8月15日は終戦の日、その前にも8月6日広島原爆、8月9日長崎原爆投下の記念日があり、日本では平和教育がよく行われます。私も毎年小学校の教科書に戦争の話が載っていて「戦争は悪いことだ、平和を大切にしよう」と学んで来たのを覚えています。その頃は戦争の被害者としての視点からのものが主だったのですが、そうではなく「加害者としての面も教えよう」という声、「いやそれは自虐史観であり愛国心を損ねるのでよくない」というようにさまざまな意見が取りざたされています。外国では自国が関わった戦争の歴史をどのように教えているのか比較してみると、日本の平和教育というものが特殊なものであるということがわかるかと思うのでご紹介します。