新入社員へのメッセージ:若い女性たちへ先輩女性から

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Businessmenwomen

4月1日というと、日本ではぴかぴかの新入社員が仕事を始める日ですね。私もウン10年前のことを思い出します。社会人として初めて働き始める人たちは期待と不安で胸がいっぱいの時期かもしれません。そんなあなたに先輩女性がアドバイスを。


「残業しません」宣言

始業時間に遅刻しないのはもちろんですが、正式に定められた就業時間を守りましょう。
時間内はだらだらせず、精一杯働いてください。けれども残業をする必要はありません。
初日に「私は残業をしません。」宣言をするのもいいでしょう。

他の人が残業していても気にせず帰りましょう。
その代わり、就業時間内はきっちり仕事をしてください。

いつも時間対効果を考え、時間当たりの労働生産性を高めることを意識してください。
仕事をする上で優先度や能率性を考慮し、ルーティーンを変えることで能率を高めることができるのであれば、自分の仕事のものでも職場共有のものでも、改善の提案をしてみましょう。

日本人は長時間働いているのに労働生産性が低いのです。欧米諸国では労働時間は週に35~38時間程度で残業や休日出勤などほとんどありません。いい結果を出すためになるべく短い時間で働く労働者が優秀であり、ただ長い時間働いている人は生産性がないと評価されます。

日本では長時間働くことが美学であり、上司も「若いころはもっと働いていた。」「楽をするな。」というかもしれませんが、同じ結果を出すのなら、時間は短ければ短いほどいいのです。

周りの常識が常識とは限らない

他の人が残業しているのに自分だけ早く帰るわけにはいかないと思いますか。

あなたの会社で長いこと続いている慣習やルーティーンにはそれなりの価値があるのだから従ったほうがいいと思いますか。

私だけでなく、ほかの人もほかの会社で同じように長時間働いたり、先輩や上司のいうことを聞いているのだから、仕方がないと思いますか。

あなたはまじめで優秀で子供のころから「おりこうさん」「いい子」と呼ばれ、宿題も試験勉強もきっちりやり、親や教師や周りの期待に応えてきたかもしれません。
そういう人が会社に入ると周りの期待に応えようとして頑張りすぎ、体をこわしたり精神的にまいったり、はては過労死にまで至ったりするのです。

親、教師、上司や先輩のいうことがいつも正しいとは限りません。

これまでは「養われていた」身だったので、他人のいうことを聞かざるを得なかったところもあるでしょう。でも、あなたはもう社会人。自分で働いたお金で身を立てていくことができるのです。自分で考えて自分の考え通りに行動しましょう。

「ほかの人がどう考えるか。」と思い悩む前にまず「私はどう思うのか。」「どうしたいのか。」を考えましょう。

「こんなことをしたら嫌われるのではないか。」と思うかもしれませんが、気にしなければいいのです。あなたがあなたでいることを認めてくれる人、好きでいてくれる人はきっといます。そういう人たちだけを大事にすればいいので、八方美人にならなくてもいいのです。

仕事以外の人生も大切に

新入社員のときは「会社」がすべてと思うかもしれませんが、それはあなたの人生の一部分にすぎません。

もちろん「天職」と思える仕事につくことができて仕事をするのが楽しくて仕方がないと思う人もいるかもしれません。
「この会社で定年まで働くんだ。」と思う人がいるかもしれません。

でもほとんどの人はそういう境遇ではないでしょう。

就業時間後の付き合いなど(自分でしたいと思わなければ)しないでいいのです。
それよりも、さっさと退社して自分の好きなことをしましょう。

仕事以外にしたいことを見つけてください。趣味でもいいし、仕事には直接関係のない勉強でもいいでしょう。何かわくわくすること、夢中になれること、休日には仕事のことをすっかり忘れて楽しめることがあったらリフレッシュできます。

また、仕事仲間以外の人に会うことも大切です。昔からの友達でもいいし、趣味を通じて知り合う人でもいいですね。そういう人に出会うためにも、いろいろなところに積極的に出かけていきましょう。

今の会社や仕事以外の人生を持っておくと、仕事で何か困ったことがあった時、広い目で問題を検討することができます。また、社外の人脈、本職以外の趣味や特技から副業や転職の可能性も出てくるかもしれません。

今の時代は何事も目まぐるしく変わる世の中です。入った会社で安泰と思っていてもいつ状況が変わるかわかりません。また、自分が本当にやりたいことが社外で見つかるかもしれません。リスクヘッジのためにも、将来の可能性を追求するためにも、世の中を幅広く見つめ新しい情報にも敏感でいてください。

今の会社に自分の人生を捧げるような生き方をしてはあなたのポテンシャルがもったいないのです。それに見合う仕事をしていると感じていない限りは。

女子力について

会社では男性、特におじさん上司の女性蔑視の傾向や支配欲にうんざりするかもしれません。

(日本では)会社というものはそういうおじさんのためにできているので仕方がないようです。そういうおじさんは昔のやり方のまま、考え方のまま、新しいことを学ぼうとせず、自分が正しいというやり方を若い人たちにも押し付けがちです。

多くの人は悪気はないのですが、そもそも女性はこういうものであるという期待感が根強く、そうではないということにすら気が付いていないのです。彼らが思う女性像というのは控えめで人に親切にし、いつも明るくにっこりと微笑み、気配りを見せ、男性に言われたことは何でも喜んでやって、その上人を立てる。言われた仕事はよくするけれど、よけいな口出しはしないで、出世欲はなく、給料も多くを要求したりはしない、といった感じでしょうか。

多分イマドキそんな人はいないと思うけど、もしあなたが「私もそうなりたい」とか「そうなるように努力しなくちゃ」と思っていたとしたら、これまでの育ち方が間違っていたと思ってください。

まともな考えを持つ人は女性だって男性と同じように自分の意見や欲望はあるし、いつも世のため、人のためにつくしてばかりはいられないと思いますよね。それなら、おじさんの期待に沿うような言動をしないでください。「女子力」があるねと言われてうれしがったりしている場合ではないのです。

女の子としてではなく、人間として尊敬されるような働き方、生き方をしてください。

私が新入社員だった時

以上のアドバイスは今の私が新入社員だった私にしてあげたかったアドバイスです。

若い時は目の前のことに一生懸命だし、周りに影響されて自分がいる環境や常識が当たり前で正しいと思いがちです。

でも、そういった「常識」に流されず、自分なりの考えをもって生きていたら、こんなに回り道せずにもっと自分の人生を謳歌できたのではないかと思うのです。私は私なりにぶきっちょながらも軌道修正してしたいことをしてきましたが、そこまでの時間が長くかかりすぎました。

だから、あなたもあなたでいてください。

そして何より頑張りすぎないでください。先は長いのですから。

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