移民

ゼノフォビア(外国人嫌悪)移民問題・コロナ鎖国で世界から見放される日本

近頃、日本で排他的な風潮が見られて気になっていたのですが、それがコロナ水際対策でさらに勢いを増したようです。これまでは一部の国民や保守思想を持つ政治家などに限られていた傾向が一般国民の間でも普通になってきたように感じられます。そう思うのは私だけではないようで、米国ブルームバーグが日本についての記事見出しに「ゼノフォビア(外国人嫌悪、排外思想)」という言葉を使うまでになっています。

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英国グラスゴーの隣人に助けられた移民たち

Kenmure St Glasgow

英国スコットランドのグラスゴーで、インド系移民2人が移民法違反の疑いで連行されようとしたところ、住民が抗議して解放されたというニュースがありました。その出来事について紹介し、日本での移民難民問題についても触れます。

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国連人種差別撤廃委員会日本国審査:慰安婦、ヘイトスピーチ、移民、アイヌ、沖縄など

UN CERD

8月16日から国連人種差別撤廃委員会による日本審査が行われました。これは日本における人権状況を対象に行う審査で日本政府代表が日本での人種差別撤廃に関わる取り組みについて報告した後、委員による質問を受け、それにこたえるものです。委員会では日本におけるヘイトスピーチ、韓国・朝鮮人、アイヌ民族、沖縄、難民、移民、などについての人種差別について話し合っています。国際的にみて人種差別という観点から日本のどのような点が問題になっているのかが浮き彫りにされ示唆に富む内容になっているので、ご紹介します。

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世界難民の日:難民と移民の違いは?安倍首相も間違えた

Refugee

6月20日は『世界難民の日』(World Refugee Day)です。難民のことはニュースなどでよく聞くけど遠い世界のことと思っている人も多いのでは。また「難民」と「移民」を混同してしまっている人もいるようです。安倍首相でさえ間違えたのですから。今さら聞けないと思っている人に難民について簡単に説明します。

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ウインドラッシュ世代問題で英内相辞任へ:イギリスの移民政策

最近イギリスでは「ウィンドラッシュ」世代の移民についての問題がエスカレートしてきてスキャンダル状態になり、内相辞任にまで発展しました。ウィンドラッシュ世代とはどういう人たちなのでしょうか。合わせて、イギリスの移民に対する規制やその推移についてもお話します。

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イギリスEU離脱国民投票 直接民主主義と間接民主主義

Vote Leave

2016年6月23日に実施されたイギリスのEU離脱国民投票はBREXIT離脱派が残留派をわずかに上回る結果になりました。そもそも残留という結論でこの問題に終止符を打ち、自分の政権を強固にしようとした前キャメロン保守党首相の身勝手な博打がイギリスのみならず、EU、ひいては世界中に影響を与えるという結末になったのです。それにしても与野党とも支持していたEU残留がどうして離脱派に負けてしまったのでしょうか。

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