Last Updated on 2020-08-26 by ラヴリー
イギリスの新学年は9月から始まるのですが、今日はジョージ王子が小学校に入学しました。
キャサリン妃とウィリアム王子がジョージのために選んだ学校は Thomas’s Battersea (トマス・バタシー) という私立学校です。
トマス・バタシー スクールについてはこちらの記事に詳しく書いてあるので見てください。
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キャサリン妃はつわりのためジョージ王子との初登校を断念
キャサリン妃は数日前から重いつわりのため体調が悪いということで、姿が見られませんでした。(「キャサリン妃第3子妊娠」記事を参照)
二人共前から楽しみにされていたジョージ王子の初登校なので、残念だったと思いますが、両親ともこれからもできるだけ学校の送り迎えをしたいと言っています。
ウィリアム王子のお母さんであった故ダイアナ妃もそれまでの王室の常識を打ち破ってご自分でウィリアム王子やハリー王子を学校に送り迎えされていたことが話題になりましたが、その伝統を続けたいという希望のようです。
ウィリアム王子は自分が子供の頃ダイアナ妃とともにカメラマンに追い回されたことを覚えていて、自分の子供にはそういう思いをさせたくないとの願いから報道陣にプライバシー保護については話し合いをしています。
そのため、ジョージ王子の初登校の日もカメラマン一人だけ、カメラクルーも1つだけという取り決めを事前にしたということです。
ジョージ王子のクラスは?
2013年7月22日生まれのジョージ王子は4歳の誕生日を迎えたばかりですが、イギリスの小学校はReception レセプションクラス という小1の1年前のクラスから始まるんです。といっても、イギリスの小学校では盛大に入学式などは行わず、普通の学校生活が始まります。
ウィリアム王子と駐車場から校舎に歩いて行くジョージを学校の先生が出迎えてくれました。
ちょっと緊張している面持ちのジョージ王子ですが、制服を着ると何だか急にお兄ちゃんらしく見えますね。
トマス・バタシースクールの制服
トマス・バタシースクールの制服は、冬服はネイビーのセーターに赤のポロネックトップ、ネイビーの半ズボンです。
まだそんなに寒くないので、この赤のポロネックトップはブルーのシャツに変わります。
そして、赤にネイビーのライン入りのハイソックス、黒の靴を履くということになっています。
女の子はズボンの代わりにジャンパースカート、セーターの代わりにカーディガンを着ます。
私立学校はブレザーにネクタイをすることが多いのですが、トマス・バタシーはカジュアルでブレザーはなしです。
小3からはスクールタイをするようになっています。
防寒用にはネイビーのリバーシブルコートが用意されています。
セーターとコートにはトマス・バタシースクールの校章が赤で刺繍されています。
また、スクールバッグもあって、こちらはバックパックにも手提げにもなる2ウエイ。
ポケットが中に外にもあり、頑丈な作りになっていて長持ちしそう。
安全のために蛍光テープまで貼ってあって、なかなか機能的なバッグです。
日本のランドセルのように6年は持たないかもしれませんが、2〜3年はいけそうです。
イギリスでは教科書やノート、筆記用具など大体学校の方で用意されているので、通学時に持っていくものはあまりないんです。
軽いのでまだ4歳のジョージにはぴったりですね。
といってもウィリアムとキャサリン妃、またはお付きの人が車で送迎するため、ジョージが自分でバッグを持つのはスクールゲートから教室までになりそうです。
イギリスの学校の制服とそのお値段(公立学校の場合)
イギリスの学校の制服は公立学校の冬服は学校の校章入りのセーター(男の子)やカーディガン(女の子)またはトレーナーに男の子は黒やグレイなど学校で決められた色のズボン、女の子はスカートかジャンパースカートが普通です。
夏服は男の子はシャツにズボン、女の子はギンガムチェックのワンピースが多いです。
「あしながおじさん」を読んだ時、主人公のジュディーがギンガムチェックの制服を着ていたという話を覚えている人はいませんか。
昔の映画ですが「小さな恋のメロディ」でトレーシー・ハイドが来ていたのもブルーのギンガムチェックのワンピでしたね。あれから50年近くたっているのに制服はほとんど変わらないようです。
多くの公立学校の場合、学校の校章が入ったブレザー、トレーナー、セーターなどをのぞいて制服は色や大まかなデザインが指定されているだけで、それに合ったものならどこで買ってもいいことになっています。
たとえば、うちの子供が行った公立小学校では「ネイビーのVネックセーター、グレーのズボン、白のシャツ、黒の靴」なら何でもよかったんです。学校指定のものはネクタイだけ。これには助かりました。
イギリスは学校の制服がすごく安いんです。制服だけを売る店もあるし、マークスアンドスペンサーなどのデパートにもあるし、テスコやアスダといったスーパーマーケットにも売っています。
デザインは毎年同じだし、製造は中国などで安くできるので価格競争になっていて、シャツが2ポンド、ズボンが5ポンドとかで買えます。なので一式揃えても2,000〜3,000円ですんだりするのです。
イギリスの私立学校の制服とそのお値段
これが私立学校になるとちょっとちがってきて、学校の校章のついたブレザーがあることが多く、これが結構高くて5,000〜10,000円くらいするんです。
ほかに学校指定のものはネクタイくらいであとは市販のもので間に合うところもありますが、学校によってはズボン・スカート、シャツ、ソックス、帽子など何から何まで学校指定のものでないとならないというところもあるので、そういう場合はお金がかかります。
また、制服の他にも体育の時の体操着とかも学校指定のものになることが多いです。
ジョージ王子が通うトマス・バタシーは学費も高いですが、制服一式揃えるのも結構な費用になります。
たぶん公立学校の場合の10倍、20,000〜30,000円くらいしそう。
夏服や着替えなどを含め1年間にかかる費用はその2,3倍はするでしょう。まあ、ここに通う人はお金持ちばかりでしょうから、何ともないのでしょうが。
ジョージ王子とお揃いの制服が手に入ります
ところで、ジョージ王子とおそろいのトマス・バタシーの制服やバッグが欲しい人はこちらで買えるようです。
英国王室ファンでならずとも、ベーシックで実用性もあるアイテムなので自分の子供、または家族や知り合いの子供へのプレゼントにしてもよさそうですね。
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