マルセイユで本場のブイヤベースを:おすすめレストラン フォンフォン(と他の食べどころもご紹介)

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Bouillabaisse

マルセイユについては前回の記事でおすすめスポットを紹介しましたが、今回は食べ物についてお話します。マルセイユの食べ物といえば?そう、ブイヤベース!ですよね。むか~し貧乏旅行で行ったときは食べなかったので今度こそはと思っていましたが、これが意外に地元の人が行くような普通のレストランのメニューにはないんです。旧港あたりのいかにも観光客向けのレストランにはあったりして、値段も25〜35ユーロとまあ手頃です。

でも、マルセイユの人に「どこか安いところでブイヤベースを食べたいのだけどおすすめはある?」と聞いたとき、その答えは

「マルセイユで本当に美味しいブイヤベースが食べたかったら50ユーロ以下のところには行ったらだめ」ということでした。

そして代表的なお店として紹介してくれたのが旧港にあるミラマー それに、少し離れたところにあるChez-fonfonです。

ミラマーは大観覧車の近くにあってわかりやすく、前を何度も通りました。メニューが外に出ていてブイヤベースは63ユーロ、そして2人からと書いてあります。

「うーん、50ユーロよりずっと高いねー。」

はじめは1人分頼んでもう1人はサラダにしてシェアしようと思っていたのでそれもできません。お客さんはたくさん入っていますが、メニューをしきりに眺めて離れてしまう人たちもいて、私達と同じことを考えているのかも?

Brasserie (La Chope D’Or)

Grilled Daurade結局わたしたちも初日のランチからあまり高いものを食べる気もせず、その近くにある手頃な Brasserie (La Chope D’Or) で 店頭に手書きされた Plat du jour のお魚を食べました。

フランス語で Loup (英語で Sea Bass) と呼ばれるタイ科のお魚1匹をそのままグリルしてお皿にはみ出るほど。それにご飯とラタトィユとサラダがついてきました。

お店の人曰くお魚は「まだ動いていたよ」というほど新鮮で、塩焼きだけのシンプルな料理法にレモンをかけて食べるのにぴったり。でも日本人の私は「お醤油の小さいサシェを持ってくればよかった」と思いました。マルセイユに行く人は覚えておきましょう。

こちらのお料理は17ユーロなのでブイヤベースの4分の1くらいのお値段で、しかもとても満足しました。一つだけ難点は、お箸がなかったこと。骨付きのお魚をフォークとナイフで食べるのは面倒です。日本人が魚料理大好きなのに比べ、西洋人が骨を取った魚でないと食べたがらないのはお箸が使えないからだと思います。

お醤油だけでなくマイ箸を持参するといいでしょう。

Chez Fonfon

さて、マルセイユに来たのだからブイヤベースは1度は食べたいと思い、ちょっとリサーチしてみるとどうもフォンフォンというレストランがいいらしいということがわかりました。こちらは少し離れたところにありますが、前日そのあたりを通ったので海沿いをぶらぶら歩いて行けるということもわかっています。

ただわざわざ遠出するのに満席では困るため、予約をしたほうがよさそうです。幸いにもこのレストランにはサイトがあってオンライン予約ができるようになっています。木曜日に見たところ翌日の金曜日のディナーはすべて満席ですが、ランチはまだあいていて12時、12時半、13時から選んで無事予約しました。するとすぐに予約確認メールが来て安心しました。もし「絶対に」と思う人は予約するときにメッセージを書くことができるので「窓際の席希望」とか書いておいたらいいかもしれません。

Chez fonfon

フォンフォンは前記事で紹介したヴァロン・デ・ゾッフ( Vallon des Auffes)という小さな漁港にあって、雰囲気も抜群です。行き方もそちらに書いているので参考にしてください。

レストランはこじんまりとしていますが、2階もあって席はかなりたくさんあります。私たちは12時の開店と同時に行ったので静かでしたが、帰る頃にはいっぱいだったので、やはり予約しないと入れない可能性が高そうです。

Chez fonfon menuブイヤベースはこちらは1人分でも注文できるし、お子様用ブイヤベースメニュー(デザートにジュース付で16ユーロ)というのまであり、さすがグルメの国、子供のときから美味しいものを食べさせようとするのは尊敬に値すると関心しました。フランスのお高いレストランでは子供連れはあまり見ないものですが、こちらでは子供連れのファミリーも来ていて、それもリラックスしていい雰囲気でした。

 

chez fonfon amuse

私たちは最後に念願のブイヤベースを食べねばということでそれを2人分注文(1人53ユーロ)それにロゼワインの中瓶をシェアしました。

まず、アミューズとしてラスクのようなパンに野菜のあえものが出てきます。

Chez fonfon fish

 

冷えた美味しいワインをいただきながら待っていると「これがこれから料理するお魚です」と実際のお魚を見せてくれます。日本では見慣れないような種類のお魚が5種類くらいあります。色とりどりの新鮮そうなお魚です。

 

Bouillabaisseそれから、オレンジ色のスープが運ばれてきます。ブイヤベースのお魚のだしでとったスープで、山盛りになって出て来るラスクのようなパンと頂きます。パンにつけるソースも2種類出てきましたが、スープの味がかなり濃厚なのでこれだけで十分。スープは少し塩辛いのでワインが進みます。

そしてしばらくして料理されたお魚がほくほくのじゃがいもとともに運ばれてきます。こちらは骨が取ってあり、そのまま食べられるそうですが、少し小骨もありました。

このお魚やポテトをスープの中に入れて一緒に食べるということです。食べていると給仕のお姉さんが熱いスープを何度も足してくれるので、スープが冷めるということもありません。でも、スープを3杯も入れてもらうとさすがにお腹がいっぱいになってきます。

Chez fonfon coffee sweets

食事が終わるともうお腹が一杯でデザートは入らないのでコーヒーだけ頼みました。そうするとコーヒーとともにお菓子が出てきてこれがまたとても美味しかったです。

お勘定はブイヤベース (€53) x 2、ロゼワインの中瓶  €23、 コーヒー (€3.5)x2 合計2人で€136でした。

ということで、念願のブイヤベースを食べて満足、満腹、ほろ酔い気分で街までゆっくりぶらぶら歩いて帰りました。

 

イワシの唐揚げとフライドポテト定食が激安なお店

Sardine menu

ブイヤベース以外でもマルセイユでは美味しいものをたくさん食べました。前記事にビーチのそばにあるレストランのことを書きましたが、それ以外にも旧港の海沿いのテラスのあるレストランというか定食屋さんみたいなところで看板に書かれた「イワシのフライとフライドポテト €9.80 」というのに惹かれて夕食を。

旧港の海沿い Quai du Port 通りにレストランが連なっていますが、その一つ、かなりカジュアルでテーブルクロスもないようなお店です。安いのでちょっと大丈夫かなとは思ったのですが、マルセイユでは美味しくないものを出されたことがなかったので試してみました。

案の定、からりと揚がった新鮮なイワシにこれも美味しく上がったフライドポテト、シンプルなレタスのサラダの組み合わせでとても満足。ヴォリュームも満点。

イワシはまるごと頭も尻尾も食べられカルシウム補給にもなったはず。ビール€5 を足して2人で€29.60 という安さでした。

まとめ

昔パリに行ったとき、どこに行っても安いビストロでもそれなりに美味しいものを食べることができたものですが、最近は当たり外れがすごく多いです。私だけでなく、パリに住んでいる人でもそう言っていますから、やはり観光客が多いところはレストランの質が落ちるんでしょうか。それに比べてマルセイユでは毎食美味しいものを食べることができたので幸せです。

ブイヤベースはそれなりに高かったけど、他は安いものばかりなのに満足できるおいしさ。やはり観光客だけでなく地元の人相手のお店が多いので、手が抜けないのでしょうね。ということで、マルセイユに来たらブイヤベース以外にも安くて美味しいものをぜひたくさん食べてください。そして、お醤油とお箸を忘れないでね。

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