【フランス旅行】マルセイユで訪れたい観光スポット8選 (個人的なおすすめポイント)

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Marseille Old Port

お友達とフランス南部にあるマルセイユに2泊3日の旅行に出かけました。マルセイユというとずっと昔若い頃バックパッキングで一度訪れことがあります。そのときはニース、アビニヨン、ヴァンスなど絵葉書に出てくるような小綺麗な町や村にも行きました。マルセイユはそういうところに比べると大きい街で、落書きや落ちぶれた建物があったり治安が悪そうなところがあったりして観光客受けしないこともあるのですが、逆にそういう点が普通の人が住んでいるところという感じで心に残りもう一度行きたいと思っていたのです。

マルセイユはフランス最古の都市で天然の良港に恵まれ貿易の中心地として発展したということです。第二次世界大戦中にはドイツ軍の占領下におかれ大きな損害を受けたそうで、戦後に高層ビルが多く建てられ現代都市の様相もみせますが、今でも街を歩くと古い重厚な建物が立ち並び昔の面影が忍ばれます。

観光スポットとしては数々の教会、博物館、要塞やイフ城などの歴史的な建造物、足を伸ばせばカランクと言った景勝地もありますが、私にとってのおすすめポイントはやはり街並みと海の景色です。今回は私が実際に行った中で気に入ったところだけを紹介します。

マルセイユ駅 (Gare de Marseille Saint Charles)

Marseille station

マルセイユにはパリから飛行機でも行けますが、空港までの距離や搭乗までにかかる時間を考えると、TGV (テジェヴェ)と呼ばれる高速鉄道が便利です。パリ Lyon 駅から3時間くらいですが、TGVの旅は快適で2人でおしゃべりをしたり、カフェバーでココアを飲んだりしているうちにあっという間に着いてしまいました。

マルセイユのサン・シャルル駅舎は立派な古い建物で、旅行者にとって最高の表玄関となっています。少し小高いところに立っていて、駅舎から外に出ると地中海の眩しい日の光を浴びた街が見渡せ圧巻です。駅前に大きな階段があって、まるで大きなカテドラルに入るかのようなしつらえです。でも、大きなスーツケースを抱えた人はこの階段を避けて坂道を使ったほうが楽かもしれません。

旧港 (ル・ヴュー・ポート) Le Vieux Port

マルセイユの街の中心地にある港で19世紀までは貿易の中心地として栄え、今ではヨットなどレジャー用の船舶が立ち並んで圧巻です。また、さまざまな島や観光地に渡るフェリーや遊覧船が出ていたり、レストランやカフェが立ち並び観光の中心地となっています。大きな観覧車が目をひき、大道芸人や物売りなどもひしめきあっていて日がふけるまで賑やか。何となくイスタンブールを思わせるようなエキゾチックな雰囲気もするのは白人ではない移民が多いからかもしれません。

このあたりにはレストランがひしめいているので港をながめながらテラスでゆっくりランチやディナーを楽しみました。マルセイユは治安が悪いとも聞いていたので夜は出歩かないようにしようとも思ったのですが、あまりそういうようには感じなかったのでここで夕食も。そのあとはきれいな夜景を眺めることができ、また違った趣があって旅情緒をそそりました。

ノートルダム・ド・ラ・ガルド Basilique Notre Dame de la Garde

Notre Dame de le Garde

街のどこからでもふと見上げると丘の上にそびえ立つマルセイユのシンボルともいえる寺院です。私たちは街から上り坂を(ぜいぜい言いながら)歩いて行きましたが、旧港から観光用のトレインバス(プチトラン)が出ているのでそれに乗っていくと楽ちんです。

聖母マリア信仰のロマネスク・ビザンツスタイルの寺院で鐘楼の上に銀色に輝くマリア像が祀られ、海に出る船乗りたちを見守って来たということです。展望台からはマルセイユの街並みや海の彼方に浮かぶ島々がきらきら光って圧巻なので、ぜひ地中海のパノラマを満喫してください。

私たちのように夏の暑い午後に歩いて行って熱中症になりそうな人は寺院の中に入ってみましょう。ひんやりとして暗いベンチに腰掛けて休みがてら美しい寺院内の装飾をながめるのもよし、お祈りや瞑想にふけるのもよし。寺院内にはミュージアムやカフェレストラン、ショップ、自動販売機、トイレもあるのでゆっくり休憩することもできます。

 

マルセイユの街並み

       

マルセイユは大きい街で移動にはバスやメトロ、観光用のプチトランも出ていますが、歩けるところは歩いてみると景観を楽しむことができるのでおすすめです。緩やかな坂の交じる道が交差する街並みはとてもきれいです。

第2次世界対戦中に破壊されたあとに建てられた新しい建物もありますが、昔ながらの古い建造物もあちこちに残っていて、建築的にも手の込んだ装飾があるものが混じっていてはっとさせられます。今は博物館になっている証券取引所、市庁舎やオペラ座など荘厳な歴史的建造物も各所にあるのでぜひ訪れてみてください。

立派な歴史的建造物だけでなくても、古い街並みが大好きな私にとってこの街は普通の景観が心そそられるところで、ただ街を歩いているだけでも目の保養になりました。落書きがたくさんあったり手入れのされてないような建物もあるのですが、全体としては街の景観を守るための個人個人の努力や公的な制度がしっかりしているのはヨーロッパのどこに行っても同じです。

ビーチと海岸線

Plage des Catalans

海水浴ができる砂浜のビーチは街から少し離れたところにいくつかあります。街からはバスに乗ってもいいですが、一番近いビーチ (Plage des Catalans) は旧港から歩いて20〜30分くらいで行けます。このビーチは小さいですが、バレーボールコートやトイレ、シャワー、更衣室などがあり、見張りの人もいました。

私たちはこれよりもう少し先の Plages du Prado という大きいビーチ (バス83番と19番で行けます)に行きました。ここは大きな公園の横にあり、やはり更衣室やシャワー、トイレ、見張りの人がいました。海は遠浅のところもあってそこは子どもたちがはしゃいでいました。

Prado Beach Marseille

8月の終わりでこの日は曇り空だったのであまり暑いという感じではなく、海に入ると水が冷たく感じました。といっても大人はみんな砂浜で寝そべって日光浴をしていましたが。

このビーチから道路をはさんですぐのところに Le David というレストランがあって、そこでランチを食べましたが、とってもおいしかったです。

Plat du Jour(実はブイヤベースが食べたかったのですが、ここにはなくて翌日しっかりリサーチしてから食べました、それについては別に書きます)

Plat du jour と呼ばれる「本日の料理」が仔牛肉のTボーンステーキきのこソースにリゾットがついたもので、ヴォリュームいっぱいでした。お友達はスモークサーモンのパスタを食べてこちらも美味しかったそうです。他のお客さんが食べていたものもみんな目移りしそうなほどでした!

 

 

小さな漁港 ヴァロン・デ・ゾッフ( Vallon des Auffes)でブイヤベースを

Porte d'Orient旧港からマルセイユの海岸線を歩いてカタランビーチからさらに行くと右側に大きなモニュメント Porte d’Orient が見えてきます。戦没者慰霊のために立てられたと書いてあります。このモニュメントがあるところには Vallon des Auffes のバス停があり、街からここまでバス83番に乗って来ることもできるし、観光トレインも走っています。

このバス停から道路を挟んだ反対側にわたると Vallon des Auffes と書いてある小さなアーチが見えるのでそこをくぐって階段を降りてみてください。または、海側の小さな階段を降りて道路の下をくぐっても同じところに行けます。

Vallon des Auffes階段をおりたところがヴァロン・デ・ロッソ、とても小さな漁港に船がひしめいて停泊しています。港の周りにはレストランや小さなホテルなどが立ち並んでいます。私たちはここにあるシェ・フォンフォン (Chez Fonfon)というレストランにブイヤベースを食べに来たのですが、偶然にもすてきな風景に出会えてラッキーでした。レストランじたいの外観はいまいちでしたが、中はきれいだったし、食事にも満足。

(ブイヤベースについては別記事で紹介します)

フォンフォンはレストランの隣に Le cabanon de Fonfon という宿泊施設も経営しているので、ここに泊まることもできます。

Vallon des Auffes

 

アーティストとファミリーがくつろぐジュリアン広場 (Cours Julien)界隈

Cours Julien

クール・ジュリアンは私達が滞在したAirbnbにたまたま近かったので行ったのですが、観光客はあまり訪れない地元の人が集まる広場です。といってもオールドポートや駅からも歩いて(10分/15分)行ける距離にあるし、メトロの Notre Dame du Mont から降りてすぐ。

ボヘミアン風の小さいお店やバー、レストランが立ち並ぶ広場で、真ん中に遊び場があって子供がたくさんはしゃいでいました。その周りのバーで大人が楽しそうにおしゃべりしていて、とっても落ち着く風景です。

食料の買い出しにスーパーマーケットを探していたところ、近所のおばさんに教えてもらったのがここでした。スーパーで食料やワインを買い、パン屋さんでパンを買って夕食と朝食にしました。でも、この広場で地元の人に混じってご飯を食べてもよかったなーと思いました。女性の二人旅で夜はあまり出かけないほうが安心だし気楽かなと思っていたのですが、このあたりは子供もたくさん遊んでいて危ない印象は全然ありませんでした。

この界隈はかなり古い古本屋さんとか、ミュージックショップとかがあってボヘミアンな雰囲気。そして、どこもかしこも落書きだらけです。といっても、その落書きもかなりアーティスティック、見ているだけでも面白いです。

ショッピング (デパート、高級ブランド、お土産物屋)

Hermes Marseilleマルセイユは大きな街だけどパリのように気取ってなくて庶民的な感じ。ギャラリーラファイエットという有名デパートもありますが、こじんまりとしています。でも、ここでマルセイユの地図がただでもらえたので、ツーリストインフォメーションを探さずにすみました。マルセイユではたくさん歩いたのでこの地図にはお世話になり、2日後にはボロボロになっていました。

マルセイユの高級ブランドがあるストリートはグリニャン通り (Rue Grignan)という小さな道なので見過ごしがちですが、エルメスやルイ・ヴィトンなどがあります。パリだとこの手の店には中国人が行列をなしていますが、マルセイユではお客さんが少なくてお買い物がしやすそうです。

マルセイユのお土産はというと、マルセイユ特産の石鹸とかラヴェンダーでできたさまざまな商品がお土産物屋さんなどにならんでいます。また、お友達はカリソン (Calissons)という小さなアーモンドの形をしたお菓子を買っていました。マジパンに似た甘いお菓子で、マルセイユからも近いエクス・アン・プロヴァンスの特産だとのことです。

Librairie Maritime la cardinale土産物屋に並ぶ商品はどれも似たようなものばかりでなんだかなーと思う人にいっぷう変わった、でも港町のマルセイユらしいお店をご紹介。ショーウィンドウの錨イラストのマグカップにつられて偶然に入ったのですが、海に関する本や商品ばかりを集めたお店です。

Librairie Maritime la cardinale という名前で旧港界隈、石鹸博物館のちょっと先にあります。ここは海が好きな人には必須のお店で、海や釣り、船、セーリングにまつわる本が所狭しと並び、マリンスタイルの食器や小物なども揃えてあり、ちょっとしたお土産を買うのにも最適。

Librairie Maritime la cardinale (住所は 26 Quai de Rive Neuve, 13007 Marseille)

まとめ

マルセイユには他にも歴史的な建造物や博物館、イフ城、城塞など有名な観光スポットがあります。私たちは2泊3日のマルセイユ滞在中、ビーチと美味しいものを満喫するのが主な目的だったのでそういうところには行っていないため、こちらは少し偏った案内になっています。

私はいわゆる観光スポットよりも普通の街並みや地元の人がどんなふうに生活しているかを感じるのが好きなので、今回のマルセイユ滞在に大満足しました。特に嬉しかったのがブイヤベースをはじめ、食べたものがすべて美味しかったこと、これについては長くなるのでまた別記事に書きますね。

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