ロンドンマラソン2018コース地図や参加選手情報【結果】キプチョゲとチェリヨット優勝

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【結果も追記しました】ロンドンマラソンは毎年4月に行われる世界6大マラソンのひとつ。世界的に有名なフルマラソン大会で参加者の規模では世界最大、今や巨大なスポーツの祭典となっています。こちらではロンドンマラソン2018年度のコース、賞金、出場選手、日本からの参加者などをご紹介します。

【速報】ロンドンマラソン2018結果

男性エリート

  1. エリウド・キプチョゲ(ケニア) 2:04:27
  2. トラ・シュラ・キタタ(エチオピア) 2:05:00
  3. モー・ファラー(イギリス) 2:06:32 イギリス新記録

日本選手では、浜崎達規(南城市役所)が16位  2:25:42

女性エリート

  1. ヴィヴィアン・チェリヨット(ケニア) 2:18:30
  2. ブリジット・コスゲイ(ケニア) 2:20:12
  3. タデレッチ・ベケレ(エチオピア)  2:21:39

ロンドンマラソン2018

ロンドンマラソンの現在の正式名は「ヴァージンマネー・ロンドン・マラソン」Virgin Money London Marathon

ロンドンマラソンは1981年に「市民のマラソン」大会を目指して創設され、それから毎年行われており、今年は今年38回目となります。毎年4月の日曜日に行われ、2018年度は4月22日日曜日に開催されます。イギリスは4月といっても涼しいのが普通ですが、今年は例年になく陽気が続ていて、当日も平年より高温(20~25度)になりそうです。

ロンドンマラソンといえば、かつては日本の瀬古選手や谷口選手が活躍した(といっても覚えている人は少ないかも)した大会。また、2003年にはイギリス人女性のポーラ・ラドクリフが女子マラソンの世界記録を樹立したのはイギリス人の記憶に刻み込まれています。この記録は10年以上たった今でも破られていません。

ロンドンマラソンが魅力的なのはコースが観光都市ロンドンの名所を巡るルートとなっていること。普段車で渋滞する道を思う存分走ることができるとあって一般ランナーにも超人気で参加は狭き門。走る人はもちろん、沿道で応援に駆け付ける人も膨れ上がり、その数は約75万人と言われます。あちこちで交通規制が敷かれ、ロンドンの地下鉄は毎年この日最多乗客数を記録するそうです。

ロンドンマラソン参加枠

ロンドンマラソンはカテゴリーによってさまざまな参加枠があります。男子エリート、女子エリート、車いす競技者、チャリティー枠、海外旅行会社ツアー枠、一般抽選、など。

世界各地から招聘されるオリンピックや世界陸上級の選手だけでなく、車いすマラソンやイギリスの有名人、また仮装ランナーがお祭りさわぎじみた装いで走る様子もみられます。

参加者は開催以来どんどん増えていき、今では4万人になっています。一般の参加希望者はそれよりも何倍も多く抽選になるのですが、一般ランナーにとっては憧れの大会となり、競争率は激しいようです。出走者は抽選で選ばれますが、一般枠の受け付けには10万以上のエントリーが殺到し半日で締め切ることもあったとか。

イギリスはチャリティーが盛んな国だけあってチャリティー枠もあり、こちらが意外に穴場かもしれません。ロンドンマラソンでは1000を超えるチャリティー団体に対してチャリティー枠を確保しています。ロンドンマラソンは世界最大のチャリティーイベントしてギネスブックに載ったこともあるほど。「市民のマラソン大会」を目指すロンドンらしいですね。

ロンドンマラソンのコース

ロンドンマラソンはフルマラソンなので走行距離は42.195キロ。ロンドン五輪と同様、毎年大体同じコースを走ります。スタートは小高い丘を下るところから始まり、そのあとはロンドン中心を流れるテムズ川に沿って走る平坦なコースです。起伏が少ないし、ロンドンは気温も涼しいので比較的いい記録が出やすいコースだと言われています。

スタートは次の時間に4つに分かれて行われます。

8:55にエリート車いすレース

9:00にワールドパラアスレチックマラソンレース

9:15にエリート女性レース

10時にその他(エリート男性や一般など)

エリザベス女王が10時にウィンザー城よりロンドンマラソンを公式に開始する予定になっています。

ルートについてはロンドンマラソン2018コースマップをご覧ください。

スタートは国際標準時の子午線が通るグリニッジ天文台がある丘。それから東に向かって天文台のある丘を下り、そのあとはテムズ川の南岸と北岸を東西に往復するように走ります。テムズ南岸からタワーブリッジ、ドックランズ、イースト・エンド、ロンドン塔や大観覧車ロンドン・アイ、ビッグベン横目に走り、最後はバッキンガム宮殿近くのザ・マルがゴールとなっています。

ランドマークの名前を聞いているとまるでロンドン市内を観光ツアーのようなコース。

1マイル(約1.6キロ)ごとに給水所があります。

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ラッキーな人はプリンスやプリンセスからお水をもらえるかも。とはいえ今年はキャサリン妃、出産間近でそれどころではないでしょうから、ハリー王子とメーガン・マークルが代わりに活躍してくれるでしょう。

ロンドンは観客の盛り上がりが半端ないので42キロ全コースにわたってほぼ切れ目なくお祭り騒ぎのような声援とプラカードが続きます。
ハイドパークなどの公園でも日頃から走る人は多いロンドナーにはランニングがもはや生活の一部となっている人も少なくありません。
ロンドンマラソンで実際に走る選手だけでなく応援する人も楽しんで大騒ぎの一日となることでしょう。

参加予定選手

ロンドンマラソンで今年注目されるのは、世界の強豪ファラー、キプチョゲ、べケレの3人の直接対決がマラソンとしては初めて実現することです。この3人は合計するとオリンピックで8つの金メダル、世界選手権で12個の金メダルを獲得している最強の長距離ランナーなのです。

モハメド・ファラー Mohammed Farah
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イギリス国籍のモハメド・ファラー選手はソマリア出身の35歳。
5000メートルや10,000メートルなど陸上長距離界で金メダルを量産している選手です。
4つのオリンピックで金メダル6つ、世界選手権でも金メダルを獲得しているファラーが今回、マラソンへ本格参戦することになりました。
マラソンは事実上初めての挑戦となるファラーがどこまで健闘するかが見ものです。

エリウド・キプチョゲ Eliud Kipchoge

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ケニアのエリウド・キプチョゲはロンドンマラソンで過去2回の優勝経験を持っています。
マラソンにおいての経験は3人の中でもキプチョゲが群を抜いています。リオオリンピックでは、マラソン金メダルを獲得。
非公認記録ですが(2:00:25)の記録を持っていて、マラソンで2時間切りに最も近いと言われている走者です。

ケネニサ・べケレ Kenenisa Bekele

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もう一人の強豪、エチオピアのケネニサ・ベケレもロンドンマラソンに出場します。
べケレといえば、男子マラソン世界歴代2位の記録(2:03:03)を持つ選手。
これまで3つのオリンピックで金メダル、世界選手権でも金メダルを獲得しています。
過去に2度ロンドンマラソンに出場して今年で3年連続の出場となります。
90%の調子だったという2016年は3位、2017年は2位だったので、今年こそ1位を狙ってるに違いありません。

日本人選手

ロンドンオリンピックでは1980年代に日本選手が大活躍しました。

瀬古利彦

1986年に瀬古利彦が優勝しました。記録は2:10:02

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谷口浩美

そしてその翌年1987年には谷口浩美が一位でゴールを切りました。記録は2:09:50

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今年は強豪ぞろいなのでメダルを狙うのは難しいかもしれませんが、活躍してくれそうな日本人選手がいます。

川内優輝

川内優輝選手は31歳の埼玉県庁地方公務員。
フルタイムで働くかたわらマラソンを続け、国内外の大会で記録を樹立。

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2017年世界陸上ロンドン大会で9位になっています。
そして、2018年4月16日ボストンマラソンでは見事優勝を果たしました。記録は2:15:58。
この大会のあとで、来年からプロ転向をすると発表したばかりです。 彼の自己ベストは2:08:14。

今年のロンドンマラソンでは、トップ10入りは確実なのではないかと予想されていました。

しかし、この日川内選手は「ぎふ清流ハーフマラソン」に招待されていたため、そちらに出場。ロンドンマラソンには不参加でした。

濱崎達規

日本人でロンドンマラソンに出場を発表している選手は沖縄出身の濱崎達規選手。
彼は「快速公務員ランナー」として知られています。
南城市役所に勤務する29歳のマラソン選手です。

高井俊治

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日本ブラインドマラソン協会所属の高井選手。
2018年ロンドンマラソンでは男子視覚障害T13クラスで1位となりました。記録は2:38:23

道下美里

三井住友海上の道下選手は山口県出身。2014年の防府読売マラソンで2:59:21の世界新記録を樹立したのち、2017年の同大会ではそれを更新し2:56:14の世界新記録。
リオパラリンピックでは3:06:52で銀メダルを獲得しました。

2018年ロンドンマラソンでは見事、女子の視覚障害T11,12クラスで連覇。記録は3:04:00でした。

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和田信也

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大阪出身の和田信也選手は視覚障害の陸上競技、マラソンで活躍する選手。
2012年ロンドンパラリンピックの5000メートルで銅メダルを獲得。
2013年IPC陸上競技世界選手権大会マラソン銀メダル、2014年アジアパラ抗議大会では金メダル三冠の快挙で、日本記録も樹立しています。
マラソンの自己ベストは 2:32:11

青木洋子

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視覚障害マラソン選手。目が見えなくなってからマラソンを始めたという青木選手。
練習を重ね、経験を積んでいって2017年の防府読売マラソンで2位、記録は3時間15分でした。

土田和歌子

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土田選手はスピードスケートでも活躍し冬期パラリンピックで金銀メダルを獲得している車いすアスリート。

東京マラソンでも9連覇を誇る記録を樹立。
ロンドンマラソンでは2010年車いすマラソン女子のカテゴリーで土田選手は2010年に見事、優勝を勝ち取りました。
2016年にはホノルルマラソン車いす女子の部で10度目の優勝をしています。

2018年初めよりパラトライアスロンへ競技転向をしており、残念ながらロンドンマラソンへは参加しないようです。

ロンドンマラソン中継放送

イギリスでは毎年BBCテレビ、ラジオ各局がロンドンマラソンの中継放送を行っています。

BBC One(ラジオ)では午前8時30分から14時まで放送。

BBCiPlayerでも視聴可能です。

また、BBCスポーツでも午前8時30分から14時までオンラインで視聴できます。

日本でもオリンピックチャンネルがインターネット放送をする予定です。

2019年にロンドンマラソンに応募

さて、ここまで読んできて、ロンドンマラソン一度走ってみたいなーと思っているあなた。

ロンドンマラソン2019年に出るためには2018年4月30日月曜日から5月4日金曜日の17:00までの5日間に応募しなければなりません。

「そんな、気が早い。それにたった5日間しか応募期間がないなんて。」と思うかもしれませんが、参加希望者が超絶多いロンドンマラソンなので仕方がないのです。

一般枠でもエントリーはできますが、競争率は高そうです。チャリティー団体を代表してということならチャリティー枠でトライしてみてもいいかもしれませんが、今から用意するのでは間に合わないかも?

他には、海外旅行会社枠というのもあり、日本ではJTBヨーロッパ、クラブ・ツーリズムが仲介しているようなのでそちらのルートを狙ってもいいかもしれません。この方法だとツアー料金が約50万円くらいかかりますが、出場権を確保するのが確実です。

参考リンク

ロンドンマラソン2018サイト

ロンドンマラソン2018コースマップ

 

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