生活の質が高い都市世界ランキング1位はウィーン。東京や大阪は?

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Vienna

アメリカのコンサルティング会社マーサーが調べた2018年世界生活環境調査によると、オーストリアの首都ウィーンが世界で最も生活の質が高い都市となりました。9年連続しての快挙です。東京は231都市中50位でした。ほかの都市はどうなんでしょうか。


世界生活環境調査

この調査は米コンサルタント会社マーサーが毎年世界231都市を対象に生活環境を調べて全体的なランキングをまとめているものです。

このランキングは海外進出する企業の参考にされており、駐在員に支払う報酬や手当を決める際の目安になるとされています。

評価の対象になる項目は下記の通りです。

  • 政治・社会環境(政治的な安定、犯罪、法律遵守)
  • 経済環境(銀行業務、通貨両替)
  • 社会文化環境(メディア、言論の自由、個人の自由)
  • 健康医療環境(医療サービス、疫病、下水道、大気汚染)
  • 教育環境(インターナショナル・スクールの存在と水準)
  • 公共サービスや交通機関(電気、水、公共交通機関、交通渋滞)
  • レクリエーション(飲食店、シアター、映画、スポーツ、レジャー)
  • 消費財(食料他の商品、自動車)
  • 住宅環境(賃貸住宅、家具備品、維持修理サービス)
  • 自然環境(気候、自然災害)

トップ10の都市は

1. Vienna ウィーン(オーストリア)

2. Zurich  チューリヒ(スイス)

3. Auckland オークランド(ニュージーランド)

3. Munich ミュンヘン(ドイツ)

5. Vancouver バンクーバー(カナダ)

6. Dusseldorf デユッセルドルフ(ドイツ)

7. Frankfurt フランクフルト(ドイツ)

8. Geneva ジュネーブ(スイス)

9. Copenhagen コペンハーゲン(デンマーク)

10. Basel バーゼル(スイス)

10. Sydney シドニー(オーストラリア)

Quality of life city

(Source:https://mobilityexchange.mercer.com/Insights/quality-of-living-rankings)

 

1位のウィーンは9年連続で首位となっていますが、その理由は?
文化環境や医療水準、家賃の安さなどが高い評価を得たということです。

上位10位(地図のピンク)11か国のうち、8都市がヨーロッパの中都市となっています。
特にドイツとスイスが3都市ずつ。

地図のオレンジが下位10か国です。最下位は前年に続き、イラクのバグダッドでした。

イギリスでは、ロンドンが去年より1ランク下がって41位。
交通渋滞と大気汚染がマイナスポイントとなっています。

アメリカの都市のトップはサンフランシスコが30位、ボストン35位、ホノルル36位、シアトル44位、ニューヨーク45位となっています。
ロサンジェルスは犯罪率が高くなり64位に落ちました。

日本の都市は?

日本は東京と神戸が50位、横浜が55位、大阪が59位、名古屋が64位となっています。

アジアだけでみると最上位はシンガポールの25位でそのあとのトップ5が日本の都市。

香港が71位、ソウルが79位、台北が84位、上海が103位、北京が119位となっています。

まとめ

この調査では大都市でない中くらいの規模の都市がランキングトップを占めています。

やはり大きい都市は生活の質という点では評価が落ちるんですね。

交通渋滞や大気汚染だけでなく、犯罪やテロ事件なども大都市が不利になる要因のようです。

ストックホルムは去年のテロ事件が原因で3ランク下がったとのこと。

過去20年間で生活の質が向上した都市にはサラエボやブラスチバなど東ヨーロッパの都市が上がっています。

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