水際対策緩和の遅れが国際問題に「鎖国日本」を見限る留学生やビジネス

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Airport

ワクチン接種が進んだ各国でコロナによる入国規制が緩和されつつある中、厳しい水際対策を続ける日本政府の政策に、国内外のビジネスや日本への留学を待ち続けている学生、在日外国人やその家族などから批判や苦悩の声が増しています。

五輪選手やセレブは例外?


先日、千葉県で行われた音楽イヴェント、スーパーソニック出演のためドイツから来日したZeddが、到着&隔離の様子をツイートしたのですが、そのリプ欄に批判的なコメントがたくさん寄せられました。彼は来日したことを知らせるツイートで3日半の「隔離」状況を動画で紹介していたのですが、「隔離」という言葉からは想像できないような、広々とした、豪華なスイートルームでご機嫌の様子。

このツイートのリプライを見ると、こんな感じのものがずらずらと出てきます。

14日間の隔離ではないの?私はワクチン完全接種していて、検査陰性でも入国できないのに。

日本で勉強するためなのに入国できない。それなのに、エンタメ目的のDJは簡単に入れるなんて不公平で、訳が分からない。日本政府は何を考えているの?

去年からずっと待っていたが、いつまで待てばいいのかもわからず、私の将来は閉ざされたまま。もう、日本に嫌気がさした。

外国から日本への入国は、日本国民や日本に在住権を持っている人でも、検疫宿泊施設での待機や入国後14日間の自己隔離が必要です。その間、国内線飛行機や公共交通機関を利用できないため、空港から自宅などの滞在先へたどりつくのが困難な人も多く、そのために帰国できないという人は多いのです。

さらに、留学生やビジネスマンなどその他の外国人は原則として日本に入国できません。2020年の春からの外国人入国禁止措置により、就学ヴィザや就労ヴィザを得て日本に入国予定だった人たちも、入国できないまま先がわからぬ不安の中で、入国緩和をずっと待っているのです。

1年以上続く日本の「鎖国」政策により、家族と離れ離れになっている人も多くいます。婚約者と会えない、結婚できない、外国にいる家族の死に目に会えなかった、逆に在外邦人が日本の親の死に目に会えなかったということもあります。これらの措置はコロナワクチン完全接種者でも例外ではありません。

このように、留学生やビジネス関係者、家族に会うためなどの目的で来日できない人がいる中、セレブDJは例外的に入国が許可されるだけでなく、自己隔離も豪華ホテルスイートで3日半のみという例外措置が炎上の理由です。

とはいえ、Zeddに悪気はなく、単にこのように不便を強いられている人が多いとは知らなかっただけでしょう。彼が無邪気に自己隔離の様子をツイートしたことで、日本政府の水際対策の不公平さが可視化されただけです。

もちろん、特別扱いはDJだけではありません。東京五輪中、五輪関係者が特別に入国が許されていたことも、日本への入国をずっと待っている人たちにとっては、納得がいかないことだとして、様々な批判や嘆きを目にしました。#japantravelban #japanentrybanで検索すると、様々な意見を主に英語で、見ることができます。

これらの人々はほとんどが、日本が好きで日本に来たくてたまらない人たちです。留学予定があったのにずっと待たされ、将来の計画が立てられなくなってしまっている若者などの叫びは時に悲痛で、日本人として申し訳なくなります。 日本のコロナ水際対策によって、インバウンド観光はほとんどゼロとなっていますが、それだけではなく、外国人の親日感情もどんどん失われていくだろうと想像できます。

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