近頃、日本で排他的な風潮が見られて気になっていたのですが、それがコロナ水際対策でさらに勢いを増したようです。これまでは一部の国民や保守思想を持つ政治家などに限られていた傾向が一般国民の間でも普通になってきたように感じられます。そう思うのは私だけではないようで、米国ブルームバーグが日本についての記事見出しに「ゼノフォビア(外国人嫌悪、排外思想)」という言葉を使うまでになっています。
海外 Abroad
在外投票:海外邦人が選挙権を行使できないのは違法?
参院選が行われるので在外選挙の手続きをすすめる連絡が日本大使館から来ました。海外在住の有権者の中には、投票したくても投票できない人がいたり、一票を投じるために多額の費用や手間がかかった人がいます。その上、最高裁裁判官の国民審査については投票そのものができません。日本人として投票する権利やそれを行使する制度があるのに実際に行うことが不可能に近いほど煩雑な手続きを要するのはなぜなのでしょうか。
プリンセス・マコの結婚【海外の報道まとめ】
秋篠宮家の眞子内親王が10月26日に夫・小室圭と正式に結婚したのち、記者会見を行いました。このニュースは日本ではもちろん、海外でも幅広く報道されています。この結婚に関する様々ないきさつだけでなく、その陰に潜む日本の皇室の問題や日本における家制度や女性の扱いなど幅広い問題に言及しているものも多くあり、それらをまとめて紹介します。
水際対策緩和の遅れが国際問題に「鎖国日本」を見限る留学生やビジネス
ワクチン接種が進んだ各国でコロナによる入国規制が緩和されつつある中、厳しい水際対策を続ける日本政府の政策に、国内外のビジネスや日本への留学を待ち続けている学生、在日外国人やその家族などから批判や苦悩の声が増しています。
デルタ後はwithワクチンでもwithコロナで共存する道へ
新型コロナウイルスによる被害、ワクチン接種、アルファやデルタ株流行でも「先進国」といえるイギリスで、これからはコロナとずっと共生していかなければならないということが語られるようになりました。救いの星と期待されていたワクチンをもってしても、ゼロコロナを目指すのはもう無理なのでしょうか。
アストラゼネカワクチンのデマで多くの命が失われる悲劇
アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンは、その効果、値段、使いやすさのため、世界中で期待されていました。けれども根拠のない評判によって、ワクチンへの信頼性が落ち、結果として貧しい国でたくさんの命が失われることになりました。
コロナワクチン①日本の接種遅れの理由は政府の作戦?
新型コロナウィルスワクチンの接種が世界中で進んできました。日本の接種状況は諸外国に比べ遅れていますが、その理由は何なのでしょうか。ワクチン接種に関する記事①で日本の状況、②でイギリスの状況を見ていきます。
東京五輪は今年開催すべきか延期・中止すべきか【海外の反応】
新型コロナウィルスの影響で1年延期となった東京五輪の開幕まであと100日を切るタイミングで海外メディアでもこの話題について取り上げられることが多くなっています。その一部をご紹介しますが、悲観的な報道が多いようです。
カマラ・ハリス:米国初の女性・黒人副大統領となるのはどんな人?
2021年1月米国の第46代大統領に米ジョー・バイデン、副大統領としてカマラ・ハリス上院議員が就任しました。女性としても、アフリカ系、アジア系の候補としても米国としては初の副大統領誕生ということで注目されていますが、カマラ・ハリスとはどんな人なのでしょうか。
英医学誌BMJ掲載「日本のCovic-19対応について」への反響
日本の新型コロナウィルス対応について英医学誌に発表された英文の論文を簡単にまとめてツイートしたところ、思いがけずかなりの反響があったのでまとめておきます。どんな論文だったのか、それに対する日本人の反響のまとめ、それに対しての私見を述べます。