紗栄子さんのお子さんが行く予定のイギリスのイートン・カレッジってどんな学校?

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Eton College

紗栄子さんが現在インターナショナルスクールに通っている2人のお子さんを イギリスのイートンカレッジ (Eton College)に入学させることにしたと聞きました。でも、お子さんはまだ7歳と9歳ということ、イートンに入れる年齢ではないのに?

イートン カレッジってどんな学校?

イートンといえば英国でも伝統的な名門校として有名です。13歳から18歳の男子のみ全寮制中高一貫の私立パブリックスクールで創設は1440年。ロンドンの西、バークシャー州の田舎に広大な敷地をもち、生徒数は全部で1,300人くらい(1学年で約260人)。歴代数々の首相はじめ有名人を輩出している学校で英国王室も御用達、ウィリアム王子もハリー(ヘンリー)王子も通った学校です。ここを卒業した生徒はだいたいケンブリッジ、オックスフォードなどの有名大学へ進みエリートの道を進むのが普通で、卒業生には政治家のディヴィッド・キャメロン、ボリス・ジョンソン、俳優の エディ・レッドメインなどがいます。

イートン校に入るのは難しい?

英国の私立学校に入学するには入学試験に合格しなければならず、とりわけイートンは難関中の難関、応募者の合格率は23%と言われています。その上、イートン校に入るためには数年前からの準備が必要となります。たとえば2017年8月の今現在すでに2020年までの入学には間に合いません。2021年9月に13歳からの入学に備えるためには生徒が小学校5年生の年の6月末までに申込みをし、2年にわたって1次試験、2次試験というハードルをクリアしなければならないのです。まず、小6の秋10月か11月に在学中の小学校でオンラインの筆記試験を受けます。そして、在学している学校長からの内申書を提出。そして、小6の春から夏にかけての学期中にイートンでの筆記試験、グループ活動、個別面接があります。

ということで、イートン校に13歳で入学するためには10歳でイギリスの小学校に通っていることが前提条件になるんですね。紗栄子さんのお子さんは7歳と9歳ということなので、そのために事前にイギリスの小学校に入れてイートン校受験の準備をするということなのでしょう。それにしても、その小学校も私立学校でしょうから、それにも学費がかかるわけです。

気になる学費はいくら? お金持ちでなければ入れない?

学費ですが、イートン校の場合、2016/17年現在で年間37,062ポンド(1ポンド145円とすると536万円)。これに入学金や燕尾服の制服代もろもろプラスされるわけなので結構な金額になりますが、紗栄子さんは金銭的には問題はないのでしょう。

一般的にイートンに入る子どもたちの多くは親が裕福な家庭から来ていますが、全員がお金持ちの子息というわけでもありません。イートン校には奨学金制度があり、全校生徒1,300人のうち21%が何らかの学費免除を受けています。奨学金には2種類あり、Scholarship と呼ばれる学業成績や音楽、演劇などに秀でた生徒に与えられるもの、Bursaries と呼ばれる家計収入が低い生徒に与えられるものがあり、現在273人の生徒が平均66%の学費免除を受けていて、100%学費免除を受けている学生も73人いるということです。なので、貧しくて学費が払えない子供でも、学業や音楽に秀でた子供ならただで学ぶことができます。ちなみにこれらの奨学金は返済する必要もありません。

いくら名門とはいえ、私立学校というのはビジネスなので、成績が良い生徒を輩出しないと学校のランクが下がるわけですから、親がお金持ちだからという理由だけで勉強ができなかったりやる気がない子供ばかり入れるわけにはいかないんですね。(入学後でも極端に成績が下がったり挙行が悪いと追い出されることさえあります。)なので、このような奨学金制度を利用して門戸を広くして才能のある子供を集めようとしているというわけです。

紗栄子さんはどうしてイートン校を選んだ?

さて、サエコさんといえばかつてはプロ野球選手ダルビッシュ有の奥さまであったり、華やかなモデルやファッション界での活躍、少し前まではZOZOTOWNの社長である前澤友作と交際などで有名。これだけのセレブの子供となると日本の学校ではいろいろ騒がれて普通の子供としての生活は難しいでしょうし、かといってアメリカに行くと元夫のダルビッシュさんがいるわけで何かと不都合に感じてのイギリスの学校選択という結論なのかもしれません。イギリスまではマスコミはなかなか追いついてこないでしょうし、子供を「普通の国際人」としてのびのびと育てるには理想的という考えなのでは。子供の教育や将来について一生懸命考えるのはどの親も同じ。まさに孟母三遷の教えを思い出す決断です。国際的に活躍できる人材を育てるためには小学生の段階から日本国内にだけ目を向けるのではなく視野を広げて学校選びをする時代になったんですね。

紗栄子さんの子どもたちの将来の不安?

親が自分の子供の将来を考え出来る限りのことをしたいと思うのは当然で、子供のことを一番よく知っている親が選んだ決断については周りがとやかくいうことではないと思います。けれども日本人とイギリス人の血が半分混じった子供を持つ母親として個人的にちょっと気になるのは、紗栄子さんのお子さん2人の日本語はこれからどうなっていくんだろうということです。7歳と9歳という年齢から英語圏での生活と教育をずっと受けるとすると、彼らのファーストランゲージ(一番得意な言語という意味での)が母語である日本語でなく英語になってしまう可能性が高いと思います。それでいいとするならばそれはそれで一つの選択ですが、将来日本に帰って暮らすことになったとき日本語が小学生レベルのままで支障が出る可能性も考慮に入れる必要があるのではないかと。これは、我が子の日本語教育に失敗した私の反省で、紗栄子さんのお子さんにとっては取り越し苦労になることを祈っています。

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