日本男性が家事分担率の分野で他をひきはなして堂々と最下位になったという話を前にしましたが、そのときは家庭における男女の家事時間の割合ということで比較していました。男女間における家事時間の比較をしていてふと思ったのですが、日本人ってそもそも家事にかける時間が長いのではないかということです。
家事
家事男性参加率で日本は世界最下位。イギリスの場合はどうなのか
イギリス人家庭で海外から来る学生のホームステイのホストをしている知り合いがいるのですが、以前日本の大学生の男の子を預かったところ、家のことが何もできないのに驚いたそうです。その人はヨーロッパ諸国をはじめ世界中の学生を預かっているそうで、学生たちに特に強要はしないけれども時々簡単なお手伝いをお願いすることがあるとのこと。そういう場合、たとえばヨーロッパ諸国から来る学生は男女とも自分が使ったカップを洗ったり、洗濯物を干すくらいのことは普通にできます。でも、日本から来た男の子はそういうことが全然できなかったということ。
洗濯物ってたたまないといけないの?手抜き家事のすすめ
イギリスに来て長く暮らしていて、たまに日本の実家に戻ると慣れないことがいろいろあります。慣れないといっても生まれてからずっと20年以上も当たり前のように受け止めていた習慣なのですが「そうだったのよね。」といまさらながらに思うことです。そのうちのひとつに「洗濯物をたたむ」という行為があります。日本にいる人には「それが何?」ってことなのかもしれませんが。