ハリー・ポッターとアズカバンの囚人：第3巻Harry Potter and the Prisoner of Azkabanあらすじ

Last Updated on 2019-06-23 by ラヴリー

「ハリー・ポッター」シリーズの第3巻「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」のあらすじをまとめました。まだ読んでない／観ていない人にとってはネタバレになってしまうところもあるので注意してください。

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第3巻：ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 Harry Potter and the Prisoner of Azkaban（1999年）J.K.Rowling

夏休みをダーズリー家で過ごしていたハリー、13歳の誕生日にはロンとハーマイオニーからプレゼントが届き、楽しい誕生日を過ごしました。でも、ダーズリー家にやってきたバーノンおじさんの妹であるマージおばさんに両親を侮辱されたハリーは魔法でマージの体を膨らませ、家を飛び出してしまいます。

偶然現れた夜の騎士バスに乗り、ハリーはダイアゴン横丁へ行き、漏れ鍋というパブで魔法大臣コーネリウス・ファッジに会いました。学校の外での魔法の使用は禁じられているため、ハリーはホグワーツを退学させられるかもと心配していましたが、罰されず、新学期が始まるまで漏れ鍋に泊まるように言い渡されました。

夏休みの最終日、ハリーはヴォルデモートの側近だった凶悪犯人シリウス・ブラックがアズカバン監獄を脱走してハリーの命を狙っていると噂されていることを知ります。シリウスはヴォルデモートの部下で、ハリーの両親を裏切りその居場所を教えたとされる人物です。さらにもう一つ嫌なことが起こります。ハリーがホグワーツ特急の中で会って気絶してしまった吸魂鬼、ディメンターがホグワーツを警備することになったのです。

ホグワーツ特急でハリーを救ってくれたルービン先生が「闇の魔術に対する防衛術」を教える新任教授として就任しました。彼はハリーの父ジェームスのホグワーツ時代の友人で、ハリーに優しく接してくれました。吸魂鬼を克服したいハリーはルーピン先生からディメンターの防衛術を習い始めます。

そのうち、シリウスがグリフィンドール寮に侵入するという事件が起こります。

そんなある日、ハリー、ロン、ハーマイオニーがハグリッドの小屋に行った帰りロンが大きな黒い犬に襲われ、ロンを助けようとする2人が行き着いたのは叫びの館で中には黒い犬に変身していたシリウスがいました。ハリーたちはシリウスと乱闘になりますが、追ってきたルーピンによって中断されます。その後ハリーは両親の居場所をヴォルデモートに教えた裏切り者はシリウスではなく、ピーター・ペティグリューであることを知ります。

ピーターを真犯人として魔法省に引き渡そうということになますが、ピーターは逃亡してしまいハリーは倒れてしまいます。ハリーが目を覚ました時、シリウスはディメンターに監禁され「吸魂鬼のキス」という重刑が執行される危機にありました。ハリーとハーマイオニーは逆転時計を使って時間を巻き戻し、ルーピンから習った守護霊の樹本でディメンターからシリウスを守り、逃亡させたのです。