたシリーズ作品となりました。

原作は全7巻からなるシリーズですが、2016年に本編の後日談を描いた第8巻が発売され、作者のローリングはこれをハリー・ポッターシリーズの最終巻(完結巻)としてます。シリーズ全作とその出版年度は次の通り。

こちらにハリー・ポッターシリーズ全作のまとめがあります。

シリーズの他の作品のあらすじは下記参照

第1巻:ハリー・ポッターと賢者の石  Harry Potter and the Philosopher’s Stone(1997年)

第2巻:ハリー・ポッターと秘密の部屋 Harry Potter and the Chamber of Secrets(1998年)

第3巻:ハリー・ポッターとアズカバンの囚人  Harry Potter and the Prisoner of Azkaban(1999年)

第4巻:ハリー・ポッターと炎のゴブレット Harry Potter and the Goblet of Fire(2000年)

第5巻:ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 Harry Potter and the Order of the Phoenix(2003年)

第6巻:ハリー・ポッターと謎のプリンス Harry Potter and the Half-Blood Prince(2005年)

第7巻:ハリー・ポッターと死の秘宝  Harry Potter and the Deathly Hallows(2007年)

第8巻:ハリー・ポッターと呪いの子 Harry Potter and the Cursed Child(2016年)

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