ワクチン接種が進んだ各国でコロナによる入国規制が緩和されつつある中、厳しい水際対策を続ける日本政府の政策に、国内外のビジネスや日本への留学を待ち続けている学生、在日外国人やその家族などから批判や苦悩の声が増しています。
コロナ禍のイベント:五輪やフジロック、イギリスのライブやサッカー実験
新型コロナウイルスが流行している中、東京五輪が賛否両論の中開催されました。今年はフジロックも行われますが、こちらも反対する人や出演者辞退の話を聞きます。イギリスではコロナによるロックダウン中、大規模イヴェントは禁止されていましたが、解除にあたって安全なのかどうかを調べる実験を行いました。
デルタ後はwithワクチンでもwithコロナで共存する道へ
新型コロナウイルスによる被害、ワクチン接種、アルファやデルタ株流行でも「先進国」といえるイギリスで、これからはコロナとずっと共生していかなければならないということが語られるようになりました。救いの星と期待されていたワクチンをもってしても、ゼロコロナを目指すのはもう無理なのでしょうか。
アストラゼネカワクチンのデマで多くの命が失われる悲劇
アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンは、その効果、値段、使いやすさのため、世界中で期待されていました。けれども根拠のない評判によって、ワクチンへの信頼性が落ち、結果として貧しい国でたくさんの命が失われることになりました。
アストラゼネカワクチンは安全?副作用は?なぜ安い?
アストラゼネカ製のコロナワクチンを40歳以上を対象に公的接種に加えると日本政府が発表しました。このワクチンは既に承認されていましたが、ファイザーやモデルナと違い、これまで使用されなかったのはなぜなのでしょうか。
東京五輪やコロナで海外に暴露された日本の問題:人権と民主主義
ずっと外から日本を見ていて思うことですが、東京五輪とコロナのせいで、これまで隠れていた日本の病巣がパンドラの箱を開けたように外国に暴露されているようです。日本政府のコロナ対策や東京五輪についての不手際や問題だけでなく、広く日本社会の人権問題(人種やジェンダーなどの差別、排外主義、格差と弱者切り捨て、同調圧力、いじめやヘイトなど)、政治やメディアをはじめとする民主主義上の欠陥など。どれも前からあった問題ですが、これまで解決されてこないまま先送りにされていたものが、海外メディアが報道することで国際社会の目にさらされてしまったのです。
デルタ(インド)変異株で感染再拡大中のイギリスから日本が学ぶべきこと
イギリスではアルファ(イギリスB1.1.7)変異株によるコロナ第2波が収まり、ワクチン接種普及と共にコロナ感染も死者数も急減していましたが、ここに来てデルタ(インドB.1.617.2)変異株による感染拡大が急増中です。日本もイギリスの後を追っている状況なので、イギリスの事例から学べることがあります。
英国グラスゴーの隣人に助けられた移民たち
英国スコットランドのグラスゴーで、インド系移民2人が移民法違反の疑いで連行されようとしたところ、住民が抗議して解放されたというニュースがありました。その出来事について紹介し、日本での移民難民問題についても触れます。
コロナワクチン②イギリスの接種状況と開発秘話
コロナワクチン①日本の接種遅れの理由は政府の作戦?では、新型コロナウィルスワクチン接種の日本の状況についてお話しましたが、この記事では私の住むイギリスのワクチン接種状況について紹介します。
コロナワクチン①日本の接種遅れの理由は政府の作戦?
新型コロナウィルスワクチンの接種が世界中で進んできました。日本の接種状況は諸外国に比べ遅れていますが、その理由は何なのでしょうか。ワクチン接種に関する記事①で日本の状況、②でイギリスの状況を見ていきます。