エフェソスだけじゃないトルコエーゲ海岸遺跡:ディデイム、ミレト、プリエス

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Medousa

Last Updated on 2019-10-07 by ラヴリー

「トルコのリベエラ」とも呼ばれる、トルコ南西部エーゲ海岸地域。観光スポットといえば世界遺産のエフェソス(エフェス)遺跡が有名ですが、その他にも見るべき遺跡があちこちに散在します。エフェソスや近郊のクシャダスなどからアクセスできるものの中で、特におすすめの遺跡であるディディム、ミレトス、プリエネ、世界遺産に登録されたばかりのアフロディシアスを紹介します。急ぎ足でエフェソスだけ見る人が多いのですが、美しいエーゲ海岸地域にある歴史と芸術をゆっくり堪能するためにもぜひ訪れてほしいところばかりです。(2019年夏現在:1TL トルコリラ=約19円)

Contents

エフェソス(エフェス)Efes/Ephesus

2015年に世界遺産に登録されたエフェソスは旧約聖書にも登場する古代都市で「トルコのポンペイ」とも呼ばれます。世界各国から多くの観光客が訪れるエフェソスはトルコ南西部エーゲ海岸地域の観光の目玉ともいえる場所。

エフェソス遺跡や博物館の観光情報は下記記事にまとめていますので参考にしてください。

エフェソス(エフェス)遺跡:円形劇場や図書館、博物館、見どころと観光情報【世界遺産】

エフェソスが含まれる現地ツアーはこちら

ディデイム、ミレト、プリエネ遺跡ツアー

クシャダス(クサダス)に滞在する人はほとんどがエフェソス遺跡を訪れますが、この近郊には他にも見るべき遺跡が散在します。そのうちディディマ、ミレトス、プリエネの3か所を回るツアーは「DMPツアー」として人気。

私たちはホテルでタクシーを手配してもらってこの3か所を回ってもらうことにしました。タクシー料金は1日70ユーロでした。8時半に出発し、3か所をゆっくり見学して帰りは16時くらい。ランチは遺跡内で軽食を食べるだけだったので、ゆっくりレストランなどに行ったら17時くらいになり、丸1日かかるかと思います。

3か所とも見どころのある遺跡なので、歴史や古代都市の作りなどに興味がある人には必見です。エフェソスと違って見学者も少ないので自分のペースでゆっくり見学したり心おきなく写真を撮影できるのも魅力。また、立ち入り禁止になっているエリアが少なく、ほとんどオープンなので遺跡を近くでじっくり、手を触れてみることができます。

ミレトスとプリエネは敷地が広大で、遺跡を見学するというよりは古代都市を散策するといった感じになります。飲み物や軽食を持参してピクニック気分で過ごすのも楽しいはず。持っていくべきものは歩きやすい靴とピクニック、それに古代に思いをはせる想像力。

ディディマ遺跡( Didyma/Didim)

Medousa

オープン時間:8時半から17時まで

入場料:18 TL(トルコリラ)

簡易トイレ、キオスクあり

ディディマ(ディディム)遺跡は古代ギリシャ文明圏において、アプロン神をまつる聖地としてあがめられ、ミレトスとはイオニア海岸ぞいの海路で結ばれていました。聖なる泉と神託所であるアポロン神殿は紀元前8世紀に建設が始まり、完成までに200年かかりました。その後、アポロン神殿はペルシャ軍に破壊されてしまいましたが、再建されてローマ時代には神託所として栄えました。

ディディマ遺跡は規模としては小さいので1時間もあれば見学できます。巨大なアポロン神殿の中を自由に歩き回ることができます。巨大な石柱がごろごろところがっていますが、ふと目をやると大理石に掘られた彫刻が当時の栄華を物語ります。

遺跡の入り口を入ってすぐ右側に大きなメドゥーサの顔の部分が置いてあります。このメドゥーサの写真はトルコの遺跡を代表する顔になっているので見たことがあるかも?メドゥーサは見るものを石にする力があるため、古くから護符として使われました。ここではアポロン神殿の聖なる泉を守るために作られたのです。

ミレトス遺跡(Miletus/Milet)

オープン時間:9時から17時まで

入場料:14 TL(トルコリラ)

トイレ、ショップあり

ミレトス(ミレト)は古くから栄えた古代都市で、その歴史は紀元前2000年以上前にさかのぼります。かつてはマルマラ海・黒海の沿岸に植民市を所有しエジプトで交易活動を広げていた都市国家でした。かつては海に面していた都市ですが、メンデレス川の堆積によって湾が埋まってしまったため、現代では海に接していません。

この街は古代ギリシア文明圏で最初に自然科学や哲学などの学問が生まれた街で、数多くの哲学者を出したことで有名です。 学校教育に力を入れ優れた知識人を生み、幾何学や科学の分野で功績をあげたタレスもこの街の出身です。

ミレトスは近代都市設計を最初に取り入れた都市で、ヒポダモスにより考案された碁盤の目状の都市計画はのちにローマ都市の基本となりました。遺跡ではその古代の道の跡をたどることができます。

広大な遺跡内では紀元前4世紀建設のローマ式劇場(15,000人収容)のほか、アテナ神殿、ヘレニズム時代につくられたアゴラ、紀元150年に検察されたローマ競技場、セラピス神殿、アゴラ、1500人を収容する議場などを見ることができます。

この敷地はかなり広いのでピクニック気分で回ることをおすすめします。生い茂る樹木、アザミやシーホリーなどの野草が巨大な石柱の廃墟の間から顔をのぞかせて目を楽しませてくれるでしょう。

プリエネ遺跡(Priene)

Priene

オープン時間:9時から17時まで

入場料:7TL(トルコリラ)

トイレ、キオスクあり

プリエネはイオニア人によって築かれた古代都市で、小高い丘の上に立っています。背後にそびえる岩山の斜面を利用して作られた街はアテネをお手本にしてデザインされたと言われています。プリエネもミレトスと同じく、海岸線の近くにあった街でしたが、今では海から50キロも離れたところにあり、眼下には美しい平野が広がっています。

遺跡内は広大で、ミレトスのように碁盤の目状にはりめぐされた道路をたどって、さまざまな遺跡を自由に見学することができます。

座席部分がよく保存されている劇場やアゴラ、イオニア式の円柱が遠くからも見えるアテナ神殿、プリタニオンと呼ばれる行政場、ゼウス神殿、ビザンチン教会などを見ることができます。

この遺跡もピクニック気分で歩きまわることができ、樹木もあるので木陰でのんびり休むこともできます。現存する遺跡は再築されていないので巨大な石のかたまりにしか見えないところもありますが、眼下に広がる美しい田舎の風景をながめながら散策してください。

アフロディシアス

アフロディシアスはクシャダスから車で約2時間かかります。私たちはクシャダスからパムッカレに行く途中に立ち寄りました。クシャダスやエフェソスからツアーを利用して日帰りで行くこともできるし、パムッカレからも日帰りツアーが出ています。

アフロディシアス遺跡については下記の記事をご覧ください。

【世界遺産】アフロディシアス遺跡(トルコ南西部)への行き方や観光情報

クシャダス(クサダス)トルコエーゲ海岸リゾート見どころ、ホテル、レストランおすすめ

パムッカレ石灰棚とヒエラポリス遺跡への行き方、観光情報、おすすめレストラン

ラオディキアはパムッカレからすぐ。現在進行形で復元中の遺跡を観光できるおすすめスポット

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