イギリス人男性が好みの女性タイプや恋愛観を経験者目線で暴露:日本人女性を好むイギリス人もいる?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
Couple

Last Updated on 2020-01-11 by ラヴリー

イギリス人男性はどんな女性が好みなのでしょうか。これまでイギリスに長く暮らし、自身もイギリス人と結婚、またイギリス人同士や日本人を含む国際結婚カップルをたくさん見てきた中でわかった、彼らの恋愛観などを経験者目線でご紹介します。かなり本音を言っちゃいますが(独断と偏見に満ちているかもしれない)私の個人的な意見であることはあらかじめご了承ください。(2020年1月更新)

Contents

イギリス人の恋愛は一途

イギリス人男性といっても人さまざまで個人差はもちろんありますが、他の国の男性と比べて全体的に言える傾向はあると思います。
まず、彼らの恋愛観からみていきましょう。

アメリカ人や一部のヨーロッパ人など、カジュアルな付き合いを好む人たちも多い中、イギリス人は一般的に恋愛に対してかなり一途なところがあります。

ジェームス・ボンドのような例外中の例外は別として、複数の女性とカジュアルに付き合ってから本命を選ぶというようなことはめったにありません。

また、恋人になってから、結婚してからもカップルの仲がよく、人前でべたべたすることはないにせよ、パートナー女性を大切に思っていて、それが傍目にもわかります。

どこに行くにも何をするにも一緒というのが普通で、浮気などで悩む心配はあまりなさそうです。

イギリス人男性が好む女性とは?

イギリス人男性はどんな女性が好みなのでしょうか。

これにはもちろん個人差がありますが、私の見解では大きく分けて2つに分かれます。

イギリスは良くも悪くも階級社会で、今でも「紳士」とそれを理想とする層、そしてそうではない人たちに分かれていますが、女性の好みの傾向もこれによっておおまかに違ってきます。

この2つを順番に説明します。

見た目よりも中身

イギリス人の政治家とか、成功している人、名誉やキャリアがある人の奥さんの見た目がパッとしないことがあるのに気がついたことがありませんか?

アメリカ人やフランス人、イタリア人などだと、そういう人の奥さんは総じてお美しく、スタイルも抜群でファッションにもお化粧にも気を使っていることが多いです。

それに比べイギリス人で、ある一定の教育がある男性が選ぶ女性は概して外見をあまり気にせず中身で勝負という女性が多いようです。そして、イギリス人男性も外見を飾り立てるよりも、知的で個性的な女性を好む傾向にあります。

こういうイギリス人男性は、日本人男性が一般的に好むような「かわいい」「きれいな」「やさしい」といった理由で女性を選びませんし、甘えたり「媚び」を売ったりといった言動に魅力を感じません。

それよりも「人間として尊敬できる」「人格がすばらしい」「一緒にいて楽しい」「知的で話が面白い」「自分の考えがある」といった理由が大きいのです。それにくらべて外見の美しさは二の次です。

もちろん、中にはその両方を兼ね備えた女性もいますが。(天下のプレイ・ボーイだったジョージ・クルーニーを射止めたアマル・クルーニーなどがいい例でしょうか。)

たとえば、かつて若くて美しかった、かのダイアナ妃と結婚したチャールズ皇太子が、それほどきれいでもない年上のカミラ夫人という人妻と関係を続けたことを思い出します。ダイアナはきれいで、純な心を持った女の子だったのでしょうが、チャールズにとっては一方的に頼られる若い女性より、大人で話も面白く、趣味も合うカミラのほうが一緒にいて楽しかったのでしょう。そのせいでチャールズとダイアナの結婚は不幸な結果となってしまいました。

イギリスのこういう男性が好む女性は総じてある程度の教育水準があり、自分の生き方、仕事などについてもしっかり考えているので、キャリア的にも成功している人が多いです。

かつての労働党党首トニー・ブレア夫人のシェリー・ブレアは法廷弁護士でした。4人の子供を育てながら、首相夫人としての役目も果たしながら。その後の首相夫人サラ・ブラウン、サマンサ・キャメロンも子供を育てながら自らのキャリアを両立している女性でした。そして、自ら首相となったサッチャーや今のメイ首相も結婚していて、イギリスという国を指導する大事な職を夫のサポートによって遂行しています。

こういう環境で育つイギリス人は小さい頃から男女ともに教育、そして「自分で考える事」を奨励されます。結果、イギリスの大学進学率は男性よりも女性のほうが高く、 女子学生の半分は大学に進学しています。

そして、そういうイギリス人女性は、一部の上流階級のお嬢様をのぞけば、精神的にも経済的にも自立して自分で生きていけるように期待され、自らもそれを希望しています。その上で自分の好きな男性に出会い、結婚(または同居)して子供も持つというのが理想だとされています。なので、女性と男性は対等な立場であり、男性の方が年や収入やキャリアや身分が上でないとならないといったような先入観はありません。

日本人の中には、イギリス人だけでなく欧米人女性は気が強くてプライドが高いという印象を持つことがあるようですが、彼女たちはいいオトナになったら、親や夫など誰かに頼るといったことをよしとしないため、自立を目指すためにそう見えるということでしょう。

イギリス人男性もそういう女性を好み、尊敬し合えることができる相手と自立したオトナの人間として公平な立場で恋愛関係を持つのを理想としています。なので「若いかわいい女の子がいい」などという人は少なく、年上の女性と一緒になる男性も少なくありません。

また、一緒になっても女性が仕事をやめて「家庭に入る」ということは少なく、男女が協力して家事を分担し、子供を育てるというかたちになります。イギリスには「イクメン」という言葉はありません。産後すぐや授乳期をのぞいたら、男女が子育ても半分ずつ分担するのが、今や当たり前になっているからです。

金髪ブロンドが好きな男性層は?

イギリス人男性の中にも女性の「見た目」を重視する人たちももちろんいます。どちらかというと教育程度が高くない労働者階級の人たちにそういう人が多く、誤解と偏見をおそれずにいうと、サッカー選手やポップスターの妻やガールフレンドを見るとだいたいの傾向がわかると思います。

そういう男性はパブに行って、きれいに着飾ってメークもバッチリのブロンド女性を物色します。

女性も教育程度が高くない下層階級の人たちは一般的に、お化粧に時間を費やしダークな髪もブロンドに染め、ミニスカートやタイトなパンツに見を包んで男性にアピールしようとすることが多いです。パブでも職場でも、男性を引きつけるためにいつも注意を払っていて、こういう女性店員にあたったら、女性客は冷たくあしらわれるので困りものです。

職場でも、キャリアでない事務職や派遣職員などはこのような女性である傾向があり、管理職やキャリアを目指す女性が化粧っ気もなくパンツスーツで立ち働いているのと対照的に、きれいにメークしてミニスカートにハイヒールをはいて、お茶室で男性社員とおしゃべりしていたりします。

こういう女性にとって男性を惹きつけるためには、女性としての見かけでアピールする必要があるのです。そして、そういう女性を好む男性もいるので、世の中はよくできているものだと思います。

日本人女性を好きになる理由は分かれる

これまで話してきたのはイギリス人男性の女性の好み一般ですが、日本人女性の場合、アタマにおいておかないといけないことがあります。

それは、イギリス人男性の中には、日本人女性が好きな人たちが一定数いるということです。「日本人女性はモテる」のです、あるグループのイギリス人男性に。

でも、なぜモテるのか、その理由を知っておく必要があります。

日本人女性は「理想の妻」として国際的なジョークになっているくらい知られていることはご存知ですよね。

慎み深く、オットにかしづき、家庭に入り家事育児をすべて一人でこなし、いつも身ぎれいにして、かといって浮気などは絶対考えず、夫の一歩あとを歩いてほほ笑みを浮かべているという、ひと時代前のステレオタイプです。

そして、イギリス人男性の中にはそういった日本人女性と一緒になりたいと思っている人たちが一定数いるのです。

おおむね保守的な男性で、自分の母親がそうであったから自分の妻にもそうしてもらいたい。でも、イマドキのイギリス人女性にはそういったことを期待できない、というよりは、そんなことを言っていたら見向きもされないことを知っている人たちです。

私の知り合いの日本人女性と結婚している男性にもこういったタイプの人たちがいます。そういう男性はイギリス人なのに、日本人男性のように保守的な人が多いです。そして、その人達の日本人妻は日本の専業主婦のように夫のために何もかもしてあげているのです。「うちのダンナって家じゃ何もしないのよ。」と言いつつ。

それで両方が納得していたら、それはそれでいいと思います。日本人女性の中には、あくせく働くより玉の輿に乗って専業主婦になりたいと思う人もいるようですから。けれどもそうでない人は、結婚してから「こんなことではなかった」と唖然とすることがないように、こういうイギリス人男性もいるということをアタマに入れておきましょう。

イギリス人男性と結婚するには?

ここだけの話ですが、イギリス人男性は結婚相手としてかなりおススメです。

もちろん個人差があるのですべての人に当てはまるわけではなく一般的に言っての話ですが、恋愛や結婚に対して真面目であること、女性やパートナーにやさしく理解があること、女性を下に見たり、かわいがる対象として扱うのではなく人間として尊敬してくれる点がいいところだと私は思います。

それから一緒に暮らすのに、家事や育児も半々に担当してくれるので、日本で暮らすのに比べ女性はかなり楽ができます。

大きな声では言えませんが(言ってますが)私は日本人男性ではなくイギリス人男性と結婚してよかったと心から思っています。

そんなイギリス人男性とどうしたら結婚することができるのか、経験者として私なりの見解やアドバイスをご紹介しましょう。

でも、今回はちょっと長くなってしまったので次の記事に続きます。

イギリス人男性と結婚するにはどうしたらいい?自身の経験や事例からのアドバイス

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

Adsense




イギリスおすすめ格安SIMカード:giffgaffは月6ポンドから(£5クレジット付)

Get a free giffgaff Sim

コメント

  1. 国際恋愛を通して知った事実 より:

    いまだに日本女性はモテるとか言ってる痛い国際結婚組いるんだ・・・
    今では「落としやすい」の象徴と化してるのに(事実かはおいといてね)
    ジュリアン・ブランクなんて存在をうむださせたのを知らないのかな

    まあ昔は確かに英国には日本女性ブームっていうのはあったよ
    日本映画は必ずといっていいほど日本女性を美化したつくりだったから日本文化好きの男性はさぞ憧れたでしょう
    国際ジョークっていうのもそういう日本女性フェチの男性がつくった狭い世界のもので別に国際的に有名だったジョークではない
    わたしは世界にでてそのジョークを聞いたことないから

    >こういうイギリス人男性は、日本人男性が一般的に好むような「かわいい」「きれいな」「やさしい」といった理由で女性を選びませんし、甘えたり「媚び」を売ったりといった言動に魅力を感じません。

    わたしは日本女性側にも問題があると思ってます
    つい最近メイ首相なんてのもいましたがメイさんみたいに国を任せたくなるほどの愛国心があって他国にもはっきり意志表示ができる日本女性なんていますか?
    外国男性に媚びながら「世界にくらべて日本は~」と言ってるのが関の山でしょう
    世界で日本女性はけして知的だと思われてませんよ

    1. ゆうか より:

      どうでしょう?オーストラリア、アメリカに住んでいましたが日本男性よりは日本女性の方が受けがいいですね。
      たぶん西洋の男性が性的に強い、また興味があるということでしょう。(日本人女性に限らず、アジア人女性にということです)西洋女性で、アジア人男性が好きという人も結構います。
      知的部分もありますが、やはり肉食だなぁと住んでて感じました。

  2. pipipi5656 より:

    国際結婚は、どこの国の人と結婚するかという前に、相手の故国での出身階級、生育環境、教育レベル、生活レベル、職業、収入を付き合う前にしっかり把握した方がいいな…と思いました。

    でも、如何にリベラルで教育があっても、欧米の白人は有色人種を同じ人間とは思ってませんね(実際に経験(`_´)=3)。

    下層階級はあからさまな差別発言、行為をしますが、教育レベルの高いミドルクラス以上の層は表立ってはしません。でもそれは用心深いだけで、こちらの方がむしろ陰険でタチが悪いと思いました(同じく実際に経験(`_´)=3)。
    本当に「超ムカつく」経験でした。

  3. daisy より:

    国で好きになるっていうのは本当に差別っぽいですが、ミーは、アメリカからイギリスに引っ越すつもりなので、役に立ちました

コメントを残す

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください