今年は年末年始を日本で迎えるべく、イギリスから一時帰国しています。日本で生まれ育った私ですが、国を離れずっとイギリスに暮らしていると、環境や慣習などに影響され、もはやイギリス人に近い感覚になっています。そんな状態で久しぶりに日本に帰ると、ずっと暮らしていた時には気が付かなかった日本のいいところ、悪いところがいろいろと目につきます。特に批判したりおだてたりといった気もないのですが、私個人が見た中で気が付いたことをそのままつぶやいたところ反響があったので、こちらにまとめておきました。
禁煙
世界喫煙デー5月31日:イギリスで禁煙導入後10年
5月31日は世界禁煙デー、世界保健機関(WHO)が世界中で禁煙を推進するために定めた日です。これにちなんで日本でも5月31日から1週間を禁煙週間とするなどして禁煙への取り組みを行っています。禁煙後進国と言われている日本ですが、外国に比べるとどうなのでしょうか。室内禁煙が導入されてから10年になるイギリスでどのような取り組みがなされているのか、その事情を紹介します。
日本の喫煙率 世界と比較 男女年代別の喫煙率や推移 禁煙対策や受動喫煙規制
世界保健機関(WHO)によると、毎年世界中で600万人が喫煙によって死亡しています。このため世界中で喫煙規制が進んでいて、多くの国で屋内の公共の場所での完全禁煙が実施されています。日本の喫煙率は年々減少の傾向をたどっていて今ではOECD平均並みの19.3%となっています。しかし、日本では屋内の喫煙規制が遅れていて受動喫煙対策が「前世紀並み」と評価。2019年のラグビーW杯、2020年の東京オリンピックに向けて室内完全禁煙を求める声が多く上がっています。
タバコ値段【2021年最新版】世界ランキング10月増税値上げ後も日本は安い?
2021年10月に紙巻タバコや葉巻タバコ、加熱式タバコなどの小売価格が値上がりました。それぞれのたばこの値段はいくらになるのか、最新情報を銘柄別にまとめました。また、日本の煙草の値段は他国と比較すると、高いのか安いのかを、マールボロを例にとって国際比較してみました。